房総半島1周ドライヴ パート13(2006.7.22)

 

持っていったアルバム

 

 さて、もうすっかりおなじみの房総半島1周ドライヴです(爆)。そろそろ別のルートでも開拓しようかと思ってもいるのですが、惰性でこっちに来てしまいます。また、このドライヴ・レポートを楽しみにしてくださる方も少なからずいるので、その方たちのためにも・・・ね?

 例のごとく、過去のレポート(パート1パート2パート3パート4パート5パート6パート7パート8パート9パート10パート11・雨編パート12)もあわせてごらんください。千葉県の道路地図を手元に置くと分かりやすいでしょう。今回も単独の旅で、ルートは前々回と同じ(前回とほとんど同じ)。今回も、前回ほどではありませんでしたが起きるのが遅れて平均より遅い朝8時に出発。そして、帰ってきたのは8時40分頃。今回も、折からの豪雨の影響が心配されましたが、この日は曇りとまずまずの天気で、途中では晴れ間も見られました。真夏!とまでは行きませんでしたが、要所要所で夏を感じさせる旅でした。

 今回の車内BGMは、さらに手を加えて今までとはかなり変えてみました。とはいえ、外せないところはそのままですが・・・。ポールのアルバムは5枚で、「ロンドン・タウン」「プレス・トゥ・プレイ」はもちろん残留。前回初登場の「オフ・ザ・グラウンド・コンプリート・ワークス」は今回はCD-2のみ。好きな曲がたっぷりなので、ね。「フラワーズ・イン・ザ・ダート」は今までよく出たのでよいとして、単独ドライヴとしては初めて、名盤(と呼ばれる)「バンド・オン・ザ・ラン」が登場したのは意外にも新鮮でした。あまり手の伸びないアルバムなので、久々に聴いたのもあったのかもしれません。くしくも、「3人のウイングス」と「ランピー・トラウザーズ」が強調されたBGMとなりました。

 大きく変わったのはオフコース・小田さんの顔ぶれ。ついに、オフコースがBGMから完全に消えたのです!いつも館山〜富津間で聴く4人時代の「君住む街へ」を外したからなのですが、代わりに初期小田さんの名盤の数々が占めることとなりました。車内初登場の「K.ODA」「between the word & the heart」、そして久々の「Far East Cafe」。最近よく聴いていたベスト盤「Oh !Yeah !」はそのため久々に外しました。「K.ODA」と「between〜」はそれぞれの収録時間が短いので1枚のCDに移して、さらにシングルB面のみの『After forever』を追加。「Far East Cafe」は、オリジナルの後に「Oh ! Yeah !+3」(「Oh !Yeah !」に私が曲を増やしたもの)より『FAR EAST CLUB BAND SONG』『ラブ・ストーリーは突然に』『Oh !Yeah !』『君にMerry Xmas』(ただしanother mix)『君に届くまで』『so long my love』を増やした全16曲の拡大版としました。まさに初期小田ソロを総なめです。

 最後に、ドリカムがアルバム全体としては久々にドライヴBGMに復帰。「The SOUL」のDISC-1です。また、渋滞対策として4人のオフコースの「The Best Year of My Life」を持っていったものの出番はなし。

 ついで、今回も「ネギま!」の椎名桜子の仮契約カードと、柿崎美砂・釘宮円・明石裕奈のカード(from トレーディングカード)を持っていって、要所要所で前方に置いて走行しました(爆)。

今回持っていったアルバム+各キャラカード(爆)。

 1.ドリカムでテンションアップ! 〜「The SOUL」 DISC-1〜

 というわけで、今回のテンション・アップはずばりドリカムです。前回、「the Monster」で内定していたものの覆されてしまいましたが、今回ようやく念願がかなったわけです。しかし、「the Monster」はよく考えたら全体の雰囲気が夜に似合うので朝聴くのもなんなので、「The SOUL」のDISC-1にしました。これなら、テンション・アップにはぴったりです。

 まずはA theme of the WONDERLANDが、旅の始まりを告げます。この曲で自然とわくわくして、うれしい!たのしい!大好き!で軽やかにドライヴが始まります。ドリカムファンなら一度は迎えたいドライヴのスタートでしょう。あの夏の花火決戦は金曜日薬指の決心とヒット曲・人気曲が続きます。道路は目立った混雑なし。笑顔の行方で平和島を通過。次のあははのエンディング付近で大井料金所を通過。料金所のおじさんと挨拶を交わします。こういうやりとりは、お互いうれしくなっていいですね。今回のは特に気持ちがよかったです。

 アップテンポのテンション・アップはまだまだ続きます。タイムリーな7月7日、晴れは大井トンネル内でスタート。ほどなくLAT.43°N〜forty-three degrees north latitude〜へ。そしてなんて恋したんだろが始まるやいなや、冒険の舞台・千葉県入り。今回は某ねずみのいるテーマパークへ向かう混雑は見られませんでした。次のRing !Ring !Ring !で早くも千鳥町出口を降ります。ここからは国道397号線を走ります。うれしはずかし朝帰りで船橋市入り。しかし、渋滞で有名な栄町〜日の出町にかけて小渋滞が発生。この間にあなたにサラダ晴れたらいいねは飲み込まれます。後者の長いアウトロを聴いたのはひさしぶりで新鮮でした(いつも飛ばしてしまうので・・・)。若松町辺りから渋滞は緩和、こないだは中村まささんも来た船橋のららぽーとも横目に過ぎてよろこびのうたが流れます。そして、習志野から千葉市へ向かう中聴いた朝がまた来るで、この1時間以上もあったテンション・アップは終わります。

 久々にドライヴに持ち込んだドリカムでしたが、いろんな時代の曲が聴けて、かつテンション・アップにもなってよかったと思います。さすがに久々に聴いた曲はなかったです、どれも有名なので。今後も、少しずつでもドリカムをドライヴで聴いてゆきたいですね(まぁ家ではたっぷり聴いていますけど・・・)。なかなかポールと小田さんに出番を奪われてしまうのです。

 2.バンドは千葉を駆ける 〜「バンド・オン・ザ・ラン」〜

 お次はポール。しかも、車内では久々に登場するアルバム「バンド・オン・ザ・ラン」です。大ヒット曲や人気曲がたっぷり詰まった「名盤」ですが、私は名盤ゆえにあまり聴いていません(汗)。今回ドライヴのBGMとなって、久々に聴いた曲がたくさんあって新鮮でした。

 「The SOUL」が終わって少し間を空けて、国道14号との合流地点から少し行ったところ(個人的にはポールのOn The Wayが流れたのが印象的な場所)からスタート。まずは、ご存知Band On The Run。第3パートで抜けた感じを、東関道が左に消え目の前が開ける様子と印象的にあわせようと思っていましたが、前回も遭遇した自然渋滞でタイミングをミスりました(汗)。しかも、その先もちんたら運転しかできなく、あの爽快感は味わえませんでした。続いてのJetもご存知名曲ですが、これも自然渋滞につかまり爽快感も疾走感も味わえぬまま消えてゆきます・・・。このオリジナルは久々に聴きましたが、ポールのドラムスがやはり弱いですね。お次のBluebirdでようやく渋滞緩和。中央区に入ります。

 そしてここまでくれば、毎度のレポート読者の皆さんや当サイトを隅々までごらんの方ならピンと来るはずです。そう、当サイトゆかりの千葉みなとです。言わずもが、当サイトのオリジナルキャラクター企画「みなと×みらい」(このページ参照)のキャラクターの名前の由来ですっかりおなじみ。最近は「涼宮ハルヒ」の鶴屋さんにも憧れている(と設定した)私のオリキャラ、みなとちゃんの住む街でもあります(爆)。その、私にとって大切な場所を通過したのがMrs Vanderbiltです。曲の楽しい雰囲気と、1ヶ月ぶりの景色に否応にも盛り上がります。信号待ちなく通過してしまったため、千葉みなと一帯には曲の前半しかかかりませんでしたが、後半でも盛り上がりは続きポールにあわせて一緒に歌ったのでした。

信号待ちの際に撮った行き先表示板。右に「千葉みなと駅」と誇らしげに書いてあります。ちなみに左に行くとこれまた当サイトのオリキャラの田中かしわの街に行きます。

 続いてはLet Me Roll It。あのオリジナルヴァージョンは久々に聴きました。クリスマスソングみたいなオルガンがチープで面白かったです。まだ前曲の熱気は収まらず、この曲でも思いきりコーラスを入れました。熱気がいえたのは次のMamuniaでのこと。蘇我付近からでした。この前「Jooju Boobu」で紹介してから日が浅かったため、聴き慣れた感じがしました。間髪いれず始まったNo Wordsで市原市入り。美しいハーモニーに感動します。デニーってやっぱりいいですね。そしてそのデニーが最初を歌うPicasso's Last Words(Drink To Me)で国道297号線へ左折。徐々に田舎の景色に変わってゆくのにぴったりでした。この曲はひさしぶりで、真ん中のJetが出てくる箇所は新鮮でした。しばらくして館山道をくぐったところで本編最後のNineteen Hundred And Eighty Fiveがスタート。山木三叉路の右折時の信号待ちで前半が飲まれます。後半の盛り上がりを経て、本編終了。まだ山木三叉路からそれほど遠くない場所でした。

 ボーナス・トラックのうち最初はHelen Wheels。ドライヴにぴったりのドライヴ・ソングです。曲のように車を疾走させたわけではないですが、ノリノリになって走りました。そして海士有木付近からはCountry Dreamer。まさに「田舎」です。まったり、のんびりした雰囲気にお似合いです。気分は田舎を夢見る人になりますが、やがて終わってしまいます。この時点でまだ上総山田を過ぎた辺りでした。次の「あのアルバム」の出発点にはまだ遠いです。そこで、もう1度Band On The Runをリプライズとして聴きました。ちょうど最初爽快感を味わえなかったのでほどよいリベンジでした。今度は光風台〜馬立間を爽やかに走ってゆきました。バンドは無事に駆け抜けていくことができました。あいにく荒野ではなく田畑でしたが(爆)。

 スタンダード的な曲が多いアルバムでしたが、久々に聴いたこともあり、また都会→田舎へのシフトにもマッチしてちょうどよかったと思います。

 3.真夏の守谷岬 〜「ロンドン・タウン」〜

 牛久〜勝浦間のドライヴに最高に似合い、必携のアルバムといえば「ロンドン・タウン」です。私の一番好きなポールのアルバムでもあります。今回も当然ながらこの位置で聴きます。(←またもや同じ説明文の使い回し)

 東京を出発してからずっと曇天でしたが、この付近から一時的に小雨がちらつきます。標高がやや高くなってきたのが原因かもしれません。そして、いつもの通り佐是からゆったり始まったのがLondon Townでした。曇天の灰色の空、ちらつく小雨、田園地帯・・・田園はちょっと違うかもしれませんが、曲のイメージに非常に合った状態となりました。ロンドンの曇り空も見えてきそうな、そんな感じでした。牛久市街に入り、しばらくしてCafe On The Left Bankがスタート、つかの間の都会気分に浸ります。後半以降は再び田舎道へ帰ってゆきます。そして、まったりとI'm Carryingが私を包みます。いつものような「まったり運転」は控えめでしたが、周りの風景と共に非常に癒されました。徐々に周りに山が増えてきた所で、Backwards TravellerCuff Linkのメドレーが変なところに迷い込んでしまったような気分にさせます。平蔵に入り、Children Childrenがこれまた田舎景色に誘います。この辺になるとしばしば周りに誰もいない状態がありました。そして、まったりしたGirlfriendへ。あのヴォーカルがどこか高山的なイメージも漂わせ、米原の景色にぴったりでした。今回、この区間では1,2台に追い越された気がします。

 ここまでのまったりムードを打ち破り、ノリノリになったのがI've Had Enough。いつもより早いタイミングでヘアピンカーブに差し掛かります。やっぱりこの曲は最高です!そして、いよいよWith A Little Luckへ。大多喜町に入り、開けた視界がこの曲に合った爽やかさを与えます。コーラスはもちろん一緒に歌いました。この曲はいつ聴いてもいいですね。船子を過ぎるとFamous Groupiesへ。そして終わったところでおなじみの道の駅「たけゆらの里おおたき」で停車です。11時頃の到着でした。この頃になるともう雨も止んでいました。まさに、London Townのために降った雨だったのかもしれません。

 以下は「たけゆらの里おおたき」での写真です。どうぞ!

右は毎度おなじみのソフトクリーム(爆)。いつも同じ風な写真だと飽きるので今回は「ロンドン・タウン」と一緒に。でも、基本的には変わっていないですね(汗)。

 Deliver Your Childrenから再開、いよいよ田舎道も終わりに近づいてゆきます。テンポよく進んで、Name And Addressに入り勝浦市入り。この曲の時、荷物を届けるトラックが片側車線をふさいでいたのをやけに覚えています。一時的に山奥に来たような景色になったところでDon't Let It Bring You Downが始まったのはよかったです。いつものように全部一緒に歌います。そして、潮の香りもしそうなMorse Moose And The Grey Gooseで一気に南下。若潮台を越えたところで終了。もはや勝浦市街はすぐそばでした。次のGirls' Schoolで、墨名交差点に到着、ついに海にぶつかります。国道128号線へ右折して、海沿いを走ります。串浜大橋をこの曲のアウトロを聞きながら通過。雰囲気たっぷりでした。

 そして、それ以上に雰囲気たっぷりに始まったのが・・・このドライヴの目玉、Mull Of Kintyreです!毎度ご紹介していますが、この辺の海と岬の景色にぴったりで、感動と郷愁に似たものを与えてくれる1曲です。串浜大橋や松部漁港付近でちらちら見える岬は、まさに日本版「マル・オブ・キンタイヤ」。そしていよいよいつも感動を与えてくれる守谷海岸に11時40分頃到着しました。(そういえば、鵜原は夏祭りの準備のようなものをしていました)

 しかし、海岸はいつものようなまったりした雰囲気は、全くありませんでした。予想はしていましたが、まさかこんなに賑わっていたとは・・・。そう、海水浴客です。曇天なのに、たくさん来ています。前回訪れた際はまだ土台だけだった海の家も、今では4,5軒が連なって大盛況。恐らく県内からが中心なのでしょう、多くの人でにぎわっていました。真夏の「マル・オブ・キンタイヤ」は、これほどまでに賑わいを見せていたのです。その賑わいを裏付けたのが、駐車する車の数!!どこに止めたらいいのか、一瞬迷ったほどでした。そして、この季節だけに課される「環境保全協力」名目の駐車代、1日800円。私にとっては寝耳に水でしたが、環境保全のためならそれくらい痛くありません。それに、大好きなこの景色を見に来たのですから。駐車場を管理していたおじさん(市職員?)から券をもらい支払いながらしばらくお話しましたが、この守谷海岸はきれいな海としてかなり有名とのこと。これは知らなかったです。キンタイヤほどではないけど、全国的に(関東圏内で?)知られてるんですね。私が「この景色が好きなのでよく来ているんですよ」というと大変うれしそうな表情をしていました。

 この盛況ぶりなので、いつものようにまったりしながら砂浜をデニーのまねして歩くことはよもや不可能、早々に切り上げることにしました。でも、外には出て空気や海の音を確かめました。真夏の守谷岬というのも、また面白いものです。Mull Of Kintyreをウクレレで演奏したくなります。車に戻って、今回は1度だけMull Of Kintyreを聴きました。曲が終わったとき、ちょうど正午を知らせる「ふるさと」のメロディがクロスフェードします。どんなに賑やかでも、まったりしたものは確かに感じられました。都心の人気の海水浴場なんかにはない、田舎っぽさが出ていました。車内で数枚写真を撮って、出発しようとすると、ちょうど砂浜を監視しているスタッフがメガホンで辺りの人たちに情報や注意事項を伝えていたのでそれを聴きます。気温が25℃で水温が21℃・・・だったような。遊泳に当たっての注意も聴きました。別に私は泳ぐわけじゃないんですけどね。でも、夏の風物詩ですから。

 今回はじっくりまったりとはいきませんでしたが、真夏のちょっと変わった表情と、いつも変わらぬ雰囲気はぴったりでした。今回もよい思い出をありがとう、デニー&ポール。

 それでは真夏の「守谷海岸」の写真をどうぞ!

いつもの写真とは雰囲気ががらりと違う、真夏のマル・オブ・モリヤですね。

下段写真はおまけ。左には「環境保全協力券」が映っています。右は・・・(爆)。

 4.定番と気まぐれ 〜「フラワーズ・イン・ザ・ダート」〜

 さて、ここからはこの区間でおなじみだったアルバム「フラワーズ・イン・ザ・ダート」が復活しました。今回はどんな感じになったのか・・・?

 12時過ぎて少ししてから守谷岬を出発。まずはMy Brave Faceです。爽やかながらどこか哀愁も帯びているのが、懐かしのこの地との別れのようです。今回は、国道128号線への左折で信号待ちをしたためずいぶん手前で終わってしまいました。Rough Rideは、興津市街を抜け、急に田舎っぽくなったところで。道路工事はまだやっていて、今回もまた小さな赤信号で40秒ほど待たされました。続いてはコステロとのYou Want Her Too。すっかり荒廃して久しい行川アイランド跡地を横目に見ます。そして本線に合流し一路西へ。トンネルが増えDistractionsはトンネルの中で始まります。すぐに鴨川市(旧・天津小湊町)に入り、前半はトンネルをくぐってゆきます。後半は小湊の海を見ながらゆったり走ります。続いてのWe Got Marriedも、いつもより手前から始まりました。天津を走ってゆき、Put It Thereへ。トンネルを抜ければ田舎風景から鴨川市街の都会の様相へ。本当はこの箇所でFigure Of Eightのイントロが始まれば非常に効果的だったのですがそうはいかず。そのFigure Of Eightは、この前「Jooju Boobu」で紹介したばかり。アルバムヴァージョンはやはり物足りませんねぇ・・・。そして、This Oneが終わったところで停車。12時40分頃だったと思います。

 今回ももちろん、休憩場所は「いわくつきのネタ」の某ファミレス(爆)。「いわくつき」といえば某Sさん似のウェイトレスさんのことですが、今回もいましたよ。夏の間だけなのでしょうか、アルバイトと思われる人たちが増えていました。あとやけに覚えているのが、壁に掛かった薄型TVでBSのメジャーリーグ中継をしていたこと。ヤンキースVSレッドソックスだったような・・・。イチローがヒットを打っていましたよ。

上写真は某ファミレスで食べてきたものです。

 1時50分頃、出発。外に出ると、曇天が快晴になって暑ささえ感じられました。Don't Be Careless Loveを経て、That Day Is Doneで鴨川市街とはお別れ。途中、大きなトラックが通り沿いの駐車場に入ろうとして道が一時ふさがれていたのを思い出します。嶺岡トンネルを抜けると、How Many Peopleがスタート。しばらくして太海の海沿いを走ります。毎度のように、レゲエのこの曲にぴったりな風景でした。晴れ間ものぞいて、ちょうどよかったです。

 さて、次のMotor Of Loveの時、これまでのドライヴになかった場所に停車します。2時15分頃、鴨川オーシャンパークです。なんとなくの思いつきで停車したのですが、今でもなぜ寄ったのかよく分かりません。とりあえず写真を撮ってきましたのでどうぞ。何もないところです・・・。

 ここはちょっと休憩しただけで去ります。Motor Of Loveの感動的なエンディングを迎えると、次は待ってました!Ou Est Le Soleil?です。この曲にノりながら和田町(現・南房総市・・・)へ。後半の掛け合いが面白すぎでした。和田市街を抜け、Back On My Feetがスタート。海沿いの道になんだかぴったりでした。この曲でいよいよ房総フラワーラインへ左折。そして、左右が並木となり、丸山町とくれば・・・Flying To My Homeです。相変わらずの変なヴォーカルに笑ってしまいました。景色にもどこかぴったり。やがて千倉町に入り、Loveliest Thingでこのアルバムはおしまい。次のアルバムの前回のスタート地点を超えての終了に焦りました。やっぱりこのアルバムはこの区間での定番ですね。

 5.海がきれいだにゃー 〜「オフ・ザ・グラウンド・コンプリート・ワークス」〜

 さて、今回も千倉&白浜はアルバム「オフ・ザ・グラウンド・コンプリート・ワークス」のCD-2です。私の好きな曲が多いので、今回も聴こうと思ったのです。「裏庭の混沌と創造」には不憫な思いをさせますが・・・。

 まずはLong Leather Coatから。前回より少し空回りしてしまった感がありましたが、とても楽しかったです。千倉橋脇交差点を左折、市街地に入り道が狭くなります。この区間は運転に注意が必要です。そのBGMにはKeep Coming Back To Love。最後のコーラスを一緒に歌いました。平磯だったか千田だったかでSweet Sweet Memoriesへ。前回も書きましたが、椎名桜子@ネギま!の雰囲気が個人的にはする曲です。かわいくていい曲ですね。この曲が終わったときに、道の駅「第3白間津花のパーキング」で停車、休憩します。3時前です。以下はそこでの写真です。

カードはここで椎名桜子→明石裕奈へ(爆)。引継ぎだにゃー。

 つかの間の休憩の後、Things We Said Todayから再開。上で触れているように、ここからしばらくカードは明石裕奈に。気分はゆーなちゃんとドライヴしている感じに(爆)。この曲で白浜町入り。しばらく進んでMidnight Specialへ。名倉で海岸線沿いに出ます。歌詞が印象的で面白かったです。野島崎近辺でStyle Styleがスタート。海沿いの景色にぴったりだったのと、曲が再び新鮮でした。この後、前々回と同じく、海岸線沿いに左折します。車の数も激減して、静かで殺風景な海岸線をゆっくり走ってゆきます。そんな美しい海の景色にのせてI Can't Imagineはぴったりでした。ゆーなちゃんと甘い愛のドライヴをしている感じ(爆)。その雰囲気を打ち破ったCosmically Consciousが始まったときにはもう館山市に入っていました。相浜交差点を左折、今回もフラワーラインを走り続けます。左右は海と並木と大型施設の繰り返しになり、Kicked Around No Moreが時を忘れるような感じで流れてゆきます。ゆーなちゃんとの甘いドライヴが復活?(爆)しかし、次の政治ソングBig Boys Bickeringでは甘くなれませんね。歌詞はああですけど、田舎っぽい景色にぴったりでした。最後の変な盛り上がりが面白かったです。西川名〜洲崎ではDown To The Riverが、これまたのどかな感じを漂わせます。そして最後はSoggy Noodle。すぐ終わり。

 やっぱり、このアルバム好きな曲多いですね。ていうか多すぎ!アルバム本編も前回見直しましたが、やっぱりこっちの方が断然好きですね。

 6.静かな夜だね、時計はもう明日 〜「K.ODA」&「between the word & the heart」+1〜

 さて、ここから長い長い小田さんのタイムトラベルが始まります!初期のソロアルバム3枚を、時代順に追ってゆくのです。まずはもちろん、「K.ODA」ですが、このドライヴでは次作「between the word & the heart」と同じCDに収録、さらに同時期のシングルB面に収録された1曲を最後に追加した19曲のロング・アルバムにしました。

 坂田からスタート。まずは大人気の1曲・切ない愛のうたをきかせて。最初が意外と静かなのに驚き。そして、徐々にハードになって最後は小田流ポップになる構成に感動します。この曲で、例の「松庵」を通過(曲が始まってすぐ)。また、海浜では小学校の児童たちが水泳をしていました。次の冬の二人でマンガ「らき☆すた」の主人公・泉こなたのお父さん(=泉そうじろう)似の男性が描かれた古びた看板(以前のレポート参照)の横を通過。海岸沿いに進み、哀しみを、そのまゝが寂しげに流れます。この曲はすぐ終わり、普段ならもっと先の富津で流れる1985の聞き覚えのあるイントロがスタート。北条海岸は、今回も通過。ただし、工事はもう終わったようで車が普通に停車できていました。海岸線から右折する信号待ちで、“せめて、君が行けば愛は終わる”に差し掛かったのを覚えています。八幡神社を過ぎた頃、夜の行方に変わります。ベスト盤「Oh !Yeah !」とは違い、曲間が数秒多く空いていました。でもこの曲順には安心感を覚えます。国道127号線に出て、いよいよ北上。富浦町に入ります。

 信じるところへはあまり聴いていなかった曲なので新鮮でした。間奏の1985のメロディではもちろん歌詞を口ずさんでしまいました。多々良交差点で右折、すぐに明日 あの海でになります。海は見えませんでしたけど(汗)。富浦駅を過ぎた辺りでは、地元の夏祭りの列が片道をふさいで通っていました。お巡りさんがたくさんいました。このため小渋滞発生。そして富山町へ入るトンネルで空が高すぎるが寂しく流れます。こうして「K.ODA」はおしまいです。こう見ると8曲で大変短いアルバムですね。

 続いては「between the word & the heart」。前曲と同じくキーボードで始まるa song of memoriesは、岩井の手前で。あの最初モノラルが車内で体感できました。続く僕の贈りもののリメイクはイントロでピンと来ません。鋸南町へ入ります。そして、アルバム中、いや今回の旅で最も印象に残った曲が次の静かな夜でした。なぜか分からないけど、すごく印象に残りました。そのため、帰ってからしばらくは“静かな夜だね、時計はもう明日”なんて口ずさんでいました。この曲が終わったところで道の駅「きょなん」に到着。いつもより遅く4時20分頃でした。以下はそこでの写真です。

 4時40分を過ぎた頃に出発。私が大好きなI miss youからです。夕方の寂しい気分にさせます。うまく歌おうとしましたが最後の方で音程がおかしくなりました(汗)。続く一枚の写真でトンネルをたくさん抜け富津市へ。海も見えましたが、がけの景色は「夢にまで見た地中海」には程遠いものでした。ギターがムードたっぷりできれいですね。ここでも道を使って祭りの列が通ってゆきました。お巡りさんたちも楽しそう。次の誇れるのはたは、一番聴き慣れていなかった曲だったので新鮮でした。金谷を通過。次のin the cityはすごく奇妙で不気味でした。みんなシティー・ボーイになっちゃうよ。between the word & the heart -言葉と心-は竹岡市街であっけなく終わります。しかし、いい曲ですよね。そして、どこか聴き慣れたためらわない、迷わない。ちょうど海も見えていい感じに。上総湊を通過。そして、最後のmoon riverがゆったり流れる中、隣に館山道が見えます。そして、おなじみの渋滞は今度もなし・・・もう1曲ゆったりなボーナス・トラック、After foreverで締めくくります。ちょうどいつも「Oh !Yeah !」の空が高すぎるにかぶります。

 今回初めてドライヴで聴いたこの2枚でしたが、非常に新鮮でした。また、好きな曲が多く、同時に好きな曲が増えました。特に静かな夜は今後マイブームになりそうです(爆)。

 7.あの人に会える 〜「Far East Cafe+6」〜

 さて、小田さんのタイムトラベルはまだ続きます。次は、「Far East Cafe」です。ドライヴでは久々の登場です。今回はオリジナルに加え、同時期の曲を中心に6曲も加えたデラックス版での登場です!

 いつもの渋滞は全くありませんでしたが、前回よりは混んでいました。まずはいきなりアップテンポの勝手に寂しくならないで。さっきまでの空気と一線を画しています。間奏のドラムソロが面白かったです。小山野トンネルを抜けていよいよ君津市入り。続いて、聴き慣れた春風に乱れて。この曲の後半でついに車線が増え、田舎から都会へと変わります。次は16号を下ってですが、実はこの道路、一部が16号なのです(小田さんの歌う部分とは正反対だが)。でも、この曲が流れた区間は16号ではなくまだ127号でした。君が戻ってくるなんては君津市北部。タイトル部分がやけに印象的でした。Far East Cafeで木更津市へ。なんだか、やけに長く感じられました。すっかり辺りも夕方へ。そして、恋は大騒ぎLittle Tokyo、という2大名曲の登場!一気に盛り上がります。後者の終盤でアクアライン連絡道と交差、袖ヶ浦市へ。time can waitで盛り上がります。この付近から、前方をトラックがゆっくり走っていたためしばしば私含め車はちんたらしてつっかえていました。冒頭を含めて聴くのはひさしぶりのgood times & bad timesで大きく道が右に曲がり、辺りは工業地帯へ。力強いこの曲の後、これまたやさしく力強いあの人に会えるで本編は静かに締めくくられます。なんだか、旅の終わりのようでした。

 と思いきや、ボーナス・トラックはいきなりテンション高めです。FAR EAST CLUB BAND SONGですから。そして、かの有名なラブ・ストーリーは突然にへ突入!いつ聴いてもこの曲はいいですね。確かこの曲で市原市入り。ムーディーなOh !Yeah !を過ぎて、次は君にMerry Xmas。ただし、いつもの「Oh !Yeah !+3」収録のものとは違い、another mixです。ピアノソロのアレンジが余計曲を静かにしています。第2節が全くないのには驚かされました。最後はアカペラで終わっているし。五井辺りからは君に届くまでがスタート。後半で国道297号線との交差点を通過、いよいよ行きのルートと重なりながら戻ってゆきます。そして最後は、個人的には和泉亜子たん@ネギま!イメージソングのso long my loveで千葉市入りしておしまい。さぁ、いよいよ「あの人」に会えます・・・!

 8.Only so you don't worry,your pretty little head. 〜「プレス・トゥ・プレイ」〜

 さぁ、最後のとっておきの楽しみといえば、私が大好きなポールの“名盤”、「プレス・トゥ・プレイ」!!

 まずは蘇我付近より、Strangleholdから。今回はあっさり通過した、といった感じでしたが、新鮮な部分もありました。そして、Good Times Coming/Feel The Sunへ。前半は楽しくて、後半はブート版との歴然の差にあっけなく感じました。くぎみーが泣いてるよ。そして、Talk More Talkが始まってすぐに停車。もちろん停車したのは・・・「あの人」、千葉みなとです!到着した時は、もう6時半を過ぎていました。私のオリジナルキャラクター「千葉みなと」に関してはこのページをごらんください。イラストとか4コママンガとかやっています。

 ↓ちなみに私のオリジナルキャラクター「千葉みなと」はこんなコです。(いちばん左)↓

 今回もみなと公園に行きましたが、外はまだ明るく、人も多くいました。やけに犬の散歩の人が多くて、何人か集まってお話までしていました。犬つながりのコミュニティでもあるのでしょうか。みなとちゃんの家はどうなのかな。あっ、マンションだから飼育不可か。30分ほどかけて、2周散歩します。終わりの方はすっかり暗くなって、虫が鳴いて少し不気味でした。しかも、歌の練習か読経か分からぬ詠唱をしているおばさんが1人いて余計不気味でした。

 以下はみなと公園での写真です。すっかり夏らしい空気になっていましたよ。また、今回はモノレールが走っている様子もおさめることに成功しました。

 毎度悲しいけれど、7時頃出発。もう街は夜でした。Talk More TalkFootprintsを聴きながら千葉みなと駅の方も回ってお別れします。作者としては悲しい瞬間・・・と思いきや、千葉みなと駅のガード下で私の知っている某Sさん(いわくつきフェミレスの人とは別人で、千葉市在住)に酷似した人を見かけてびっくりしました(結局別人だった)。Only Love Remainsの始まりと共に国道357号線へ。夜の街に感傷的に歌いながら、いよいよ千葉みなとを去ります。PressPretty Little Headと続き、その後もMove Over BuskerAngryHowever Absurdと渋滞なく船橋まで走り続けます。船橋の若松付近から小渋滞が発生、栄町まで続きます。まぁ、ここは渋滞重点箇所ですから。Write AwayIt's Not Trueが飲まれます。ゆーなちゃんへのラヴソング、Tough On A Tightropeで渋滞が消え、Spies Like Usで千鳥町より首都高へ。東京に向けて疾走します。そして旅の終わりを知らせるOnce Upon A Long Agoで東京入り。

 「プレス・トゥ・プレイ」の2周めはいつものランダム再生ですが、Only Love Remainsが最初で、Angryで首都高を降りて、Good Times Coming/Feel The SunStrangleholdOnce Upon A Long AgoWrite AwayPretty Little Headと来てここで給油、最後にTough On A Tightropeで終えます。厳密にはIt's Not Trueが次に控えていて、1音だけ聴けたのですが・・・。帰宅したのは8時40分頃でした。そして今回の旅も、「昔々のそのまた昔」になってゆくのでしょう・・・。

以上で今回のドライヴ・レポートを終えます。真夏のマル・オブ・モリヤは意外でした。次は、秋に行こうかと思っています。秋の気配。

今回のおまけ。まほらチアリーディング@千葉みなと。

 

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