房総半島1周ドライヴ パート12(2006.6.24)
持っていったアルバム
前回より1ヶ月以上も空いて、ひさしぶりの感の強かったドライヴとなりました。皆さんお分かりの通り「房総半島1周ドライヴ」です(汗)。例のごとく、過去のレポート(パート1、パート2、パート3、パート4、パート5、パート6、パート7、パート8、パート9、パート10、パート11・雨編)もあわせてごらんください。千葉県の道路地図を手元に置くと分かりやすいでしょう。今回も単独の旅で、ルートは前々回と同じ(前回とほとんど同じ)。今回はいつもより遅れて朝8時10分頃に出発しましたが、帰ってきたのは逆にいつもより早く夜8時半前でした。前回は雨の中を走ってそれでもまんざらではなかったのですが、6月に入るといよいよ梅雨のような天気になり、ドライヴにも行けませんでした。そして「なんとか6月中に・・・」という願いの元、6月24日に照準を合わせて天気の回復を待っていました。すると、この日は梅雨の中休みで関東地方は予報以上に晴れて一日中暑いほどでした。ちなみにその翌日は曇りで時々雨が降ったことを考えると、まさにいいタイミングで晴れてくれたわけです。
今回の車内BGMは、いつもと少し変えてみました(もちろん定番はそのままで)。ポールのアルバムは4枚で、うち「オフ・ザ・グラウンド・コンプリート・ワークス」は初登場!!アルバム本編のCD-1と、シングルのみ収録の曲を集めたCD-2の両方を聴きました。最近CD-2がマイブームですが、CD-1は私が好きでないアルバムの第1位に挙げていたほど関心なしという雲泥の差のアルバムですが、さてどうなったのやら。オフコースおよび小田さんのアルバムは3枚で、定番ですが「君住む街へ」は若干曲を入れ替えています。そして番外として、渋滞の時の予備用として持っていったドリカムが手がけたドラマのサントラ「長男の嫁」より『woo・・・WOW!?』のみが車内で流れました(理由は後述)。
また、前回の途中より、「ネギま!」の椎名桜子のカードを運転席前方に置いて走行したのですが(詳しくは前回のレポートを!)、それで味を占めてしまったので今回は桜子の他に柿崎美砂・釘宮円・明石裕奈のカード(from トレーディングカード)を持っていって、要所要所で前方に置いて走行しました(爆)。まぁ、他に誰も車に乗っていないからいいじゃないですか・・・。
今回持っていったアルバム+各キャラカード(爆)。
1.景気付けには 〜「SELECTION 1978-1981」〜
毎回ドライヴの冒頭にはテンション・アップにふさわしい一枚を持ってくるのですが、今回のドライヴでは直前まで何を持ってこようか決まらず、一時はドリカムの「the Monster」で内定していたのですが気分が変わり、結局にわかに思いついた中期オフコースのベスト盤「SELECTION 1978-1981」を持ってきました。このアルバムがドライヴの冒頭に来るのは初めてで、オフコース・小田和正のアルバムがドライヴの冒頭に来るのも初めてです。
起きるのが遅れて朝8時10分頃出発。念のため行く前に首都高のHPで渋滞状況をチェックするものの目立った混雑はなし。今回のドライヴは風に吹かれてで幕を開けます。小田さんで目覚めるドライヴというのは新鮮でした。1曲目としてはなかなかよかったかも。次は存在を忘れていた夏の終り。これでちょっとテンションが落ちました(汗)。その後、環七通りを特に目立った混雑なしに愛を止めないで、せつなくて、生まれ来る子供たちのために、さよならと珠玉のマスターピースが流れてゆきます。そしてYes-Noが流れる中、大井南料金所を通過。料金所のおじさんと挨拶を交わします。流れていたのがオフコースの名曲なだけに、何が流れていたか分かったのでしょうか。
大井トンネルに差し掛かるところで愛の終る時がスタート。Yassさんコーナーへ。一億の夜を越えてでテンションは最高潮に・・・と思いきや、後半に入ったところで急に渋滞が。しかも不思議なことに、左車線のみがやけに詰まっているのです。他車線も流れが少し悪くなり、いくつもの星の下ではそんな中流れます。理由はすぐに思い当たり、それが正解でした。葛西出口で詰まっている車、車、車。別に臨海公園に行くんじゃありません。その先の、舞浜でも詰まっている車、車、車。そうです、某大型テーマパークに向かう人たちです。朝っぱらから大変ですねぇ。そんな人たちを尻目に進んでゆきます。いくつもの星の下での間奏が終わった所で千葉県入り。続くI LOVE YOUのあの大仰なコーラスの繰り返しにのせて千鳥町出口で降りて国道357号線へ。そしてもちろん、アルバムは終わってしまいます。
テンション・アップにはまずまずの効果を発揮したとは思いますが、最後の最後まで決まらなくて半ば投げやりに持っていったアルバムだけに少しインパクトに欠けたのが反省点でした。このアルバムを聴いた後、渋滞で有名な日の出町・若松を越えて習志野市に入る所までしばらく車内に沈黙が流れます。
2.千葉市&市原市・アット・ザ・ソングス・オブ・ウイングス 〜「スピード・オブ・サウンド」〜
さて次からしばらくはポールです。ウイングスの地味〜なアルバム「スピード・オブ・サウンド」です。「SOS」です。ちなみに人気アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」に登場する「SOS団」も「Speed Of Sound」の略だそうですよ(違)。以前のドライヴで同じ区間で聴いたことがあるのですが、それ以来しばらく車内でも家でも聴いていなくひさしぶりとなりました。個人的にはけっこう好きな曲が多く聴くのが楽しみでした。
そして若松町からず〜っと、後ろの車が同じだったというのも特筆すべきことです。習志野ナンバーの赤い車で、家族か何かで乗り合わせているみたいでしたが、運転していたおにゃのこがかわいかったです(爆)。初心者マークつけてたし。今回のドライヴでもすごく印象的だった事柄の1つです。
習志野市に入ってスタート。まずは大ヒットのLet 'Em In。「幸せのノック」です。この曲で千葉市入り。やっぱり楽しいですね。続くデニーのThe Note You Never Wrote付近より、自然渋滞が発生、流れが悪くなります。この曲は実にひさしぶりでした。国道14号と合流し、渋滞に巻き込まれたまま、これまた久々のShe's My Baby。指でリズムを取っていたらブレイク後のタイミングを誤りました。東関東道が去ってゆき、目の前が開け、「泉こなた@小仲台」の行き先表示板も見たものの渋滞は収まる気配を知りません。そしてShe's My Babyとクロスフェイドして始まる鍵盤の音とくれば・・・Beware My Love!!私が超大好きな曲の1つです!!激しいドラミングとポールのシャウトを楽しみながら聴きますが、渋滞でそのテンポよりずいぶんちんたらしていました。なので思ったように楽しめなかったのが残念な点です。この曲で稲毛区入り。
続いてはWino Junko。ジミーが面白い曲です。この曲付近で徐々に渋滞が緩和されてゆきましたが、曲も後半に差し掛かった頃についにおなじみの場所を通過します。言わずもが、当サイトのオリジナルキャラクター企画「みなと×みらい」(このページ参照)のキャラクターの名前の由来ですっかりおなじみの千葉みなとです。前回のドライブの時しっかり目に焼き付けた景色が目の前に来ると、作者としては本当にうれしかったです。
みなとちゃんの街(爆)を過ぎてすぐに、大ヒット曲Silly Love Songsが始まります。こんな地味なアルバムにこんな大名曲が!と改めて思いました。この曲で面白いエピソードがあります。誰もいない車内なので、私は何のためらいもなく歌ったり指や頭でリズムを取ったり、信号待ちではドラミングのまねをしたりしているのですが、先の後ろの赤い車の面々にこの曲で頭を振る様子が見えてしまったらしく、見事に笑われていました。しかし、この曲の“What's wrong with that?”の精神でそのままリズムを取り続けていましたけどね。
蘇我付近には松屋があって、「ネギま!」のクギミーが思い浮かぶのですが、牛丼をおいしそうに食べるクギミーを思い浮かべていたら、それを想起させるような肉の焼ける音が・・・そう、Cook Of The Houseです。リンダさんの歌うこの曲は久々に聴きましたが実に面白かったです。ノってるじゃないか、お前さん!(爆)すぐ終わってしまい、次のTime To Hideへ。デニーの名曲ですが、やっぱりデニーはいいなぁ。市原市入りした次の曲はジョーの歌う唯一の曲Must Do Something About It。これもひさしぶりでしたが、終盤がなんだか大げさな感じで違和感がありました・・・。
いかにも地味なSan Ferry Anneが始まると、国道297号線へ左折。先の赤い車も一緒についてきます。それには、「本当に私をつけているのではないか」と疑ってしまうほどに驚きました。Warm And Beautifulで山木三叉路を右折。なんと、ここでも赤い車は後ろにぴったりついてきます。田舎道の感が強くなったところでWalking In The Park With Eloiseがスタート。田舎ののどかさ、といった感じにぴったりでした。反対車線を救急車や消防車が走っていったのはその雰囲気に合いませんでしたが。Bridge Over The River Suiteは郡本付近から。やけに長く感じました。そして海士有木に入り、より田舎的なSally Gが流れます。田園地帯も見え、曲にはぴったりでした。
さて、途中渋滞があったことで予定より早くアルバムが終わってしまいました。次の「あの」アルバムのスタート地点にはまだだいぶ距離があります。この間何も流さないのももったいない気がして、でもあのアルバムをスタートさせたくなかったので、急遽流したのがドリカムのサントラアルバム「長男の嫁」です。といっても、全10曲は時間の関係上聴けなそうだったので(それでも40分には満たないんですけどね)、一番好きなwoo・・・WOW!?だけを聴くことにしました。美和さんとまささんのデュエットが楽しめる、最高に面白い曲です。少しカントリー風なのもこの辺の景色に似合いますし。こうして同曲を3回、上総山田〜水神橋際間で聴くことになりました。そしてついに、この曲が流れていた光風台で、後ろの赤い車が細い路地に右折してゆきました。きっとこの辺に親類か知り合いの家があるのでしょう。ずっとついてきていただけに、いざいなくなると寂しさもあります。おにゃのこかわいかったし(そっちかい)。
3.のんびり、まったり、夢の旅人 〜「ロンドン・タウン」〜
牛久〜勝浦間のドライヴに最高に似合い、必携のアルバムといえば「ロンドン・タウン」です。私の一番好きなポールのアルバムでもあります。今回も当然ながらこの位置で聴きます。(←また同じ説明文の使い回し)
いつものスタート地点・佐是より、London Townがゆったりと流れます。田園地帯を左右に見ながら一気にまったりムードが訪れます。牛久市街は、今回は空いていました。Cafe On The Left Bankは、そんなつかの間の都会的情緒を感じさせます。後半には既に米沢交差点を過ぎて再び田舎道へ。続いて「まったり運転」といえばこの曲I'm Carrying。「まったり運転」とは、「ロンドン・タウン」の雰囲気と田舎の景色に浸りながらゆっくり運転するものです(制限速度いっぱいに運転はしていますが)。が、今回は「まったり運転」はありませんでした。逆に飛ばすこともなかったですけどね。ギズモの音色に癒された後は、Backwards Traveller〜Cuff Linkでストレンジな気分に。田尾付近の、山が四方に見える景色にぴったりでした。いよいよ本当の田舎になってChildren Childrenへ。しかし、子供どころか誰もいませんでした(汗)。平蔵に入りGirlfriendへ。素っ頓狂なヴォーカルがいつも面白い、大好きな曲です。米原を、まったりと走ってゆきます。
まったりムードから一転、I've Had Enoughでずんずんと進んであっという間にヘアピンカーブに掛かります。大好きで痛快なこの曲にのせながら大多喜町へ入ってゆきます。ヘアピンカーブを過ぎる手前で、いよいよWith A Little Luckの登場です。コーラスを一緒に歌いながら、一番好きなポールの曲を楽しみます。この曲は船子まで続きます。そしてFamous Groupiesが終わったちょうどその時に、いつもの道の駅「たけゆらの里おおたき」で停車です。いつもよりだいぶ遅く11時頃の到着でした。
以下は「たけゆらの里おおたき」での写真です。どうぞ!
右は毎度おなじみのソフトクリーム(爆)。暑さで少し溶けてしまいました。しかし、老若男女問わずこのソフトは人気あるようです。TV番組でも紹介されたそうですよ。
Deliver Your Childrenから再開。一気に勝浦市へ進みます。次のName And Addressは前回よりはあっけなくなかったです。松野の手前からはDon't Let It Bring You Down。いかにも田舎的な景色にぴったりでした。やっぱり全部通して歌ってしまいます。武道大学グラウンドを過ぎてしばらくして、Morse Moose And The Grey Gooseが登場。海の香りが一気に漂います。後半の盛り上がりと共に、坂を下っていっていよいよ海も遠く見えてきます。若潮台を越え勝浦有料道路と交差する地点で終了。続いてはGirls' School。ついに墨名交差点に到着、国道128号線へ右折します。海が見えてきて、この曲に似合っていました。
そして、串浜大橋の下で始まったのが言わずもが、Mull Of Kintyre・夢の旅人です!この辺の海と岬の景色にぴったりで、感動と郷愁に似たものを与えてくれる1曲で、ドライヴに行くたびに好きになる曲です。左手に岬や海が見え、一気に「マル・オブ・キンタイヤ」ムードに。そして、特にこの曲にぴったりな守谷海岸に11時50分頃到着しました。
いよいよ夏に海水浴シーズン、ということで今まで以上の活気を見せる守谷海岸でした。砂浜には急ピッチで海の家が何軒も作られ、オープンに向けて忙しいみたいでした。また、訪れる人たちも多く珍しくいつも停車している駐車場がいっぱいになっていました。停車後、もう1度Mull Of Kintyreを聴いて郷愁に浸ります。続いて、外に出て砂浜を歩きながら景色や空気を味わいます。ちょうどそのとき、正午を知らせる「ふるさと」のメロディが放送されます(以前のレポートでも触れられています)。相変わらず、2つの放送が微妙にずれて聞こえていました。時間が押しているのであまり長く滞在せず、車に戻ってもう1度Mull Of Kintyreを聴きます。本当にこの景色にぴったりで、歌いながらずっと聞きほれていました。今回もよい思い出をありがとう、デニー&ポール。
それでは「夢の旅人」こと「守谷海岸」の写真をどうぞ!
海の家が急ピッチで建てられていて、土台だけだったり一応できていたりします。
下段写真はおまけ。「マル・オブ・モリヤ」をバックにアルバム「ロンドン・タウン」と椎名桜子の記念写真(爆)。
4.1993年へ戻ろう 〜「オフ・ザ・グラウンド」〜
ここからしばらくは1993年へタイム・スリップしましょう。というのも、ポールのアルバム「オフ・ザ・グラウンド」の世界に浸るからです。日本・ドイツのみで発売された2枚組限定版「オフ・ザ・グラウンド・ザ・コンプリート・ワークス」の両面を続けて聴くのです。両面とも車内では初登場です!まずはそのうちアルバム本編のCD-1から。実はこのアルバム、私が一番聴かないポールのアルバムであり、一番好きになれませんでした。後に登場するCD-2は大好きなのですが、こっちは曲の煮え切らなさがどうしても・・・だったのですが、今回のドライヴのBGMにして果たしてどうなることやら・・・。
12時20分頃にマル・オブ・モリヤを出発、タイトル曲Off The Groundが威勢良く始まります。思わず手拍子(+ブレス)を一緒に再現してしまいました。興津市街を空を飛ぶように抜けてゆきます。続いてはLooking For Changes。痛快そうだけど、個人的には今回聴いても好きになれませんでした・・・。前回も道路工事のあった箇所は今度も片側通行で、小さな信号がついていました。青だったので行こうと思ったらいきなり赤になり戸惑っている間に曲が終わってしまいました。そしてシングルにもなったHope Of Deliveranceの登場。行川アイランドのあった所にはまだやしの木が生えていましたが、そのラテン風味が曲にぴったりでした。この曲でも一緒に手拍子をたたきました。鴨川市(旧・天津小湊町)に入るとすぐ、Mistress And Maidがスタート。完全ひさしぶりに聴きましたが、意外と楽しかったです。オーケストラも効果的。安房小湊駅を過ぎた辺りからはI Owe It All To Youに。イントロのメロトロンで鳥肌が立ちました。天津を走ってゆきます。そしてBiker Like An Iconへ。これまたひさしぶりでしたが、疾走感があって楽しかったです。この曲で鴨川市街入り。市内はなぜか空いていました。それでも鴨川シーワールドは満車でした。そしてPeace In The Neighbourhoodの第3節で停車します。12時50分頃です。
今回も、休憩場所は「いわくつきのネタ」の某ファミレス(爆)。「いわくつき」といえば某Sさん似のウェイトレスさんのことですが今回はちゃんといました。前回見かけなかったので一安心。隣の席に小さな子供1人を連れた若い女の人の集まりがいて、なぜか1人男の人がいてやけに話し方が面白かったのを覚えています(妙なことばかり覚えています)。あと、私の付近の席にやたらと老人ばかりいたのが不思議でした。偶然なんでしょうけど。
上写真は某ファミレスで食べてきたものです。
1時50分頃、出発。Peace In The Neighbourhoodの後半を聴きながら、鴨川市街を後にします。続くGolden Earth GirlはなんだかWarm And Beautifulそっくりですね。さっき聴いたばかりなので余計そう感じられました。嶺岡トンネルを抜けた所でThe Lovers That Never Wereがスタート。私がもっとも苦手としてきた曲の1つですが、意外にも結構味わい深く聴けました。これが本当にコステロも参加していればもっとよかったのに・・・。太海の海岸沿いを進んでゆくと、ノリノリのGet Out Of My Wayがスタート。これも自分の意識より楽しく聴くことができました。海沿いを軽快に進んでゆきます。ブレイク部分の汽笛が聴こえませんでした・・・。江見に入ると、もう1つの「苦手ソング」Winedark Open Seaの登場です。最初の方はよかったのですが、後半に行くにしたがって退屈になってきました(汗)。やっぱりこの曲は苦手かも・・・。最後はやはり悲鳴で終わります。南房総市・・・じゃなくて和田町に入るか入らないかで、C'mon Peopleが始まります。今回のドライヴで感動的だった曲の1つです。市街を抜け、左手に海が見える頃には曲も後半の盛り上がりで、本当に感動的でした。そして、忘れてはいけない(remember to be)のがCosmically Conscious。後で完全版は聴くことになりますがこっちはショート・ヴァージョン。房総フラワーラインへ左折、丸山町へ。左右が並木となり、地球環境を訴えたこの曲にお似合いでした。
今回改めて聴いてみて、苦手意識が少し薄らぎました。Looking For ChangesとWinedark Open Seaを除けば、並レベルのお気に入り度になったと思います。
5.1993年へ戻ろう パート2 〜「オフ・ザ・グラウンド・コンプリート・ワークス」〜
CD-1の次はCD-2です。シングルのみで発表された曲を集めたものですが、アルバム本編より質の高い曲が多く、私もお気に入りです。今回初めて千倉&白浜のコースからアルバム「裏庭の混沌と創造」が消えました。
いきなり最高にノリノリのLong Leather Coatからです。楽しすぎて逆に後味が薄くなってしまったくらい楽しめました。千倉町入りして次はKeep Coming Back To Love。道も狭くなってゆきます。やけに音が小さく聴こえました・・・。そして個人的には桜子@ネギま!の雰囲気がするSweet Sweet Memories。気分も明るく、スイートになってゆきます。桜子ちゃんも笑ってるよ。千倉市街を抜け田舎じみた景色の中、アンプラグドのThings We Said Todayが始まります。恐らく一連のドライヴで最初に登場したビートルズナンバーではないでしょうか。そしてMidnight Specialの途中で停車。道の駅「第3白間津花のパーキング」で休憩します。2時50分頃です。以下はそこでの写真です。
(左から)道の駅には後から来た人以外誰もいませんでした。真ん中後方の水色の車が私の車です。/道の駅前の景色。遠く海が見えます。「花」と書かれた家屋あり。
明石裕奈@千倉(爆)。空気がきれいだにゃー。
Midnight Specialから再開。“You better not gamble,and you better not fight”と“Come walking to my table”がやけに印象的でした。白浜町へ。次はStyle Style、この曲だけ聴くのはひさしぶりで構成も中間のメロディもエンディングも意外でした。フラワーラインに沿って海岸線へ出ます。そしてそのまま野島崎を通過。海鳥の彫刻の列が面白かったです。次のI Can't Imagineで、前々回と同じくいったん海岸線から離れます。ゆーなちゃん(明石裕奈)が喜びそうなラヴソングですね。Cosmically Consciousは、今度はロング・ヴァージョンで帰ってきます。サイケな趣で館山市入り。いよいよ北上開始です。続いて再びゆーなちゃんの喜ぶラヴソングKicked Around No More。相浜交差点を左折、フラワーラインを走り続けます。左手が海と並木、右手が大型施設と並木という殺風景を延々と繰り返す曲の雰囲気が印象的でした。大型施設も並木もなくなって田舎風味になるとBig Boys Bickeringがスタート。政治ソングだということも忘れてしまいそうなほどのどかさが似合っていました。そして洲崎ではDown To The Riverが流れました。川はありませんでしたが、のどかさはぴったりでした。最後にとってつけたようなSoggy Noodleがあっておしまい。
今回、「オフ・ザ・グラウンド」セッションの曲を改めて聴いて、CD-1の曲はそれほど悪くないと思えました。面白さを再発見できた曲もありました。しかし、CD-2のクオリティの高さの方が好きなのには変わりありません。次も、このアルバムは千倉&白浜で聴く予定です。
6.君住む街へ、飛んでゆくよ 〜「君住む街へ±」〜
長い1993年へのタイムスリップの後は、おなじみのアルバムの登場です。そう、4人時代のオフコースのベスト盤「君住む街へ」です。やっぱり何度も聴いていると外せなくなってしまいます。しかし、今回はいつもと少し違います。というのも、若干曲をトレードしているからです。「君住む街へ」へ4人時代のオフコースの名曲をバランスよくセレクトしていますが、シングルのみに収録された曲が入っていないのが欠点。そこで、収録曲中私があまり好きでない(苦笑)「白い渚で」「逢いたい」「I'm a man」を削除し、代わりに「夏から夏まで」「call」「LAST NIGHT」を増やして、さらに収録時間が余ったので「ふたりで生きている」を収録した、総勢17曲入りにしたオリジナルです。これで、アルバムとシングルの名曲がバランスよく揃い、私の大好きな曲をより凝縮できた形になりました。
坂田は何も聴かず、波左間からスタート。いつも通り昨日 見た夢からです。しばらくポールのアルバムが続いたため、久々に小田さんの声が出てきたときは新鮮でした。この曲で、例の「松庵」を通過。次の夏の日で、マンガ「らき☆すた」の主人公・泉こなたのお父さん(=泉そうじろう)似の男性が描かれた古びた看板(前々回・前回レポート参照)の横を通過します。前回と同じく、夏の日は個人的には柊つかさ@「らき☆すた」のイメージがするので、この偶然は面白かったです。続いてのIT'S ALL RIGHT(ANYTHING FOR YOU)は、収録時間の関係上シングルヴァージョンに変更しました。そして、この曲で北条海岸を通過。前回まで必ず停車していた休憩地でしたが、今回は時間が押していたのと、前回駐車場が工事されていたみたいだったので通貨を決定したのです。IT'S ALL RIGHTのシングルヴァージョンはエンディングがあっけなくて少し驚きました。
次は松尾さんの君の倖せを祈れない。これはいつも通りです。八幡神社はまたもやなぜか警官がたくさんいました。なぜ?国道127号線に出て一路千葉へ。ここからは夏から夏までです。いつもなら「白い渚で」なのですが、曲調が全く対照的なこの曲が出てきたのが斬新でした。富浦町に入り、これもレギュラー盤にはないcall。すごく新鮮に聴こえました。多々良で右折して、次は元からあった気をつけて。ゆったりと富山町へ入りますが、今回は前回ほどに感極まることはありませんでした。でも美しい曲ですね。続いても美しいENDLESS NIGHTS。岩井で流れました。まだたそがれではなかったですけど。もっと近くに(as close as possible)で鋸南町へ。安房勝山まで出ます。そして次のshe's so wonderfulの間奏前で、道の駅「きょなん」に到着。北条海岸での停車をしなかったのに、到着は4時15分といつもより遅く、挽回できませんでした。
少しの休憩を取りますが、やっていることはいつも同じです(爆)。2台の車に分乗していた家族がうち1台のタイヤを交換していたのをやけに覚えています。それと、なぜかいつも食べるセブンティーンアイスが今回はいろんな人が買っていて人気でした。以下はそこでの写真です。
(左上から)道の駅「きょなん」にある「菱川師宣記念館」。/またもやセブンティーンアイス(爆)。今回はチョコレート。
ここで今回持っていったキャラカードを一挙公開!(爆)左にあのアルバムが・・・。/今回持っていったアルバム全部と、各キャラカード(爆)。
4時30分を過ぎた頃に出発。she's so wonderfulはいつでもワンダフルな気分にさせます。すぐに次の曲・・・と思うとここで不測の事態が。今回聴いた「君住む街へ」は先述のようにオリジナル選曲ですが、実はCD-Rにコピーする際、「次の曲」にあたる11曲目と、「次々曲」にあたる12曲目を逆さにしていたみたいで、流れてきたのは本来の12曲目・君が、嘘を、ついただったのです。これにはあっけに取られました。曲は保田で流れました。続いて、トンネルを何度もくぐる辺りから始まったのが本来の11曲目・LAST NIGHTでした。富津市入りし、東京湾フェリーを横目に通り過ぎます。松尾さんが最高に面白いです。続いて聴いたらすぐに金谷の景色が思い浮かんでしまう夏の別れ。レストラン「かなや」は今回も通過(今度はいつ行こう・・・)。竹岡に入りTiny Pretty Girl、緑の日々と続きます。この辺よりおなじみの渋滞が発生する・・・はずなのですが、驚いたことに今回も何の問題もなく通過できてしまいました。上総湊の手前の交通案内板には「木更津まで25分」とあります。前回は雨だったので理由は分かりますが、晴れているのになんで・・・?まだ道路の拡幅工事も高速の延長も終わっていないのに・・・。そしてレギュラー盤のラスト・君住む街への流麗で感動的なメロディにのせながら高速との合流地点へあっという間に流れ着きます。そして、最後に隠しトラック的に置いたふたりで生きているを聴きます。最後のパートを聴くと、いつも「RUNNING THROUGH '84」で老人や宇宙飛行士に変装したオフコースの面々が思い浮かばれます。
曲順の設定ミスなどありましたが、個人的にはこのオリジナル選曲の「君住む街へ」の方が盛り上がるし好きですね。今度からはこっちを持っていこうかな・・・。さぁ、いよいよ「君住む街」へ飛んでゆきますよ。
7.明石ゆーなとOh!Yeah! 〜「Oh ! Yeah !+3」〜
次も定番です。小田さん初期のベスト盤「Oh !Yeah !」(私が3曲プラスしたCD-R版)です。今回も晴れているのに渋滞がなく、どんどん景色が進んでゆきます。まず、空が高すぎるの静寂さで終わってゆく旅に感傷的になります。続いて1985で小山野トンネルを通って君津市入り。トンネルを抜けてすぐは田舎の風景なのに、いきなり車線が増えて都会的な風景に変わるストレンジさは毎回驚かれます。曲の展開にも似合っていました。都会的な風景の中、都会的な夜の行方が始まります(まだ夜ではありませんでしたが)。私の好きなI miss youで木更津市入り。一緒に歌いますが、今回はうまく歌えました。木更津市内ではためらわない、迷わないとgood times&bad timesも流れます。Little Tokyoでアクア連絡道と交差し袖ヶ浦市入り。次の春風に乱れての終盤で道が大きく右に湾曲、いよいよ工業地帯へ。ちなみにこの曲の時救急車が急いで走り去ってゆきました。あと、この辺だけやたらと車の数が少なかったのに驚きました。
静かな曲からだんだんテンションが高くなってゆくのが特徴の「Oh !Yeah !」ですが、いよいよ最高潮に達してゆきます。恋は大騒ぎ、FAR EAST CLUB BAND SONG、ラブ・ストーリーは突然に。小田さんの名曲の数々を歌いながら工業地帯のまっすぐな道を走ってゆきます。今回はなぜかこの区間の道がいつもより混んでいました。Oh !Yeah !で市原市入り。続いて独自に追加した3曲のボーナス・トラックに入り、君にMerry Xmasをしんみりと聴きます。次の君に届くまでで国道297号線との交差点を通過、いよいよ行きのルートと重なりながら戻ってゆきます。最後に、so long my loveで千葉市入りして締めくくります。この曲が終わったのは蘇我だったと思います。
最後に、タイトルが「明石ゆーなとOh !Yeah !」なのは、この時前方に置いていたキャラカードが明石裕奈だったからです(爆)。
8.みなとちゃんの街へ飛んでゆくよ(爆) 〜「プレス・トゥ・プレイ」〜
待ってました!!さぁ、毎度のドライヴ最後の楽しみといえば私がこよなく愛するポールの“名盤”、「プレス・トゥ・プレイ」です!!
まずはStrangleholdから始まるわけですが、実は前日・・・というより出かける数時間前に「Jooju Boobu」でこの曲を紹介する文を執筆していて、その時この曲は聴いてしまっていたのです。それなので「そういえば聴いた」になっていましたが、新鮮さは失われませんでした。続いてはGood Times Coming/Feel The Sun。今回もFeel The Sunにすごく違和感とあっけなさを感じました。これだけはどうしてもブートの方が好きです。この曲の個人的イメージのクギミー(釘宮円@ネギま!)のカードを横目で見ながら聴くのもよかったですよ(爆)。Feel The Sunが流れている頃到着したのが千葉みなと。往路の解説の際言及しましたが、私のオリジナルキャラクターゆかりの地です。次のTalk More Talkが始まってすぐに停車。もう6時半になっていました。私のオリジナルキャラクター「千葉みなと」に関してはこのページをごらんください。イラストとか4コママンガとかやっています。ちなみに下イラストは今回のドライヴの翌日に描いた最新イラストです。
↓ちなみに私のオリジナルキャラクター「千葉みなと」はこんなコです。(いちばん左)↓
みなと公園に行きましたが、6時半とはいえ外はまだ明るく、人も家族連れから犬の散歩まで多くいました。きっとこの辺の人たちなのでしょう。わざわざ東京から「設定資料」のためにやってくるのは私だけですね(爆)。2周散歩して満喫しながら、写真を撮影。ただし、過去に撮り溜めているので今回はほどほどに切り上げました。また来れるから、また会えるからいいよね。
以下はみなと公園、およびその後の車内での写真です。いつも同じような写真を掲載しているので、今回は変なものばかり集めてみました(汗)。作中でみなとが住んでいるマンションの元ネタも映っています(茶色い建物)。ちなみに下段に柿崎美砂カードが映っていますが、なぜかは「みなと×みらい」のページや、上イラストから考えてみてください。
名残り惜しみながら7時頃出発。とはいえまだ外は明るいまま。Talk More Talk、Footprintsと経由して、みなとちゃんの街の景色が視界から消えてゆきます。Only Love Remainsを感傷的に歌っていると、外はついに暗くなりました。はじけたPress、奇妙なPretty Little Headと、この辺は国道357号線の渋滞に消えてゆきます。東関道と合流し、それでも国道を走ってゆきますが、今回はなぜか空いていて、船橋の若松(一番の渋滞箇所)まで全く問題なく走れました。Move Over Busker、Angry、However Absurd。渋滞箇所もさほど長く巻き込まれることなく、日の出町を過ぎるとまたスムーズに走れました。Write Away、It's Not True、Tough On A Tightrope、Spies Like Usと、大好きな曲が次々と夜に飲み込まれてゆきます。そしてOnce Upon A Long Agoで千鳥町より首都高へ。一気に旅の終わりを感じさせる1曲でした。
「プレス・トゥ・プレイ」の2周めはいつものランダム再生ですが、Footprintsから始まり、東京に入ってSpies Like UsとAngryが、首都高を降りてからはPretty Little Head、Write Away、Good Times Coming/Feel The Sun、Once Upon A Long Ago、However Absurdと来て、最後にStrangleholdの出だしを聴いた所で帰宅。習志野・船橋での渋滞がなかったので出足が遅れたのに前回より早く、8時20分頃到着しました。そして今回の旅も、「昔々のそのまた昔」になってゆくのでしょう・・・。
以上で今回のドライヴ・レポートを終えます。前回より天気に恵まれて、「オフ・ザ・グラウンド」も千葉みなとも堪能できてよかったです。
今回のおまけ。私のPCの現在のデスクトップ(爆)。