房総半島一周ドライヴ パート2(2005.5.28)
持っていったアルバム
前回に懲りずに、もう1度単独でほぼ同じルートを使って房総半島に行ってきました。前回のドライヴについてはこのページを読んでください。また、今回のレポートも千葉県の道路地図を見ながら読まれると分かりやすいです。午前7時ごろ出発し、午後7時過ぎに帰ってきました。約12時間の旅でした。
今回も持っていったアルバムはすべてポールのアルバム。うち、「ロンドン・タウン」「フラワーズ・イン・ザ・ダート」「プレス・トゥ・プレイ」は前回も持って行きましたが流れた場所は前回とほぼ同じ地点。「ウイングスパン」はHITSの方のみ。その「ウイングスパン」と「ラム」「パイプス・オブ・ピース」の3枚は車内初登場。今回持っていったアルバムも、音飛びしても平気なようにCD−Rです。
いつも最初にかけるのは「オール・ザ・ベスト(米国版)」なのですが、今回は「ウイングスパン」のHITSの方をかけました。いつもと曲順が違うのが新鮮でした(私はいまだに「ウイングスパン」の曲順は瞬時には分かりません)。いつもはBand On The Runの気だるい雰囲気から都会を抜け出すような開放感に移るのが印象的なのですが、今回の最初はListen To What The Man Said。いきなりウキウキです。そしてBand On The Run、Another Day、Live And Let Die、Jet、My Loveは都内で。そして偶然にも再度首都高の料金所でSilly Love Songsが。後半のコーラスが大井トンネル内というのも同じ。
トンネルを抜けるとPipes Of Peace。続いてC Moon、Hi Hi Hi、Let 'Em In。C Moonでは一緒に歌ったのですがウインドウにつばが飛んだような・・・と思いきや外の水滴でした。Hi Hi Hiは今思えば印象が完全に薄かったです。Let 'Em Inで千葉県入り。
前回私を悩ませた千鳥町出口での渋滞は今回は皆無。Goodnight Tonightが通り過ぎてゆきます。今回は空いていたので下道(国道14号)を走ります。Junior's Farmは船橋辺りを。短いヴァージョンだったことを忘れていたので驚きました。そして今回困ったのはMull Of Kintyre。この曲は毎度のドライヴでは感動を与えてくれる曲なのですが、それは田舎の海側の景色に合うからであり、船橋・習志野の景色じゃあねぇ・・・。「ロンドン・タウン」を後で聴くことになっているものの、出てきたときの感動が薄れてしまうではありませんか・・・。(Mull Of Kintyreの収録されていない「オール・ザ・ベスト」米国版にこだわるのはそれがあるのかもしれない・・・)
Uncle Albert/Admiral Halseyは習志野〜美浜区辺りだったと思います。そして大好きなWith A Little Luckも美浜区。Coming Upは、横をずっと走っていた東関東自動車道が外れた頃に。ベースの音数が少ないのに驚き。No More Lonely Nightsでは少し渋滞に巻き込まれましたが、この曲が主題歌の映画でもポールが渋滞に巻き込まれていたなぁと思い出したり。またすぐ後に出てくることになるEat At Homeで「ウイングスパン」はおしまい。豪華な曲目にもかかわらず、今回あまりインパクトのない感じが・・・。
続いては車内初登場となる「ラム」。田舎道にぴったりそう、ということで持っていったのですがその前半は市街地(国道14号)でした。Too Many Peopleは千葉市真っ只中。ひさしぶりで面白かったです。3 Legs、Ram On、Dear Boyはあっという間に過ぎてゆきます。Uncle Albert/Admiral Halseyに差し掛かったところで前回合流した村田町交差点を通過、市原市へ。そしてクロスフェイドでSmile Awayが始まったところで左折、国道297号へ。このタイミングがまた絶妙でした。
Heart Of The Countryは「山木三叉路」での右折待ちで消えました。同交差点の上には館山自動車道が走っていますが、その橋脚に子供が描いたと思われる羊や馬の絵が描かれていて、曲の歌詞みたいでした。Monkberry Moon Delightはその交差点を曲がりいよいよ勝浦へ向かう山道を入りだしたところで。やはり面白い曲でした。2度目の登場のEat At Homeはのどかさと新興住宅街の混ざった風景を。Long Haired Ladyは、田園地帯などゆったりとした感じ。それにしてもやけに長く感じました・・・。Ram On(Reprise)を挟んで、The Back Seat Of My Car。感動的に聴こえました。前回「ロンドン・タウン」が始まった牛久付近ではAnother Day。そしてOh Woman,Oh Why。結果的に田舎風景で流れたのは後半のみでしたが、雰囲気にぴったりだったとは思います。
いったん停車後に取り出したのは本命盤「ロンドン・タウン」。前回より約2曲分遅くの登場です(道が空いていたため)。London Townは緑豊かな感じの風景と。今回も似合っていました。Cafe On The Left Bank、I'm Carryingになると山道に変わります(前回はI've Had Enough辺り)。Backwards Travellerを過ぎ、Cuff Linkで険しい山が見えましたが、イントロの変な音と合わさり面白かったです。同曲の後半とChildren Childrenの前半であのヘアピンカーブ。そして大多喜町へ。Girlfriend、I've Had Enoughときて、With A Little Luckの第1節で大多喜の「道の駅」へ。
休憩後、With A Little Luckから再出発。勝浦市へ入りFamous Groupies、Deliver Your Children、Name And Address(総野小学校前に駐車車両が多かった)。そしてDon't Let It Bring You Downでついに勝浦市街(国道297号終点)に出ます。Morse Moose And The Grey Gooseは突き当りを右折して国道128号を海沿いに走っている時。歌詞の内容と曲調にぴったりでした。しかし、まさかこの直後に悲劇が待っているとは・・・。
11時前。それは第一目的地の守谷海岸の手前、バイパスと分かれて興津方面へ向かってすぐの狭いトンネルでの出来事でした。私の車の右のミラーが、対向車にぶつかって損傷したのです!!唖然としましたね。「がちゃん」という音がしました。相手は走り去ってゆきました。ミラーは鏡面が一部欠落、ひびが入っただけで済み、なんとか使える状態だったのですが、興津のGSで応急的なテープ止めをしてもらいます。目的地手前での事故・・・。ノリノリのGirls' Schoolが始まってすぐの事故でした。Girls' Schoolの残りは放心状態で聴きましたね。
ショックを隠せないまま、守谷に引き返しました(興津のGSは守谷のほんの少し先)。そこで、気持ちを落ち着かせるために奥の手、Mull Of Kintyreを海と岬の見える停車した車内で聴きました。今回は事故直後だったが影響して感動はできませんでしたが、風景によく合った曲であることに変わりはありませんでした。そして、この悲劇が逆に思いがけないうれしさを運んでくれました。当初は守谷からすぐに鴨川へ向かってしまう予定でしたが、急遽変更、近くに住む知り合いに会いに行ったのです(プライバシー保護のためこれしか書けません)。もちろん事前連絡なしなので押しかける形になってしまったのですが、その方からお昼にお寿司をごちそうしてもらっちゃいました。ミラーは元には戻りませんが、その悲しさを埋めるほどのうれしさに出会えました。こういうのが旅の面白さですね。う〜ん、まさに「夢の旅人」。
1時過ぎ、その方と別れて右ミラーにひびを入れた車で鴨川を目指します。海岸沿いは前回と同じく「フラワーズ・イン・ザ・ダート」を配置。しかし、流れた場所は前回と1,2曲のずれが発生してしました。My Brave Faceは、この地の懐かしさを増幅させます。Rough Rideで行川アイランドを通過、天津小湊へ。You Want Her Tooで小湊、Distractionsで天津、We Got Marriedで鴨川市街へ。前回以上に道は空いていました。あっというまに第2目的地・鴨川に着いてしまいます。Put It Thereで停車。ここで時間調整のため停車中にFigure Of EightとThis Oneを聴きます。
前回と同じ市内のレストランで休憩後、館山方面へ進みます。Don't Be Careless Loveはすぐ終わり、That Day Is Doneが前回と同じく暗さを醸し出しました。そして今回も太海・江見の海岸沿いが似合ったHow Many People。レゲエは海に似合います。Motor Of Loveを聴きながら、やがて和田町へ。Ou Est Le Soleil?は同町の市街地。Back On My Feetは最後の部分が面白かったです。Flying To My Homeは丸山町。そして館山市に入ってからのLoveliest Thing。前回とおおよそ同じ位置で終わります。
続いても前回と同じパターンで「プレス・トゥ・プレイ」。Strangleholdは眠気覚ましにぴったりでした。Good Times Coming/Feel The Sunで館山市街地に突入。前回よりは手前で終わってしまいます。Talk More Talkの間奏の語り直前で北条海岸に停車。ここで休憩。2時半ごろです。ちなみに、前回の地点より少し先で停車。こちらの方が純粋な砂浜で止めやすいのです。
いよいよ北上なのですが、前回通った国道127号へ抜ける道を通り過ぎてしまい、那古船形の海岸線を通る羽目になってしまいました。FootprintsとOnly Love Remains(富浦町へ)はそのとき流れます。迷ってしまい、ちゃんと着けるか心配しながらの運転でした。結局、その道路の終点が127号に接続していたので難なく合流。それがOnly Love Remainsが終わりPressが始まる位置でした。
先ほどトンネルで事故があったので、富浦〜富山間のトンネル走行には注意しました。その山や森が印象的な部分はPretty Little Head。曲のイメージに合っていました。Move Over Busker、Angryは前回とほぼ同じ位置です。However Absurdがあり、かわいらしい(和泉亜子ちゃん風の)Write Awayは富津へつながるトンネルに入るところで終わります。It's Not Trueはその不気味で危険なトンネル群からスタート。前回と同じく浜金谷の港を過ぎます。
4時前、前回と同じくTough On A Tightrope(ゆーなちゃん!)でレストラン「かなや」へ。当初はここで昼食のつもりでしたが、思いがけなく頂いたのでお土産だけを購入。その後Spies Like Usが竹岡、Once Upon A Long Agoが上総湊。
続いてはこの地域では初登場の「バンド・オン・ザ・ラン」。前回この位置では「タッグ・オブ・ウォー」が渋滞に巻き込まれていました。そこで今回もそれを見越しての持参でしたが、渋滞はありませんでした。そのため、「バンド〜」は前回「マッカートニーU」が流れていた袖ヶ浦付近まで長引いてしまいます。これは想定外の出来事で、残る「パイプス〜」は聴けるのか不安でした。
Band On The Runは、前回渋滞が始まった部分を快走します。しかし、車の数は多かったのでJet、Bluebirdはゆっくり走行しながら過ぎてゆきます。ど田舎の感じ漂うMrs.Vanderbilt、最初のうちはそうだったのですが君津市に入り道幅が広くなり市街地に突入して不釣合いになってしまいました。Let Me Roll ItとMamuniaは君津市。少し混んでいました。そしてNo Wordsは木更津との市境ジャストから。全部歌っちゃいましたw Picasso's Last Words(Drink To Me)は非常に長く感じられました。1985でついに袖ヶ浦市へ。アクアライン連絡道を横目に過ぎてゆきます。袖ヶ浦市街地はHelen Wheels。さすがに暴走はしませんでしたw 左手が工業地帯となり、ようやくCountry Dreamerが終了。埋め草のために持ってきたアルバムが、ここまで長引いてしまいました。
続いては車内初登場の「パイプス・オブ・ピース」。Pipes Of Peaceが復活しましたが、あのイントロは改めていらないと思いました。そして今日は初登場のSay Say Say。聴こえにくかった・・・。この辺で既に市原市へ。The Other Me、Keep Under Coverではまだ左手は工業地帯です。前者は息遣いがかなり凝っていることを確認。後者は面白かったです。So Badも車内初登場だったのは驚きです。The Manは五井辺りで。マイケル・ジャクソンです。
Sweetest Little Showは自分の覚えているメロディと実際が違って驚きました。そして、車内でとても聴きたかったAverage Personとのクロスフェイドが入ったとき、行きのルートと合流します(Admiral HalseyとSmile Awayのクロスフェイド部)。Average Personは村田町を過ぎ千葉市入り。Hey HeyとTug Of Peaceは蘇我辺り。すぐ終わります。Through Our Loveは今回聴いてもいい曲とは思えませんでしたが、後ろの車の運転手が元ドリカムの西川さんに似た人だったのが印象的でした。Twice In A Lifetimeで市の中心部へ。ここから渋滞が始まり、We All Stand TogetherとSimple As Thatは食われてしまいます。
この後は渋滞に揺られて前回と同じく「プレス・トゥ・プレイ」を聴くぞ!だったのですが・・・。Good Times Comingの第3節から音飛びが発生!!さらにFeel The SunとTalk More Talkでひどくなってきたのでやむなく飛ばします。しかしFootprintsも軽い音飛び。飛ばして被害のなかったOnly Love Remainsから続きを聴きます。渋滞は船橋以外は前回より格段に空いていました。しばらくは平穏だったのですが、冗談で「亜子(Write Away)からまた音飛びするんじゃないの?」と思っていたら的中しちゃいました・・・。It's Not Trueも壊滅。Tough On A Tightropeに飛ばします。Spies Like Usも音飛び、Once Upon A Long Agoに飛ばします。2回目は音飛びをしていない曲だけを聴きました。楽しみにしていた「プレス〜」が、2度目はその半数しか聴くことができないとは・・・。その後千鳥町から首都高に乗り、夜の7時過ぎに帰ってきました。ちなみに、2度目に聴いたTough On A Tightropeは見事ひどい音飛びに見舞われ、CDをイジェクトしました。
今回は、「ミラー欠損」と「音飛び」の2つの悲劇が襲ったものの、全体的にはよい印象で終われたと思います。Mull Of Kintyreは少し不発でしたが「ロンドン・タウン」はいい感じでしたし、「ラム」「パイプス・オブ・ピース」も各曲の魅力を改めて堪能することができました。次回はもっと安全に走行したいですね。なお、音飛びした「プレス・トゥ・プレイ」はCDドクター(機械)で直しました。Talk More TalkとWrite Awayが特にひどかった模様(うちのCDコンポはCD−Rが読めなく、PCは傷があっても音飛びさせないため、音飛びの確認はゲーム機で行った)。CD−Rにしててよかった・・・。