房総半島1周ドライヴ パート10(2006.4.09)
持っていったアルバム
「房総半島1周ドライヴ」も、ついに10回目を迎えました。早かったような、遅かったような。3月はなんだかんだあって行くことができなかったので、1ヶ月以上空いての再訪問となりました。例のごとく、過去のレポート(パート1、パート2、パート3、パート4、パート5、パート6、パート7、パート8、パート9)もあわせてごらんください。千葉県の道路地図を手元に置くと分かりやすいでしょう。今回も単独の旅で、ルートは前回と同じ。今回はいつもよりちょっと早い朝7時10分頃に出発しましたが、帰ってきたのはいつもよりわずかに早い夜8時半過ぎにとどまりました。今回のドライヴ、実は前日の8日(土曜日)に決行する予定でしたが、雨の予報が出たので急遽次の日に移動しました。結局土曜は少しだけざっと雨が降った程度で非常にいやらしかったです。まぁ、ひょうが降りますなんて予報があったら出たくありませんよ。
今回の車内BGMは、毎度のことながら保守派の勢ぞろいになってしまいました(汗)。特筆すべきことは2つ。まずはドリカムの再導入がかなったこと。ただし、何度か車内で登場した「DIAMOND 15」ですが(汗)。新作「THE LOVE ROCKS」でもよかったのですが、もう少し家で聞き込んでからにしようという判断でやめました。もう1つは初期ウイングスの「レッド・ローズ・スピードウェイ」が、房総半島1周ドライヴでは初登場となったこと。けっこう好きなアルバムなのに、意外と持っていったいなかったのです。残りはポール・マッカートニー関連が4枚(「レッド・ローズ〜」含めると5枚)、オフコースおよび小田和正が2枚と、今回もポールに比重がかかっています。ポールのアルバムは、定番の「ロンドン・タウン」「プレス・トゥ・プレイ」と、すっかり千倉・白浜の景色に溶け込んでしまった「裏庭の混沌と創造」、そしてひさしぶりの「ヴィーナス・アンド・マース」。小田さんのアルバムは「Oh !Yeah !+3」。オフコースは、再び4人時代のベスト盤「君住む街へ」です。「レッド・ローズ・スピードウェイ」と「裏庭の混沌と創造」以外はCD-R化されたもの。また、予備としてドリカムの「長男の嫁 オリジナル・ドラマトラックス」を持って行きましたが、出番はありませんでした。
1.ほどよいテンション・アップ 〜「ヴィーナス・アンド・マース」〜
ドライヴの冒頭は、毎度テンションの上がるアルバムを選んでいます。今回は、ウイングスの「ヴィーナス・アンド・マース」をふと選んでみました。(まともやドリカムは見送りに・・・)今回は「日曜日→渋滞」を予想して前回までより少し早く、7時10分頃に出発しました。もう4月なので、外は以前に比べるとだいぶ明るい中でのスタートでした。まずはVenus And Mars/Rock Showでテンション・アップを。Rock Showは好きな曲でもあるしウイングス有数のロックなのでテンションを上げるのにはぴったりでした。しかしながら、一番最初に「旅の思い出」と化してしまう曲ははかないものです・・・。続いてLove In Song、You Gave Me The Answer、Magneto And Titanium Manと小曲が続きます。前回環七通りの途中区間が渋滞しましたが、今回は全く問題なし!Letting Goで平和島通過。Venus And Mars(Reprise)の後、Spirits Of Ancient Egyptで大井南料金所通過。料金所のおじさんは、デニーの声が聴こえたのでしょうか?
首都高湾岸線は、日曜日で混むのでは・・・?という心配をよそにスムーズ。ジミー・マッカロクのMedicine Jarは大井トンネルの中で始まります。Call Me Back Againは、私が苦手な曲なので少し退屈したかな(爆)。「ニューオーリンズへようこそ」のナレーションに続き始まるListen To What The Man Saidの前半で千葉県入りします。まさに「千葉へようこそ」ですね。メドレーでなだれてTreat Her Gently/Lonely Old People。この曲で千鳥町出口から下道(国道357号線)へ。二俣新町の陸橋でCrossroadsが流れいよいよ本編終了。同じ陸橋で船橋市入りしてZoo Gangが始まります。楽しい曲もあっという間に終わってしまい、Lunch Box/Odd Soxへ。習志野市で流れます(後半のブレイク後の会話が聞こえなかった)。よく渋滞で知られるこの区間ですが、それを思わせない空きぶりでした。最後は陽気なMy Carnivalで締めくくります。幕張付近で終わります。「ヴィーナス・アンド・マース」は、テンション・アップには非常に最適だったと思います。久々に聴いた曲も多かったので持っていってよかったです。
2.甘いバラードで千葉を走ろう 〜「レッド・ローズ・スピードウェイ」〜
房総半島ドライヴでは初登場となる初期ウイングスの名作「レッド・ローズ・スピードウェイ」。なぜ今まで持っていかなかったのかが不思議なくらい、私にとってはお気に入り度の高いアルバムです。こちらも久々に聴く曲が圧倒的に多いので、それらを堪能する目的もあってのことでした。
美浜区浜田の陸橋上から始まったのがBig Barn Bed。その存在を忘れるほどひさしぶりでした。次はおなじみMy Love。この曲はけっこう聴いているしそんな好きでもないのに、始まって少しの間鳥肌が立ちました。途中からはブート収録の'72年ツアー・ヴァージョンのヴォーカルをまねて「うぉ、うぉ、うぉ、うぉ」とおどけて歌っていましたが(爆)。花見川区→稲毛区へ。ここいらで並走していた東関東道とお別れします。最高に盛り上がったのがGet On The Right Thingです。この曲で中央区入りしたことで感づく方もいらっしゃると思いますが、当サイトのオリジナルキャラクター企画「みなと×みらい」(このページ参照)でおなじみの千葉みなとへやってきたからです。作者としてうれしいものがあります。みなとちゃんの街(爆)に近づくにつれ気分も高まりリンダさんと一緒にタイトルコールを歌いました。千葉みなとに一番近い千葉市役所前付近ではこの曲も最後の繰り返しに入り大きく盛り上がったのでした。
そんな興奮ムード(!?)の後はしんみりじっくりとOne More Kissで。アルバム中私が一番好きな曲です。途中寒川大橋でちょっとした川を越えましたが、あれって都川って言うんですね。釣り船がいくつか見られて都会なのに驚いてしまいました。Little Lamb Dragonflyは、蘇我で流れます。非常に感動的でしたねぇ。アウトロの手拍子とコーラスが特に。途中例のごとく牛丼の「松屋」があって「ネギま!」のクギミー(釘宮円)を思わせましたが。Single Pigeonは浜野であっけなく終わってしまいます。“Me too”が面白い。そしてそして、ドライヴ前日に「Jooju Boobu」で紹介したてのWhen The Nightの登場です。実は「Jooju Boobu」執筆中(つまり、ドライヴ前夜)に散々聴いてしまったので新鮮味は薄れてしまったのですが、それでも曲のことをいろいろ考えることができました。アウトロで“Underneath the banana tree”を付け加えるのも忘れませんでした(爆)。この曲の冒頭で市原市入り、後半でいよいよ国道297号線へ向かうべく左折(言い忘れましたが、この角にデニーズがありそれがいつも目印となっています)。
お次はLoup(1st Indian On The Moon)です。一般的には敬遠される曲ですが、私は好きです。個人的にはこの曲は時代劇のBGMに合うと感じているので、曲を聴きながら「このパートはこんなシーンに似合うかも・・・」などと考えながら聴いていました。そしていよいよ、長い長い4曲メドレーです!!Hold Me Tightの前半で山木三叉路を右折、国道297号線へ。信号待ちは今回は長くなかったですが、後ろの車の若い男性が釣竿(自転車のハンドルにも見えたけど・・・気のせい?)を持っていたのが印象的でした。どこか釣りに行ったのでしょうか。次のLazy Dynamiteで、その車は後ろから消えます。右手を見ると湖が。そういえばこの辺は山倉ダムがありました。もしかしたらその人はそこに釣りに行ったのかも。Hands Of Loveはその直後から。前曲との流れ&この曲はやはり醍醐味です。海士有木付近で今度はPower Cut。最後のギターフレーズが重なり合う所はそれぞれのパートを交互に歌ってみました。
さて、この辺で気になることが出てきました。この後アルバムは4曲のボーナス・トラックが控えています。しかし、次に流す「ロンドン・タウン」のスタート地点として設定した佐是まで、あといくばくも距離がないのです。4曲きっちり埋まるのか・・・?それがだんだん心配になってきました。困ったことに、4曲中3曲の演奏時間が5分程度と長いのです。その第1弾、C Moonは、そのため繰り返しが長く感じられ「早く終われ!」状態に。楽しく聴くことができず残念でした。この曲でもう光風台に到達してしまいます。次のHi Hi Hiは、オリジナルは久々に聴くので楽しみにしていた曲でしたが、これも焦りの中うやむやに終わってしまいました・・・。そして案の定、リミットが来てしまいます。The Messが始まるやいなや、飛び込んできたのは見覚えのある光景・・・紛れもなく佐是でした。「ロンドン・タウン」の出発点とぶつかってしまったのです。しかし、このまま聴き続けてしまうと「ロンドン・タウン」の曲と風景の絶妙なマッチが崩れてしまいます。かといって残り2曲を聴かないのも惜しいし・・・。
ということで、佐是にあったコンビニに駐車して、そこでThe MessとI Lie Aroundを聴くことになりましたとさ(汗)。しかし、まんざら悪かったわけではありません。I Lie Aroundはここの田舎風景にぴったりでしたし、デニーつながりで次の「ロンドン・タウン」の雰囲気へとリンクする役目にもなりました。そして何といっても、停車したので佐是の風景を写真に収めることができたのです。予想外の収穫でした。以前のレポートをごらんの方は「この辺の風景がどんなのか分からない」とお思いでしょうから、ちょうどいい例となったのです。下に佐是の田舎風景の写真を掲載します。「ロンドン・タウン」にどれほどマッチするかがお分かりでしょう!なお、この時沿線を走る小湊鉄道(1時間に1本程度走る単線のローカル線!)の列車が走っていったのですが、写真を撮るのに間に合いませんでした・・・。ちなみにこの時9時20分です。
佐是付近の風景。いかに田舎かがお分かりかと思います。右写真の、左手の道路が国道297号線で、その隣を小湊鉄道が並走しています。
3.少しいつもと違う・・・?でもまったり運転 〜「ロンドン・タウン」〜
牛久〜勝浦間のドライヴに最高に似合い、必携のアルバムといえば「ロンドン・タウン」です。私の一番好きなポールのアルバムでもあります。今回も当然ながらこの位置で聴きます。(←前回のドライヴと同じ説明文)
「レッド・ローズ・スピードウェイ」の混乱も静まった後、佐是からスタートします。まずはLondon Town。一転して落ち着いた感じにまったりムードが甦ります。中盤で早くも牛久入り。牛久市街は、今回はなぜか空いていました。続くCafe On The Left Bankも通常より先に進んでしまい、牛久市街を抜け田舎道へ帰っていきます。途中右手に駅が小さく見えましたが上総川間駅でした。そこでI'm Carryingより、名物「まったり運転」を復活!「まったり運転」とは、「ロンドン・タウン」の雰囲気と田舎の景色に浸りながらゆっくり運転するものです(制限速度いっぱいに運転はしていますが)。I'm Carryingはまったり運転の代名詞的存在で、非常に癒されました。周りの田園風景もぴったり。前回は私を追い越す車は1つもなくみんな「まったり運転」を体験していましたが、今回はこの曲の段階から既に追い越す車が続出。みんなまったりムードはいやなのでしょうか?続くBackwards TravellerとCuff Linkは田尾で。廃墟となったガソリンスタンドがやたらと多く、この2曲の不気味さに似合っていました。Children Childrenはこれまた田舎道にぴったり。平蔵(竹中大臣風)で流れました。今回この道では農作業をされている方を多く見かけました。休日もご苦労様です。平蔵から米原にかけてはGirlfriendが流れます。素っ頓狂なヴォーカルが相変わらず面白いです。この曲でも追い越し車続出。
まったり運転はI've Had Enoughで一転、ノリノリになりながらいよいよヘアピンカーブに入り大多喜町へ。やっぱりこの曲はいいなぁ!暴走しがちになりましたが(汗)。しかし今回は「まったり運転」は成功したと思います。そして至福の1曲With A Little Luckがついに登場です!!ヘアピンカーブの途中からスタート。コーラスパートを一緒に歌いましたが、後半シャウトするヴォーカルより断然歌いやすいですね。この曲は船子の手前まで続きます。この曲もいいなぁ!さて、ここまで全体的にいつもより手前で終わってしまっているので、最後の「あの曲」を「あの場所」で流すために少し急ぎます。Famous Groupiesはそんな中で流れます。しかし日曜はさすがに勝手が違います。時速70kmで走っている私をものすごいスピードで追い越した車がいましたから(しかもその直後には前の車にぶつかりそうになってるし)。こんなの土曜には決して見かけません。どこのナンバーかは見損ねましたが、「ゆっくり走ろう、千葉の道」でっせ。危ないったらありゃしない。
そんな「日曜の混沌」は10時に到着したいつもの道の駅「たけゆらの里おおたき」でも見られました。(結局前曲では挽回できずDeliver Your Childrenの第2節が終わった時に停車)まぁまぁ見てごらんなさい、この人の数・車の数!!土曜ならすぐ手前の駐車場に軽々と駐車できるのに、わざわざ裏手に回って停車せざるをえないほどの混雑ぶりに呆れてしまいました。これも日曜パワーなのか・・・?道の駅からしてみれば儲かるのでいいのかもしれませんが。
以下は「たけゆらの里おおたき」での写真です。どうぞ!
(左から)道の駅「たけゆらの里おおたき」。日曜のせいか大盛況。/左右後方、びっしり車が埋めています。ちなみに私の車は建物裏に止めざるを得ませんでした。
毎度おなじみのソフトクリーム(爆)。食券売り場も並ぶ羽目に。これも今回が初めてです。
さぁどんどん南へ行くよ。Deliver Your Childrenの間奏から再開。Name And Addressで勝浦市入りします。最初は面白く聴いていましたが、ちょっと考え事をしていたら終わっていました(汗)。Don't Let It Bring You Downは松野で流れました。全部一緒に歌いました。後半で総野小を通過。アウトロでは右手の低い所に田園地帯が広がってこの曲の雰囲気たっぷりでした。そしてMorse Moose And The Grey Goose。この曲の中間部のとき、道の上で小動物(狸?)が死んで転がっていました。よけて過ぎながら、ご冥福をお祈りしました。後半になると一気に盛り上がり、勝浦変電所付近でいよいよ右手に海が見え出します。そして若潮台交差点と勝浦有料道路出口を過ぎて終了。続くは「Jooju Boobu」で先日紹介したGirls' School。勝浦は串浜大橋付近の海沿いにぴったりです。が、ここでも日曜日が生んだ(!?)誤算が。いつもなら難なく通過できる墨名交差点(国道128号へ右折する地点)の手前で小渋滞が発生したため、この曲は串浜どころか海も見れずに終わってしまったのでした(勝浦市街地まで)。ちょっとショック。そしてお次は・・・なので、市街地で流すのは雰囲気に合わないと察し、異例の一時停止措置を行いました。ペースが乱れてしまい、日曜日にうんざりしてしまいました。
しかし、次の曲はそんな気分を吹き飛ばしました。そう、待ちに待っていた「夢の旅人」ことMull Of Kintyreです!串浜大橋から松部漁港を経て流れます。もちろん、岬(Mull)も見えてきます。曲は郷愁のようなものを甦らせるのに十分でした。が、ここでも小さな誤算が。なんと、鵜原付近で小渋滞が発生!というのも、そこで事故があったみたいで片側通行止めになっていたからです。通りかかった時まさにけが人が救急車に入れられようとしていました(勝浦有料道路から串浜大橋を通って国道へ突っ走っていった救急車はこれのためだったのか)。近所の人たちも心配そうに様子を見守っていました。この生々しい事故のために、曲はお目当ての守谷海岸(この曲がよく似合う場所)に着く前に終わってしまいました。11時頃守谷岬に到着。
「日曜日効果」はマル・オブ・モリヤでも起きていました。いつもより多くの車が止まり、人も多くいました(子供連れや若いカップルなど)。私はといえば、停車後1回Mull Of Kintyeを聴き、その後降りて実際に砂浜に立ってこの場の風景と空気を味わいます。そして、前回に続いてプロモのまね(特にギターを弾くデニー)をしながら砂浜をしばらく歩きます。前回行ってみた岩場の付近まで来て引き返しました。少し太陽が輝かしい穏やかな天気の中、1ヶ月以上ぶりに訪れたこの地は懐かしさでいっぱいでした。そしてもう1度、車内でMull Of Kintyreを声に出して歌いながら景色を味わいました。この先の渋滞を見越してそこそこに切り上げてしまったのが残念な点でしたが、今回も郷愁のようなものに浸れて、また1つこの曲を好きになりました。今回もありがとう、デニー&ポール。
それでは「夢の旅人」こと「守谷海岸」の写真をどうぞ!
日本版「マル・オブ・キンタイヤ」、守谷岬です。写真撮影中、外房線の列車も走っているのが見えました。
4.ひさしぶりにドリカム 〜「DIAMOND 15」〜
さて、お次はひさしぶりに車内に復帰したドリカムです。アルバム「DIAMOND 15」を選んできました。「THE LOVE ROCKS」でもよかったんですけどね。
背後に守谷の海が見えなくなると、最初はDIAMOND 15 THEMEがゆったり優雅に始まります。そしてすぐに「トゥル、トゥル、トゥル、アー♪」と共に「決金2004」の朝日の洗礼が始まります。さっぱりしているけど、ちょっとせつない感じは過去にこの区間で流れたポールの『My Brave Face』や小田さんの『キラキラ』にも共通していますね。続いて興津郊外よりマスカラまつげ。これもさっぱりながらせつないですよね。後半に入り、左手に見える行川アイランドの廃墟ぶりは見ていて心が痛みます。次のどうぞよろしくで早くも鴨川市(旧・天津小湊町)へ。心配していた渋滞は起きませんでした。トンネルをいくつも抜け小湊市街に入り、ホテル三日月の前に差し掛かるとラヴレターが始まります。個人的には「ネギま!」の柿崎美砂のイメージがする曲です。ミシャー!そして天津では今も。歌い方が面白かったですね(「面白い」という言葉が適切かは微妙ですが)。続いてゆったりと始まったMUSIC TRANSFERSは、トンネルを抜け本来の鴨川市の領域へと抜ける地点でアップテンポになったのが効果的でした。視界も開け一気に市街地の様相となります。鴨川シーワールドはいつものごとく混雑していた模様(日曜なのでもっとすごかったのでしょう)。鴨川市内はいつもなら一時的な渋滞があるのですが、今回はなし。OLA !VITORIA !の第2節が終わったところで停車。
さて、休憩場所はもちろん「いわくつきのネタ」の某ファミレス(爆)。驚いたことに、到着した時はまだ12時になっていませんでしたよ!そのためか、私が来たときは空いていました。(だんだん家族連れや、緑の腕輪みたいなのをつけた3人の職員風男性などが来て混雑してきました)覚えているのは、私のテーブルの2つ右の席にルーズリーフに何か書いたものをテーブルに置いて若い男女が話し合っているのと、その向い側の席で近所の悪がきと思しき小学生(だと思う)男子2人がなにやら騒がしくしていたことですね。あと、お手洗いのある箇所が今回初めて直っていたのも覚えています(妙なことばかり覚えている人です)。ちなみに、いわくつきの理由である某“Sさん”似のウェイトレスさんは今回はポニーテールをしていましたよ!
上写真は某ファミレスで食べてきたものです。今回はハンバーグ。
さて、ファミレスを出た後、いつも車を止めている対岸のすし屋や土産屋などの大きな駐車場でちょっとしたことが起きます。なんと、私の車の前後左右、全部車で埋まってしまい、出られないじゃないですか!これも初めての出来事で困惑しました。仕方ないので、土産屋のレジのおばさんに頼んで前をふさぐ車の主を放送で呼んで動かしてもらうようにしました。しばらくしておばさんと一緒に土産屋の人(若い男性)が状況を確かめに来ました。するとその男性、「これなら切り返せば出られますね。私が責任を持って動かしてあげましょう」と。彼に運転を任せると、その言葉通り私の車は切り返せば車の輪から出られる状況でした。私の計算ミスというか早とちりというか・・・とにかくお店のお2方すみませんでした&ありがとうございました(汗)。
このようなこともありましたが、1時過ぎ(7分だったと思う)に出発。鴨川市内はいつもなら小渋滞があるのですが今回は意外にもありませんでした。日曜日なのに・・・。OLA !VITORIA !はアルバムヴァージョンの絶妙なリンクでイノセントへ。ここからまた田舎へ進んでゆく感じが、この曲の混沌さにぴったりでした。マーセラスのヴォイスを嶺岡トンネルで聴くと、次はHOLIDAY〜much more than perfect !〜です。後半からは太海の海岸沿いとなり、まさにこの曲にぴったりでした!!まぁ、ごつごつした岩場の太海より、湘南の海浜のほうが似合いますけどね。次はアルバム中もっとも異色のヒの字。地味〜な田舎道の光景にぴったり?江見に入り、しばらくするとやさしいキスをしてが始まります。前半だったか後半だったか思い出せませんが、とにかくこの曲で和田町・・・いや、南房総市に入ります。そう、このドライヴでもおなじみの和田町・丸山町・千倉町・白浜町・富浦町・富山町は、3月20日付けで合併し「南房総市」になってしまったのです。あぁ、なんと味気ない。地域の独自性をぶち壊す合併はいやな感じですね。助成金が出るとか出ないとかですけど。幸い、和田町との境には「南房総市」の標識と共にちゃんと「和田町」の表示も残っていました。これからはそれで「今、和田町に入ったな」と考えなければならないのか・・・。合併する前にもう1度行きたかったけど、3月は行けずじまいでした・・・。なお、この一連のドライヴ・レポートでは今後も旧町名で執筆します。
和田町役場は「南房総市和田支所」になっていました。この付近から高く上がれ!が始まります。乾いたドラムスとハーモニーが普段聴かない分印象的でした。市街地から白渚まで。後半は左手に海が見えてこの曲に似合っていました。そしてはじまりのlaの前半で、南三原を左折して房総フラワーラインへ。しばらくして丸山町に入ります。左右が並木になっていて緑たっぷりなのが、この曲の後半にぴったりでした。そして最後は、初雪〜ENDING THEME〜で終了。ひさしぶりにドリカムをアルバムまるごと聴いてよかったですよ。
5.裏庭の千倉と白浜 〜「裏庭の混沌と創造」〜
↑意味不明なタイトルです(汗)。つまりは、千倉&白浜で今回も「裏庭の混沌と創造」を聴いた、ということです。
まずはアルバム中一番好きなFine Line。千倉町に入ります。後半の“It's a fine line”はもちろん一緒に歌いました。次はHow Kind Of Youですが、長たらしかった・・・。千倉市街地に入ります。そしてJenny Wren。市街地を走る道は細くなり、運転するのに神経がいります。田舎道にぴったりですね。次のAt The Mercyでまた混沌とします。歌詞と歌い方が面白かったですが、「あれ?」というところで終わってしまいました。次のFriends To Goは「Jooju Boobu」紹介時にやたらと聴いてしまったのですが新鮮に感じられました。この曲で前々回止まった道の駅「第3白間津花のパーキング」で休憩(2時前)。店先にはお花が陳列してあって春らしかったです。おばさんばかりでしたが(爆)。以下そこでの写真です。
(左上から)道の駅入り口部分。ここは小さくこじんまりしています。/駐車場。真ん中の車が、私の車です。
トイレ内に貼ってあった紙ですが、「心静かに真ん中に/桜の花も散れば乱れる」とはなんとも味わい深いではないですか。
すぐに出発、English Teaが流れますがあっけなく終わります。この曲で白浜町入り。次はToo Much Rain。名倉よりフラワーラインに沿って海岸に行きます。A Certain Softnessは海岸沿いの感じがすごくぴったりでした。右手の小さな駐車場にかもめのブロンズ像がずら〜っと並んでいたのが面白かったです。この曲で、前回停車したもののいい思いのなかった野島崎を通過。どうせ日曜だから混んでるしね。Riding To Vanity Fairは、再び郊外=田舎道に変わってゆく中、混沌的に流れてゆきました。突き当たりの信号を左折、しばらくは海岸から離れ、車もまばらになります。Follow Meは、そんないかにも田舎の道で流れます。前回ちらりとやった「Follow Me」→「クギミー」への替え歌は、今回は全体を通してやりました(爆)。印象的なコーラスで始まったPromise To You Girlで再び海岸線へ。白浜フラワーパークが見えて、いよいよ館山市入りです(その瞬間“No more barking at the tree”の部分だった)。あっけなく同曲が終われば次はオーガニックなThis Never Happened Before。相浜交差点で、今回も左折してフラワーラインを総なめすることに。左右は緑いっぱいとなり、菜の花がきれいでした。次のAnywayが特にその雰囲気たっぷりでした。やがて、I've Only Got Two HandsとShe Is So Beautifulが過ぎ、「混沌と創造」の旅も終わりました。西川名の辺りだったと思います。ここからしばらく香(こうやつ)まで、音楽がない状態が続きます。
余談ですが、この無音状態の区間の波左間というところに、前回ちらりと触れた「松庵」という旅館があります。某Mさんを思い浮かべてしまった場所です(爆)。以下にその写真を掲載します。(2時42分撮影)
6.南西房総、オフコース 〜「君住む街へ」〜
次は、この区間でおなじみ4人時代のオフコースのベスト盤「君住む街へ」です。前回は同じく4人時代のベスト盤「IT'S ALL RIGHT」に3曲を加えた「IT'S ALL RIGHT+3」というオリジナル・ベストを聴いていましたが、今回はまた「君住む街へ」の王政復古となりました。
まず、香から昨日 見た夢が始まりますが、すぐに停車。さっき「松庵」撮影で停車したばかりなのになぜ?とお思いの方、前回のレポートをごらんください。実は、この区間で前回面白い看板を見つけたので、今回それを撮っておこうと思い立ったのです。いかにも田舎じみた古臭い殺虫剤の看板なのですが、そこにいる(描かれている!?)男の人が、マンガ「らき☆すた」の主人公・泉こなたのお父さん(つまり泉そうじろう)に少し似ていて面白いのです。香から少し先に行った大賀という所の、信号つき交差点の手前左手にあります。もちろん撮ってきましたので、下に載せておきます!「らき☆すた」ファンは必見!(爆)
看板撮影が終わり(2時49分)、再出発。しばらくして昨日 見た夢が終わると、次は夏の日です。個人的に「らき☆すた」の柊つかささのイメージがする曲で、さっきの看板=泉父が連想されて面白かったです。今回も前回と同じ要領で沿岸を走ります。途中からは海もよく見えてこの曲にぴったりでした。そして、ちょうど3時に北条海岸に到着。
左写真には大きな帆船が映っています。
さていよいよいつもの道を北上です。夏の日の後半からスタート。左手の海にはまだ上写真の帆船が見えていました。この曲にもぴったり。続いてIT'S ALL RIGHT(ANYTHING FOR YOU)。八幡神社にやけに警官がいたのが印象的でした。次は松尾さんの君の倖せを祈れない。毎度この場所で流れるのですっかりおなじみになってしまいました。続く白い渚ででいよいよ富浦町(現・南房総市)へ。市町境看板から「富浦」の文字が消えているのが非常に残念でしたが・・・。館山側でのやしの並木がいつもながらこの曲の雰囲気にぴったりです。(渚はないですが・・・)清水さんの逢いたいで多々良を右折、富浦市街地へ。その市街地から、気をつけてが始まります。この曲で数々のトンネルを越え一気に富山町へ(今となっては同じ南房総市)。ここらへんは道幅も狭く、トンネルの連続のため非常に危ない箇所なのですが、それなのに猛スピードで(しかもトンネルの手前で!)私の車を追い越したトラックがいて怖かったです。まさに「気をつけて」と言いたい所。曲自体は、非常に感動的でたびたび感極まりました。ENDLESS NIGHTSは、富山町で大きく道が折れ曲がる箇所から。まだ3時代とだけあってたそがれには程遠かったです。岩井駅付近に旧富山町役場があるのですが、「南房総市役所富山支所」となっていて悲しかったです。間奏以後の盛り上がりで鋸南町入り。もっと近くに(as close as possible)が始まります。安房勝山を過ぎて、この曲が終わった頃に停車。そう、前回と同じく道の駅「きょなん」に寄ったのです。
到着したのは3時40分頃。前々回まではレストラン「かなや」に立ち寄っていましたが、どうやら今後はこっちに立ち寄ることになりそうです。さすがに、菱川師宣記念館を見る暇はありませんが・・・。混雑度は前回と同様程度でしたよ。私が停車した車の隣の車に眼鏡をかけたおじさんが乗っていたのをやけに覚えています。以下はそこでの写真です。
(左上から)道の駅「きょなん」全景。/「見返り美人」で有名な「菱川師宣記念館」。今回も行きませんでした。
前回同様セブンティーンアイスを食べました。(爆)/今かけている「君住む街へ」と、この後登場する2枚のアルバム。
4時過ぎに出発。she's so wonderfulの楽しげなリズムにノリノリ。保田郊外からI'm a manで、数々のトンネルを抜けて富津市入り。次の君が、嘘を、ついたでは、金谷港に停泊するフェリーが見えました。そして、夏の別れでレストラン「かなや」を横目に通過。この曲、いつもこの区間で聴くため聴くたびにこの場所を思い出してしまいます。竹岡に入り、Tiny Pretty Girlで盛り上がります。緑の日々は上総湊より。間奏後でいよいよ右手に館山道が見えてきます。そして・・・定番の渋滞が発生します。これは、片側1車線の国道に、館山道終点からやってきた車たちが合流して起きる慢性的な現象です。最後の君住む街へは、そんな中静かに終わります。これから、街に帰っていくんだよ・・・という感じがして少し感傷的でした。
7.まだまだ明るいたそがれに 〜「Oh ! Yeah !+3」〜
渋滞中の国道127号線(富津市鶴岡付近)。見えづらいですが、右手前に終点間際の館山道も見えます。pm4:30撮影。
いつもの通り、ここからは小田さん初期のベスト盤「Oh !Yeah !」(私が3曲プラスしたCD-R版)です。まずは渋滞の中からスタートします。今回の渋滞はそれほどひどくはありませんでしたが、抜けるのにけっこう時間が掛かりました。工事をしている様子は見受けられませんでした。空が高すぎるは、そんな中に飲まれてゆきます。圧倒的に長い1985と夜の行方でさえ館山道との合流地点の前には終わっていました。次のI miss youで佐貫町交差点を越えるものの渋滞は続きました。そこで前回と同じく時間調整のため中止。そういえば前回ここで5時を迎えたわけですが、今回はそれよりだいぶ前に通過したことになります。
しばらくして渋滞が緩和されたので再始動。ためらわない、迷わないです。小山野トンネルを通りいよいよ君津市入り。さらにgood times&bad timesの後半で2車線となり、田舎から都会へと脱皮します。しかし、君津市内で再び渋滞が発生。これは意外でした。Little Tokyoと春風に乱れてはこの間に消化されます。Little Tokyoの歌詞がこの渋滞を叙述しているみたいで面白かったです。春風に乱れての後半で渋滞が解消、木更津市に入る付近で恋は大騒ぎがスタート。だんだん盛り上がってゆきます。FAR EAST CLUB BAND SONGでますます盛り上がり、ついにあの名曲ラブ・ストーリーは突然にが始まります。この曲も後半で感極まってしまいました。やっぱり、いい曲です。アクアライン連絡道と横切り、袖ヶ浦市へ。そしてOh !Yeah !のムーディーな雰囲気に包まれます。いつもならこの時既に暗くなっていて曲の雰囲気たっぷりなのですが、今回はまだまだ明るい状態でした。終盤でいよいよ大きく右に折れ、左手は一緒くたに工業地帯となります。ここからはボーナス・トラック。君にMerry Xmasはだいぶ季節外れになってしまった上に暗くなっていなくて肩透かしですが、何度も感極まりそうになりました。次の君に届くまでは、「ラブ突」ほどに感極まりませんでした。自己パロディだし。この曲(だったと思う)で市原市入り。最後のso long my loveも夜に似合うのですが、まだ外は明るいまま。この曲も感動的ですね。千種海岸で終了です。今回も1曲ずつ楽しむことができました。
8.千葉みなと −愛だけが残るんです− 〜「プレス・トゥ・プレイ」〜
さぁ、ドライヴ最後の楽しみといえばポールの「プレス・トゥ・プレイ」しかないでしょう!!今回も、ドライヴ決行に近づいてからはオリジナルを聴かずブートの方ばかり聴いていたので、オリジナルが新鮮に聴こえました。
Strangleholdは五井南からスタート。次はGood Times Coming/Feel The Sunですが、今回も理路整然としたFeel The Sunに新鮮さとむなしさを感じました。クギミーも喜んでるよ。次のTalk More Talkは、イントロのしゃべりがひさしぶりで、その大げさぶりが面白かったです。市原埠頭入口交差点を過ぎ、いよいよ行きの道(When The Nightまでの区間)を戻ってゆきます。Footprintsは、村田町(つまり千葉市入り)を過ぎるか過ぎないかから。やっぱりオリジナルの方がダイナミックですよね。Only Love Remainsは、もちろん全部歌いました。うんうん、大好きな曲です。蘇我を過ぎた辺りで渋滞が始まり、Pressはそれに飲み込まれます。いつ聴いてもジャッキー・チェンです(爆)。そして都会の不気味さを印象付けたようなPretty Little Headの、第3節の歌詞が終わるところで停車。はい、千葉みなとに到着です。序盤でちらりと説明しましたが、私のオリジナルキャラクターの名前の由来であり、ちょうどドライブの経路にあることから毎度立ち寄って「設定資料」用に写真を撮っています。私のオリジナルキャラクター「千葉みなと」に関してはこのページをごらんください。イラストとか4コママンガとかやっています。
↓ちなみに私のオリジナルキャラクター「千葉みなと」はこんなコです。↓
到着したのは6時20分。前回に比べればだいぶ外は明るかったです。今回も、みなと公園のみ行きました。人も、子供を連れてゴルフのスイングをする男性や、犬の散歩をする女性など、まばらながらいつもよりは多かったです。公園を2周散歩して満喫します。その間にすっかり暗くなってしまいました。そのためか、今回撮った写真はあまり見栄えがよくないので、以下には一部だけ掲載します。今回気づいたのは、遊具(滑り台、木馬、砂場)があったこと。前回まで見覚えがなかったので、新設されたのかな・・・?なお、右下の「プレス・トゥ・プレイ」は車に戻った後撮ったものです(6時50分)。都会の中に、こんな静かな公園があるなんていいですね。みなとちゃんは幸せです。
結局、30分しかいなかったみたいです。別れを惜しみつつも(爆)、7時頃に千葉みなとを出発。Pretty Little Headのアウトロを経てMove Over Buskerへ。今回も千葉みなと駅の方をぐるっと回って帰ります。みなと公園ももう1度横目で見るようにして過ぎ、国道357号に出る信号待ちではAngryが炸裂!!この曲だけは完全にひさしぶりに聴くことになるので大変楽しかったです。続くHowever Absurdでみなとちゃんと完全にお別れ。感傷的ムードに浸ります。ストリングスが大げさで面白かったです。登戸交差点の手前で、若い男性の運転する車が前を走る老人の男性の運転する車に追突した直後らしく、車を止めて話し合っていました(警察はまだいなかった)。Write AwayとIt's Not TrueとTough On A Tightropeは渋滞で消えます。It's Not Trueの激変ぶりには改めて驚き。Spies Like Usで東関道と合流(例の泉こなた@小仲台の行き先案内板も確認)。渋滞がなくなり、曲のスピード感にのせて疾走します。しかし、若松から前回より長く渋滞が発生し、Once Upon A Long Agoは飲み込まれました。
「プレス・トゥ・プレイ」の2周めは、渋滞の中で始まりました。2周めは前回までと同じくランダム再生。家に着くまで聴きましたが、結局全曲聴いたことになりました。まずAngryからスタート、Once Upon A Long Ago、Stranglehold辺りで日の出町・渋滞緩和、However Absurdで千鳥町料金所で首都高へ、Press・Move Over Busker(東京入り)・Spies Like Us・Pretty Little Headとアップテンポが続いた後It's Not Trueで首都高を降り、Only Love Remains、Write Away、Footprints、Talk More Talk、Good Times Coming(給油)、Feel The Sunを経てTough On A Tightropeは第1節のみで帰宅。午後8時40分頃と、スタートは早かったのに大体同じ時間での帰宅でした。そして今回の旅も、「昔々のそのまた昔」になってゆくのでしょう・・・。
以上で今回のドライヴ・レポートを終えます。
おまけ。私のPCの現在のデスクトップです(爆)。