房総半島1周ドライヴ パート11・雨編(2006.5.13)
持っていったアルバム
またもや「房総半島1周ドライヴ」です(汗)。早かったような、遅かったような。例のごとく、過去のレポート(パート1、パート2、パート3、パート4、パート5、パート6、パート7、パート8、パート9、パート10)もあわせてごらんください。千葉県の道路地図を手元に置くと分かりやすいでしょう。今回も単独の旅で、ルートは前回とほとんど同じ。今回は通常と同じ朝7時30分頃に出発して、帰ってきたのは夜8時半過ぎ(普段より少し早い)。今回のドライヴの最大の特徴は、この日に雨が降っていたことです。梅雨のような天気が日本列島を襲っていた頃で、この日も一日中雨が降っていました。しかし、5月中の私のスケジュールや、前回日曜日に走ってみて勝手の違いに戸惑ったこともあり、予報では小雨程度ということだったので敢行しました。結果は、終盤まで本降りが続きました。一連のドライヴで、始終雨が降っていたのは今回が初。しかし、雨の中ドライヴするのも、悪くはありませんね。ポール・マッカートニーみたいに「荒れ狂う雨(driving rain)の中をドライヴする」んじゃないんですから。
今回の車内BGMは、慣れからか、保守派の勢ぞろいになってしまいました(汗)。ドリカムが姿を消し(汗)、ポールのアルバム6枚、オフコースおよび小田さんのアルバム2枚という構成。前回初登場の「レッド・ローズ・スピードウェイ」以外に目新しいものはなく、車内初登場のCDもありませんでした。やはり、同じルートで行くとその景色に合ったアルバムは外せなくなる、といったところでしょうか。他に渋滞の時の予備用として、ポールのブート「The Alternate Press To Play Album」と、「魔法先生ネギま!」のキャラソンCD「7月:まほらチアリーディング」を持っていきましたが出番はなし。後者が実現していたら、「ネギま!」の曲が初めて車内で流れることになっていました。
今回持っていったアルバム+「ネギま!」の椎名桜子カード(爆)。
1.近づいて、近づいて 〜「バック・トゥ・ジ・エッグ」〜
テンション・アップにふさわしい一枚といえば、ウイングスのアルバム「バック・トゥ・ジ・エッグ」でしょう!7時半に始まった今回のドライヴの冒頭はReception〜Getting Closerの流れから。Getting Closerはこの前ステージで歌ったことや、ブート・ヴァージョンが好きなことから楽しかったです。We're Open Tonight、Spin It On、Again And Again And Againととんとん拍子に進み、ここら辺の曲は真っ先に「旅の思い出」となってゆきます。雨のためか、道は非常に空いていてスムーズに進みました。Old Siam,Sir、Arrow Through Me、Rockestra Themeも楽しめ、To You(ゆーなちゃん)で平和島に到達。After The Ballが力強く流れる中、大井南料金所を通過。眼鏡をかけた料金所のおじさんが気さくな方で、挨拶をしてくれました。
首都高湾岸線は、事前にも調べておいたのですがなんら問題なく走れました。Million Milesの後、大井トンネルの中でWinter Rose/Love Awakeがスタート。The Broadcastがあっという間に終わり、So Glad To See You Hereが始まります。そしてこの曲も終盤に差し掛かったときに千葉県入り。以前もそうでしたが、「ここで会うことができてうれしいよ」という内容が千葉県入りにぴったり?浦安市はBaby's Requestがゆったり流れる中走り、ボーナス・トラックのDaytime Nighttime Sufferingが始まる頃に千鳥町出口で国道357号線へ。次のWonderful Christmastimeは、なんだか久々に聴いた感じがしましたが、もはや季節外れもはなはだしいですね(爆)。しかも雨の日というのもあまり似合いません。でも楽しいからいいか。Rudolph The Red-Nosed Reggaeで終了します。まだ(渋滞で有名な)日の出町の手前で、これはいつもより手前で終わってしまったことになります。それほど空いていたのです。私の大好きな曲が集中する「エッグ」ですが、テンション・アップには最適でした。しかし、行きの都会の中で早くも終わってしまうこれらの曲たちは、どうも旅の思い出として記憶されることはなく、そこがはかない所です。
2.思わぬ欠点を発見 〜「マッカートニーU」〜
以前も同じ区間で流れたことのあるアルバム「マッカートニーU」の登場です。このアルバムにも私のお気に入りが多く、そのために今回取り上げました。「エッグ」が終わった後、船橋市若松町(渋滞で有名)までしばし右折トラックによる渋滞が続いたので、その後から聴きました。
まず習志野市に入ってから始まったのはあのComing Upです。こっちのアルバムヴァージョンの方はひさしぶりかもしれません。この曲で盛り上がらないわけがありません。千葉市入りした次のTemporary Secretaryでもこれまたテンション・アップ。ドラムパターンなど新たな音も発見できました。これが幕張付近で、On The Wayは花見川区に入って国道14号と合流、東関東道が横に去ってゆく所までです。最近私がはまっている曲です。ここで「泉こなた@小仲台」の行き先表示板をはっきりと目視。私が指折りに好きなWaterfallsで稲毛区に入ります。それにしてもひさしぶりに聴いて鳥肌が立ちました。雨の降る寂しい感じにぴったりでした。この付近は、少しだけ交通量が多くなっていました。
次のNobody Knowsに入ると、気になってくるのがこの先にある「重要な場所」の通過。当サイトの常連の方なら言わなくてもお分かりでしょうが、当サイトのオリジナルキャラクター企画「みなと×みらい」(このページ参照)のキャラクターの名前の由来ですっかりおなじみの千葉みなとです。この曲で中央区入りして、いよいよ近づいてきたのですが、実際に千葉みなとにもっとも近づいたのは次のFront Parlourでした。再びみなとちゃんの街(爆)を見ることができて作者としてはこれほどうれしいことはないです。
さて、この後私は「マッカートニーU」の思わぬ欠点を見つけることになります。この後Front Parlour、Summer's Day Song、Frozen Japと続くわけですが、どうもこの3曲でテンションがだれてしまうのです。そしてその理由が今回分かりました。そりゃあそうです、3曲とも(ほぼ)インストなんですから!道理でそれ以前の5曲に比べメリハリがないわけです。しかも前者2曲はふにゃふにゃした感じの音なので余計だれてしまったのです。この3曲で蘇我を通過するのですが、なんだかぼんやりとしてしまってこの辺の景色は今となっては「あれ?今回通ったっけ?」です(苦笑)。Frozen Japは信号待ちでタップやったりけっこう面白かったんですけどね。
Bogey Musicは、その3曲の後なのであまり印象に残りませんでした。Darkroomは私がポールの「傑作」に上げる1曲ですが、今回はリンダさんの声みたいのが一瞬聴こえて驚いてしまいました(もしかして参加している?)。お化けみたいな声が相変わらず面白いですね。次のOne Of These Daysで村田町を越えて市原市入り。そしてそして・・・!!ある意味ポール一番の「傑作」のCheck My Machineキター!!(爆)「アイ、ジョージ、モーニン、テリー」から面白くて仕方ありません。この曲を聴くのはひさしぶりでしたが、面白すぎです!!この曲で国道297号線へ向けて左折。Secret Friendは山木三叉路の信号待ちからスタート。ワールドミュージック風の混沌したサウンドの中、国道297号線をどんどん進んでいきます。今回も、すごく長く感じました。「まだ終わらないか!」といった感じに。海士有木を過ぎる辺りまで続いたと思います。そして、最後はGoodnight Tonight。これまた私の大好きな曲です。周囲の雨降る田園地帯とは少しミスマッチでしたが、本当に楽しかったです。光風台の辺りで終わりました。前回は次のアルバムとの間隔がなくてやむなく駐車して残りを聴きましたが、今回は逆に次のアルバムのスタート地点との距離がけっこう空いてしまいました。そこでしばらく、水神橋際〜馬立は何も曲を流さず「Don't say goodnight tonight〜♪」とか歌っていました。
3.Silver rain was falling down. 〜「ロンドン・タウン」〜
牛久〜勝浦間のドライヴに最高に似合い、必携のアルバムといえば「ロンドン・タウン」です。私の一番好きなポールのアルバムでもあります。今回も当然ながらこの位置で聴きます。(←同じ説明文の使い回し)今回持っていったアルバムの中で、一番雨に似合うアルバムです。
いつものお約束の佐是からスタートします。まずは「銀色の雨が降っていた」と歌うLondon Town。落ち着いた感じがまったりムードを誘います。間奏を抜けて牛久市街へ入るのが効果的でした。もちろん、雨も降っていてまさに「Silver rain was falling down」でした。ぴったりの情景!アルバムの中でも都会的イメージのCafe On The Left Bankは、牛久市街の小渋滞でほぼ消えてゆきます。間奏のクラクションの音にまたもやびっくり。終盤で市街地を抜けてまた田舎道へ戻ります。「まったり運転」の代名詞的存在、I'm Carryingが始まり、一気にまったり運転へ・・・といつもなら行くのですが、今回は小渋滞があったり、雨なので元々運転が遅いこともあって発動はされませんでした。ちなみに「まったり運転」とは、「ロンドン・タウン」の雰囲気と田舎の景色に浸りながらゆっくり運転するものです(制限速度いっぱいに運転はしていますが)。I'm Carryingの後半では右手に上総鶴舞駅が見え、1時間に1本しか走らない小湊鉄道が駅に入ってゆく様子が見えてうれしかったです。田尾に入りBackwards TravellerとCuff Link。険しい山が辺りを支配し、ストレンジな気分に。デニーの田舎テイストたっぷりのChildren Childrenは、いつも農作業をされる方たちを見て雰囲気に浸りながらなのですが、今日は雨のせいか人はいませんでした。次のGirlfriendは、平蔵〜米原で。ここら辺になるとほとんど人を見かけません。
次のI've Had Enoughは、まったりした雰囲気を壊しにかかります。ゴルフ場「ゴールデンクロスCC」を左に見ればもう名物ヘアピンカーブの登場です。うねうね回りながら、次のWith A Little Luck−私が一番好きなポールの曲−に突入します。もちろん、大多喜町へ。シンセのサウンドがかわいらしくて、またまったりし始めます(まったり運転はしませんでしたが)。コーラスは一緒に歌いました。船子の手前で終了。Famous Groupiesは、どうも毎回印象に残りません(汗)。次のDeliver Your Childrenの第2節でいったん停車。そう、いつものごとく道の駅「たけゆらの里おおたき」へ立ち寄りました。雨だけあって、車も人もいつも以上に少なかったです。なんだか得した気分。ただ、雨はけっこう降っていましたが・・・。
以下は「たけゆらの里おおたき」での写真です。どうぞ!
(左から)道の駅「たけゆらの里おおたき」。ほとんど人がいません。/毎度おなじみのソフトクリーム(爆)。雨の中車に持ち帰るのが大変でした。
雨が降っているのがこの写真でお分かりかと思います。
10時半過ぎに出発、Deliver Your Childrenの間奏から再開。この曲はデニーらしくて楽しかったのですがあっけなかったです。この曲でも「雨が降っていた」と歌っていましたね!次のName And Addressで勝浦市入り。相変わらずささきいさおか尾藤イサオしか想像できません(爆)。これもあっけなく終わり、佐野を過ぎた辺りからはDon't Let It Bring You Down。松野辺りで住宅地はあるものの、田舎風味な所はこの曲にぴったり。いつものように全部歌いました。終盤の景色はまさに田舎風味でした(前回と同じか)。そしていよいよMorse Moose And The Grey Gooseです。後半の盛り上がりが楽しかったです。若潮台交差点の手前で終了。続いてGirls' Schoolです。しかし、ここで計算外の事件が。墨名交差点(国道128号へ右折する地点)の手前で小渋滞が発生したため、この曲のほとんどが右折前に飲み込まれてしまったのです。やむなく、この曲が終わってしばらくアルバムを一時停止しました。だって、次の曲が「あれ」ですからねぇ・・・。
それこそ、Mull Of Kintyreです!!毎度のように、この辺の海と岬の景色にぴったりで、感動と郷愁に似たものを与えてくれる1曲です。串浜大橋からスタート。串浜や松部漁港付近からはその「岬」も見えていました。アコギやバグパイプの懐かしいスコティッシュ・ワルツにのせて、いよいよ守谷海岸に到着です。11時20分頃の到着です。
雨が降っていましたが、それでもこの地の郷愁風味がなくなることはありません。逆に雨だからこそのいい味が出ていました。Mull Of Kintyreにも「Tears in the rain」という歌詞がありますし。海岸にはほとんど人がいませんでしたが、なぜかこんな日にサーファーが集団で来ていたのにはびっくりです。まずもう1度Mull Of Kintyreを聴いてから、少し外に出て、いつもよりは短いものの砂浜を歩いてみました。雨のせいで靴が砂で汚れやすくなるのには困りましたが、一気に「夢の旅人」気分になります。そして車に戻ってもう1度、Mull Of Kintyreを聴きます。やはりこの曲とこの場所の相性はぴったりですね。日本と英国、場所は違えど郷愁ムードは同じようです。雨のためあまり外に出ていられませんでしたが、しっかりと景色を目に焼き付けて思い出にしました。今回もありがとう、デニー&ポール。
それでは「夢の旅人」こと「守谷海岸」の写真をどうぞ!
雨が降っているのと、サーファーが海にいるのが確認できるかと思います。
下段写真はおまけ。左はMull Of Kintyreも入った、大多喜〜守谷にぴったりの一枚、アルバム「ロンドン・タウン」。
右は椎名桜子@マル・オブ・モリヤです(爆)。
4.桜子と南房総とラヴバラード 〜「レッド・ローズ・スピードウェイ」〜
さて、ここでウイングス初期のアルバム「レッド・ローズ・スピードウェイ」を持ってきました。前回は千葉市〜市原市佐是間で流したものの、時間切れで最後の2曲を駐車して聴くという苦い事件があったため、そのリベンジといってもいいでしょう。そして、ここより面白いことを車内に工夫します。先ほどから写真にも登場している「ネギま!」の椎名桜子カード(持ってきていたCDにちょうど入っていた)を、下写真のような位置に置いたのです。こうして、私はいつも桜子の笑顔を見ながら運転できるようになったのでした(爆)。桜子は幸運を運ぶと言われているから、お守り代わりにいいじゃないですか。
11時40分頃出発、マル・オブ・モリヤを背にBig Barn Bedからスタート。左手にちらりと雨にぬれる守谷岬が見えて寂しい感じ。興津市街を抜ける頃には、センチメンタルなMy Loveがさらにその感情を助長させます。浜行川のトンネルを抜けた辺りは道路工事で片側通行になっていました。続くGet On The Right Thingは元・行川アイランド脇の交差点から。一気に盛り上がりながら鴨川市(旧・天津小湊町)へ。何度かトンネルを抜けながら、ポールの変なヴォーカルとリンダさんのコーラスに笑いました。続くOne More Kissは再びセンチメンタルに。小湊の海沿いを、全編一緒に歌いながら通過。安房小湊駅を過ぎた辺りから始まったLittle Lamb Dragonflyは、今回もっとも感極まった瞬間でした。元々感動的で胸をつく曲なのですが、今回は本当に目に涙を何度も浮かべてしまいました。特に“But we may never meet again”や“How did two rights make a wrong”の部分は・・・。それにしても、歌詞を思い浮かべながら曲の“You”が自然と桜子になっていた私は一体(苦笑)。次のSingle Pigeonは、その余韻を残しながら、鴨川市街へ。すぐ終わってあっけなかったです。次のWhen The Nightが終わったところで停車。もちろんアウトロにはライヴヴァージョンの“Underneath the banana tree”を追加(爆)。
今回も、休憩場所は「いわくつきのネタ」の某ファミレス(爆)。12時半頃でした。ファミレスだけあって、雨でも人は多くいました。家族連れに夫婦などなど・・・。その割りに従業員の方が少なく(最初は2人だけで、やがて男性の方も加わって4人程度になっていた)、今回は食事が出るまで時間がかかりました。でも、私はかまいませんでした。今回は、いわくつきのウェイトレスさんはいませんでした・・・。お休みだったのでしょうか。据付の大型TVではBS1の英国の競馬番組をやっていました(相変わらず妙なことばかり覚えています)。あと、中学生と思われるジャージ姿の3人のおにゃのこと、高校生と思われる制服姿の2人のおにゃのこが別々にいて、かわいかったなぁ・・・(また妙なことを)。
上写真は某ファミレスで食べてきたものです。デザートは新作のメロンパフェを試しました。こういうのって、桜子が好きそうですよね。
1時半頃、出発。Loup(1st Indian On The Moon)の面白いインスト・サウンドにのせて西へ進みます。小渋滞はありませんでした。それにしてもこの曲は時代劇のサントラにしか聴こえません。嶺岡トンネル内であの4曲メドレーがスタート。Hold Me Tightでは桜子をちらちら見ながら歌ったのを覚えています(爆)。Lazy Dynamiteで太海に突入。この曲と次のHands Of Loveでは海が左手に見えます。雨の海というのもまたいいものですね。Power Cutで江見に入り、ギターの3つのメロディにのせて本編終了。続いてはボーナス・トラック。まずはC Moonです。定番的楽曲ですが、今回は新鮮でした。この曲で和田町入り。市街地の細いカーブ道を楽しく進みます。そしてHi Hi Hiの登場!白渚の沿岸を突き進みます(ここで車に追い越された気が)。アウトロが面白かったです。次のThe Messで房総フラワーラインへ。今回も千倉・白浜へ向かいます。しばらくして丸山町へ。間奏の盛り上がりがやけにノリノリで面白かったです。そして最後はデニーらしいI Lie Around。千倉町へ突入します。同じ田舎でも、佐是と千倉では趣の違いがよく伝わってきました。今回も、最後の方は次アルバムのスタート地点を気にしながらだったのでそわそわしたまま聴いていましたが、前回よりは楽しめたかと。圧巻はやはり、桜子を想ったLittle Lamb Dragonflyだったでしょうね(爆)。
5.再び、裏庭 〜「裏庭の混沌と創造」〜
本当は今回より千倉&白浜は別のアルバムにしようかと思いましたが、ついアルバム「裏庭の混沌と創造」をもう1度持ってきてしまいました。
前回より先に進んだ地点からのスタートで、まずはFine Line。しかし今回はあまりのめりこんで聴くことはできませんでした・・・。この曲で道は左へ折れ曲がり、市街地の細い道が続きます。How Kind Of Youが雨の中の陰鬱な雰囲気をさらに深めてしまい、気分はグレーになってゆきます。そして、Jenny Wrenでは思わぬ小事件に遭遇してしまいます。千田だったか平磯だったかの交差点でこちらが走っていたところ、対向車線の軽トラックが無理やり右折にかかったがため、もう少しで本当にぶつかる所でした・・・。なんとか急ブレーキでしのぎましたが、いやはや危ない。おかげで助手席のCD群はみんなめちゃくちゃ(幸い無事でしたが)。これでますます陰鬱になります。この曲が終わる頃、道の駅「第3白間津花のパーキング」で休憩しますが、この陰鬱な雰囲気のせいで滞在時間も短く、写真すら撮るのを忘れてしまいました。
混沌で陰鬱とした雰囲気は再出発後のAt The Mercyも助長します。この曲は後半があっけなく終わってしまい「もう終わり?」といった感じでした。この曲で白浜町入り。Friends To Goの後半で名倉経由で沿岸へ出ます。次のEnglish Teaはあっけなく終わり、Too Much Rainで野島崎を通過。この曲辺りから徐々に陰鬱なムードは和らいでゆきます。この曲の力がそうさせたのでしょうか。この曲にも「雨」が登場しますね。海岸線をだいぶ走っていって、白浜中学の手前付近からA Certain Softnessがスタート。ここで、前回までと少し違うルートが出てきます。白浜中前の交差点で左折し、ずっと沿岸を走ったのです(前回まではいったん内陸に向かった)。すると沿岸の方は、何もない実に侘しい所でした。雨にぬれる海と、荒れた砂浜も、A Certain Softnessが流れている間は情緒的に感じられましたが、Riding To Vanity Fairが始まると不気味にすら感じられました。延々と同曲が続く中、一時は私以外車も人もいない状態がしばらくあったほどです。
再び国道410号線(フラワーライン)に合流して、Follow Meにのせて館山市入り。いよいよ折り返し地点です。またもや「Follow Me」→「クギミー」への替え歌をやってしまいました(爆)。相浜交差点で左折、フラワーラインに忠実に進むや否やPromise To You Girlが始まります。ここからもまたもや左に海と並木、右に大型施設や並木といった侘しい景色になります。雨だったのでよけいそう感じられました。車も、後ろからついてゆくのがわずかでした。This Never Happened Before(「Jooju Boobu」で前日紹介したばかりだった)や、Anyway(少し感動的だった)、I've Only Got Two Hands(2つ目のパートが面白かった)を経ていよいよShe Is So Beautifulが登場。そして、ついに今回の「混沌と創造」は幕を閉じました。一時はどうなることかと思われたテンションですが、この時点では既に回復していました。終了は坂田辺りで、前回までよりだいぶ先まで行っての終了でした。
6.君住む街へ、飛んでゆくよ 〜「君住む街へ」〜
さて、次もおなじみのアルバムです。4人時代のオフコースのベスト盤「君住む街へ」です。やはり、慣れてしまうとなかなか違うアルバムにトレードしがたくなります。
今回は時間調整なしにスタート。まずは昨日 見た夢。ここで初めて声がポールから小田さんに代わってすごく新鮮でした。この曲で、波左間の「松庵」を通過。そして次の夏の日で、マンガ「らき☆すた」の主人公・泉こなたのお父さん(つまり泉そうじろう)似の男性が描かれた古びた看板(前回レポートに写真掲載)を通過。夏の日は個人的には柊つかさ@「らき☆すた」のイメージがするので、この偶然は面白かったです。そしてIT'S ALL RIGHT(ANYTHING FOR YOU)の第2節の途中で停車。北条海岸に到着です!・・・と思いきや、現地は悲惨なことになっていました。海岸は土で舗装したちょっとした駐車場になっているのですが、雨のせいでぐちゃぐちゃにぬかるみ、大きな水たまりまでもできていました。さらに、なにやらその一帯は工事中になっているみたいで、業者のトラックなんかが止まっていました。しかし、それに気づいたのは停車してからで後の祭り。とりあえずお手洗いにだけ行って即刻退散。焦りました。今度からは、もう少し先の海岸で休憩になるかもしれません・・・。この時点で3時20分過ぎ。
大きなぬかるみが映っています。
さぁ北上の時です。IT'S ALL RIGHT(ANYTHING FOR YOU)から再開、すぐ君の倖せを祈れないになります。この曲は、内房線の踏み切り待ちがあったため八幡神社を過ぎた辺りで終わってしまいます。次の白い渚でで国道127号線へ出て北上開始。富浦町に入る手前から逢いたいに。それにしてもオフコースらしくない曲です(苦笑)。多々良で右折する辺りから気をつけてが始まります。この曲で、また私は感極まりました。本当に感動的な曲です。トンネルが増え始め、ENDLESS NIGHTSが始まります。まだたそがれではありませんでしたが、曇りなので雰囲気には合っていたかも。富山町に入り、道が折れ曲がる辺りまで。岩井駅前より、今度はずっと明るい感じのもっと近くに(as close as possible)。下佐久間交差点より、she's so wonderful。安房勝山を経由して、この曲が終わったところで停車。道の駅「きょなん」です。
到着した頃は4時を回っていました。雨が降る中、少し休憩。しかしやっていることは前回と同じです(爆)。車に戻ろうとした時に2台観光バスが入ってきたのと、私が現地を去る時に何台もの車が図ったかのように一斉に出て行ったのが面白かったです。以下はそこでの写真です。
(左上から)道の駅「きょなん」にある「菱川師宣記念館」。雨にぬれています。/またもやセブンティーンアイス(爆)。
今かけている「君住む街へ」と、この後登場する2枚のアルバム(袋の中に「バック・トゥ・ジ・エッグ」が見える)。/今回持っていったアルバム全部と、椎名桜子カード(爆)。
4時20分頃出発。I'm a manの軽快さにノりながら保田を通過。君が、嘘を、ついたでトンネルを幾つも抜けて富津市入り。金谷港より夏の別れ(この曲を聴くとすっかり金谷しか思い浮かばなくなりました)。フェリー方面へ向かう車がやたらと多かったです。レストラン「かなや」を通過後、Tiny Pretty Girlで大盛り上がり。竹岡を緑の日々で抜けてゆく中、この先の交通案内の表示板を見てびっくり!なんと、いつも慢性的に起きている富津北部の渋滞が全くないのです!きっと、雨のおかげでお出かけで館山道を利用する人が少なかったからなのでしょう。渋滞しないのはうれしいのですが、この後のBGMに影響するのでは・・・と懸念しました。そして君住む街への流麗なメロディにのせてどんどん進んでゆき、後半ではいつも渋滞のある区間を問題なく走ってゆき、館山道出入口との合流地点で終了。君住む街へ、飛んでゆくよ。
7.渋滞、全くなし 〜「Oh ! Yeah !+3」〜
これまた定番(爆)。小田さん初期のベスト盤「Oh !Yeah !」(私が3曲プラスしたCD-R版)です。今回は渋滞がないので、とんとん拍子に景色が進んでゆきます。空が高すぎるで感傷的になりながら、富津北部を過ぎてゆきます。途中右手になにやら大きな施設が突如出てくるのが気になっていましたが、どこぞの宗教法人(間違っていたらごめんなさい)運営の老人ホームみたいな所(!?)らしい・・・。後、いかにもあやしげなホテルの案内板が多く目に付き、「ネギま!」の柿崎美砂を思い浮かべてしまいました(失礼)。次の1985で小山野トンネルを抜けて君津市入り。曲は長かったような、短かったような。そして、夜の行方でいよいよ車線が片側2車線へ。景色も田舎から都会へ激変します。それにしても、2車線になったばかりの地点、郡とか常代は区画整理の土地にすすきばかりが生えている感じで面白いです。次のI miss youで早くも木更津市入り。この曲も感動的でしたが、一緒に歌ったら思いきり音を外しました(汗)。続いて、ためらわない、迷わない、good times&bad times、Little Tokyoと続きます。同曲の終盤か、次の春風に乱れての冒頭でアクアライン連絡道と横切り、袖ヶ浦市入り。そして恋は大騒ぎの中盤で道が右に大きく曲がり、左手は工業地帯へと変貌します。既に辺りは暗くなり始めていました。FAR EAST CLUB BAND SONGが来れば、いよいよラブ・ストーリーは突然にの登場です!途中通過した「椎津」が桜子みたい・・・。そしてOh !Yeah !で市原市入り。ここからはボーナス・トラック。君にMerry Xmasはもう思いきり季節外れですが、感動的でした。若干長たらしく感じましたけど・・・。この曲までで姉ヶ崎・五井を過ぎてゆき、君に届くまでが始まる時にはもう既に国道297号線との交差点(市原埠頭入口)が目の前に見えていました。そして最後はso long my loveでムーディーに締めくくります(千葉市入り)。渋滞がなかったため、ずいぶん先に進んでの終了でした。しかしながら、曲それぞれはとても楽しめたのでよかったです。
8.Just tell me to press. 〜「プレス・トゥ・プレイ」〜
毎度おなじみ、ドライヴ最後の楽しみといえばポールの“名盤”、「プレス・トゥ・プレイ」です!!
Strangleholdは蘇我南陸橋付近よりスタート。今度は小田さん→ポールで新鮮でした。次のGood Times Coming/Feel The Sunは、出だしがクリアに聴こえました。そしてFeel The Sunは、相変わらずのあっけなさにブートのヴァージョンの方が恋しくなりました。きっとクギミーも同意見だね。さぁそして、Talk More Talkが始まるといよいよ近づいてくるのが千葉みなとです。私のオリジナルキャラクターゆかりの地に、今回も停車します。6時過ぎでした(前回より若干早い!)。私のオリジナルキャラクター「千葉みなと」に関してはこのページをごらんください。イラストとか4コママンガとかやっています。
↓ちなみに私のオリジナルキャラクター「千葉みなと」はこんなコです。↓
今回も、みなと公園のみ行きました。雨のため人はまばらで、数人しか見かけませんでした(ただし、雨は既に小降りになっていた)。公園を2周散歩して満喫します(急ぎ足になっていたのが残念至極ですが)。今回も撮った写真の一部を掲載します。ちなみに、中段左の写真後ろには、みなとの住んでいるマンションのモデルとなっている(爆)マンションが映っています(右の茶色っぽい建物)。その左の白い建物は、前回行った時にはまだ未完成で何なのか分かりませんでしたが、今回行ってみるとそこがマンションで、既に人が入っているのが確認できました。きっとみなとちゃんはうらやましがっているよ(いつかそういう描写を登場できればいいと思っています)。
作者なのに、30分もいなかったみたいです(汗)。6時50分前に千葉みなとを出発。Talk More Talkの楽しいリズムが消え、Footprintsが寂しさを書き立てます。みなとちゃんにお別れして(爆)、一路東京へ。国道357号線に出て私の大好きなOnly Love Remainsを聴きながら、だんだん離れてゆきます。この曲は全編ポールと一緒に熱唱。次のPressはいつ聴いてもジャッキー・チェンが思い浮かびます(いつもコメントがそればっかり)。Pretty Little Headで、いよいよ東関道が見えてきます。暗くなった景色にずっしり鎮座するその高速の不気味さと曲の雰囲気がぴったり。Move Over Busker、Angry・・・と楽しいロック・ナンバーが続いた所で渋滞に巻き込まれます(習志野市内)。いつもの通りです。仕方ないので、However AbsurdでいったんCDを一時停止します。結局、40分くらいこの渋滞に巻き込まれ、渋滞の原因であった若松町と日の出町を過ぎれば道はスムーズになります。
和泉亜子たん風Write Awayから再開、It's Not Trueで千鳥町より首都高へ(浦安で複数車による事故が発生し小渋滞)、明石ゆーな風Tough On A Tightropeで東京入り、Spies Like Usを経てOnce Upon A Long Agoで首都高を降りました。実は渋滞が起きた辺りから、「ガソリンを補給しなければ!」という焦りでほとんど曲に集中できていません。これは今回の反省すべき点だと思います(幕張から首都高を降りるまで、ガソリンスタンドがないんですよ・・・)。
「プレス・トゥ・プレイ」の2周めは、前回より圧倒的に短かったのですが、実に覚えやすい曲順で驚いてしまいました。だって、However Absurd、Write Away、It's Not True、Press、Spies Like Us、Tough On A Tightropeと、ほぼアルバム後半の流れそのままでしたから。最後のTough On A Tightropeのイントロのみで帰宅しました(前回はこの曲の第1節で帰ってきた)。ちなみに給油は2周めのSpies Like Usの時しています。帰宅したのは午後8時30分頃でした。そして今回の旅も、「昔々のそのまた昔」になってゆくのでしょう・・・。
以上で今回のドライヴ・レポートを終えます。次回は晴れた日に行きたいなぁ。また桜子は連れてゆきます(爆)。
今回のおまけ。椎名桜子@千葉みなと(爆)。ちなみに元の写真は薄暗くなってしまい、補正したら甦りました。