房総半島1周ドライヴ パート3(2005.7.24)

 

持っていったアルバム

 

 今回も、ほぼ同じルートで房総半島を巡ってきました。前回前々回のレポートもごらんください。千葉県の道路地図を一緒に参照すると分かりやすいことでしょう。前回・前々回は単独での旅でしたが、今回は母と一緒でした。午前8時前に出て、午後4時半頃には家に帰ってきました。走った道のりは前回と同じなのに、なぜ時間が4時間も短縮されているかって・・・?それは、道が極端に空いていた(夏休みだというのに、曇っていたから?)のと、母が部分的に運転したからでしょう。

 いつものドライヴは完全ポール色の強いBGM陣ですが、今回はトーンを弱めにしてあります。ポールのアルバムからは「バック・トゥ・ジ・エッグ」「プレス・トゥ・プレイ」「パイプス・オブ・ピース」「ロンドン・タウン」の4枚。いずれも車内で既に聴いています。うち「ロンドン・タウン」は当初予備として持っていったものです。また「ラム」も持っていったのですが聴かずに終わりました。そしてドリカムからは最新アルバム「DIAMOND 15」を。これも車内で聴いています。そして今回の目玉は、最近私が好んで聴く小田和正さんのベスト盤「自己ベスト」!もちろん車内初登場!!じっくり聴いたのは初聴きに続き2回目。今回持っていったアルバムは、すべてCD−R。うち「プレス〜」は、前回のドライヴでCD−R側が音飛びしたので万が一のために原版も持っていきました。

 家を出て最初にかけるのはいつもならポールのベスト盤系なのですが、今回は「バック・トゥ・ジ・エッグ」。選んだのは、Reception〜Getting Closerの流れをドライヴの冒頭に聴きたかったからです。このメドレーとWe're Open TonightSpin It OnAgain And Again And AgainOld Siam,SirArrow Through MeRockestra Themeは都内で。いずれもあっという間に過ぎていった感じがしました。そしてお約束の首都高湾岸線の料金所は、To You(ゆーなちゃん!)で通過。

 大井トンネルはAfter The Ball/Million Milesで通過。Winter Rose/Love AwakeThe Broadcastは都内を。印象的だったのが、「出会えてうれしいよ」というタイトルのSo Glad To See You Hereで千葉県に突入。「ようこそ千葉県へ」の看板が歌詞とあいまって面白かったです。で、Baby's Requestでお約束の千鳥町出口。今回も節約のため東関東道に行かず国道を走りました。幸い空いていたのがよかったです。Daytime Nighttime SufferingWonderful ChristmastimeRudolph The Red-Nosed Reggaeは習志野〜船橋辺りで。後者2曲は真夏のクリスマスソングで違和感ありまくりでしたが、そこが面白かったです。

 続いて車内初登場となる小田和正さんの「自己ベスト」。母は私が小田さんを聴いていることをここで知ることになります。千葉市に入ったところから、市原市に入り、国道297号を牛久を過ぎた辺りまで流れていましたが、どれもいい曲です。母は秋の気配愛を止めないでさよならYes-Noラブストーリーは突然にを聴いたことがあると言っていました。今回どれもよかったのですが、あえて挙げるとすれば、国道14号から国道297号へ曲がる時に流れていたOh Yeah!を今回聴いて好きになりました。途中風のようにの時に休憩を挟み、そこからは母が一時的に運転しました。

 さて、市原市もそろそろ山奥になったところで次何をかけようかひどく悩みました。というのも、本来今回のドライヴは勝浦まで行ってそのまま戻る予定だったのです。結局私が駄々をこねて(爆)いつものコースとなったわけですが、勝浦で折り返すと音楽を聴く時間が減るじゃないですか。なので、今回は聴きたいものから聴かねば・・・と焦ったわけです。そこで槍玉に上がったのがヘヴィーローション・アルバム「プレス・トゥ・プレイ」。いったんはそれに決めたのですが、急にこの道に似合う本来予備用の「ロンドン・タウン」を聴きたくなってきまして・・・。かなり悩んだのですが、結局前者に決めました。なぜなら、母の運転は速いので、待ったりムードの「ロンドン・タウン」が消化不良を起こすと思ったからですw(爆)

 というわけで「プレス・トゥ・プレイ」の登場。ちょうど母もアップテンポの曲が聴きたかったのでどうだろう?と思ったこともあり。StrangleholdGood Times Coming/Feel The Sunから始まります。うち後者は前回音飛びし出した場所なので懸念していたのですが直っていました!さすがはCDドクター!前回の傷がすべて直っていましたよ!!いつもの市原−大多喜間のヘアピンカーヴはTalk More Talkで通過。Footprintsからは大多喜市街を。母と一緒にドライヴして面白いことのひとつに、流している音楽へのコメントがありますが、母いわく「このアルバム(Press To Play)はあまりノれない」とのこと。意外発言でした。Only Love RemainsPressはあまり気に入らなかったようです。で逆にPretty Little Headが「いい」のは驚き。さてPressで今回のお目当て・勝浦入りして、Move Over Buskerで勝浦漁港に辿り着きました。ここで朝市の魚を少しばかり買っていきました。

 さて本来なら大多喜経由で引き返すはずだったのですが、もっと乗りたい(その裏にはもっと聴きたいがあったのですが・・・w)私の要求を聞き入れ「渋滞したら即引き返す」条件で国道128号を西へ進みます。ここからはまた私の運転。ただ、漁港から国道に出るまで少し迷いまして、Angryが飲み込まれてしまいました・・・。今回は守谷・興津はノン・ストップ。However AbsurdWrite Awayはその間に。It's Not Trueは行川辺りでした。そしてTough On A Tightropeは小湊で。海岸沿いのSpies Like Usでは、途中車道を夏祭りのみこしが通っていました。そして天津から鴨川に入った辺りでOnce Upon A Long Agoは終了。いつもなら東京湾沿いの北上の時に聴く「プレス・トゥ・プレイ」をあえて大多喜〜鴨川で聴いたのですが、結果はやはりイマイチでした・・・。

 続いて「パイプス・オブ・ピース」。母にとっては初めて聴くアルバムだったりします。Pipes Of PeaceSay Say Sayは鴨川市街。The Other Meからは鴨川郊外。How Many Peopleのよく似合う太海・江見の海岸沿いは今回はKeep Under Cover。曇っていたので景色はよくはなかったです。So Badでいったん道の駅で休憩。再出発して、The ManSweetest Little ShowAverage Personと和田町を進みます。Hey HeyTug Of Peaceはあっという間でした。そして丸山町・館山郊外のThrough Our LoveTwice In A Lifetimeは退屈しました(爆)。そして今回一番驚いた母のコメント。We All Stand Togetherを気に入っているそうです(あのカエルの歌ですよ!?)。この曲でいよいよ北上に向かいます。今回は北条海岸へ寄り道しませんでした。Simple As Thatでは道沿いのやしの木が印象的でした。個人的にはインパクトのないアルバムですが、母にとってはPress To Playよりは好きだそうです。

 そして私の本命盤「ロンドン・タウン」ご登場です。思えば今回は、「ロンドン〜」と「プレス〜」の位置がほとんどそのまま逆になっているんですね。かなり大胆な実験でしたが、やはり風景とのミスマッチが多く失敗だったと思っています。「ロンドン〜」の方はそこそこいけましたが。London TownCafe On The Left BankI'm Carrying、この辺は富浦だったと思います。Backwards Travellerを経てCuff Linkのイントロの変な音と、鬱蒼とした山があいまって前回の大多喜と同じくおかしかったです。富山町に入り、Children ChildrenGirlfriendI've Had Enough。後者ではポールの話で少し盛り上がりました。鋸南ではWith A Little Luck(本命)、Famous Groupies。そして富津に入りDeliver Your ChildrenName And Addressで毎度おなじみのレストラン「かなや」に停車。昼食を取ります。それから、Don't Let It Bring You Down(母が英国風と言っていました)とMorse Moose And The Grey Gooseで富津市北部。Girls' Schoolで君津市入り。Mull Of Kintyreで少し渋滞がありましたが、これもすぐ終わります(前回も同じパターン)。前回よりだいぶインパクトは落ちましたが、海岸沿いの田舎景色にぴったりでしたし、やっぱりいいアルバムはいいものです。

 続いてドリカムの「DIAMOND 15」。君津市北部〜市原市五井まで。どれもよかったですが、OLA !VITORIA !イノセントの流れがよかったかな。高く上がれ!はよく聴いていなかったので歌詞が新鮮でした。そしてヒの字では、母が「『ケロケロ』(これもドリカム)に似ている」とのコメント。私と同意見だ!

 ここからは母のCDが流れるため私の音楽紀行は実質的ここで終了しました。あとはいつものように国道14号を突き進み千鳥町で首都高速に乗って帰りました(千葉市南部で母が私と運転を交代)。意外と船橋付近が混んでいなかったのがよかったです。あと、何気に驚いたこと。当HPの新たな目玉「みなと×みらい」で作った私のオリジナル・キャラクター「千葉みなと」の名前の由来となった千葉みなと駅なんですが、あれって国道14号のすぐそばにあったんですね。改めてびっくり!前回のドライヴの時は「みなと×みらい」ありませんでしたから。なので今回はじーっと注視したのですが、駅舎らしきものが小さく見えました。

 ちなみに、首都高速を降りてから家までは「自己ベスト」をもう1度聴きました。時間の都合上5曲目のYes-Noまででしたけど。そういえば母のコメントで分かったのですが、あのアルバムに収録されているオフコース時代の曲って、オフコースの音源じゃなくて小田さんのリメイク版だったのですね!!帰った後いろいろ調べてようやく気づきましたよ。賛否両論だそうですが・・・個人的にはそれもいいのかな、と。

 今回は景色・雰囲気に合わせて適材適所にアルバムを配置することができなかったので消化不良でした・・・。あと、選アルバムもあまりガツンとくるものではなかったですね・・・。いろいろ反省点が多かったドライヴでした。小田さんはよかったですけど。

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