房総半島1周ドライヴ パート6(2005.11.05)
持っていったアルバム
再三「房総半島1周ドライヴ」に出向いてきました。既に6度目となりました。過去のレポート(パート1、パート2、パート3、パート4、パート5)もあわせてごらんください。毎度そうですが、千葉県の道路地図を手元に置くと分かりやすいでしょう。今回も私ひとりで、今までとほとんど同じルートで巡ってきました。所要時間は朝7時半過ぎから夜9時前までと、今までよりも長くかかってしまいました。天気が心配されましたが、予想以上に晴れて11月というのに少し暑いくらいの陽射しでした。
今回の車内BGMは、ひさしぶりに(というより今年初めて)ドリカムが本格的に復帰。私の愛聴する3大アーティストであるドリカム、ポール・マッカートニー、小田和正・オフコースのアルバムで構成されました。ドリカムは2枚、ポールは3枚、小田さんとオフコースが1枚ずつとほぼ均等に役目が与えられています。今回はほぼ私のお気に入りアルバムで占められています。今回持っていったすべてのアルバムがCD−R化されましたが、小田さんのベスト盤「Oh !Yeah !」はCD−R化にあたり私の好きな曲を3曲追加しました。また、渋滞の時を考えてオフコースの「The Best Year of My Life」とポールの「タッグ・オブ・ウォー」を持参しましたが聴かずに済みました。
また今回は、ドライヴするだけではなく、もう1つ行く理由がありました。それは、当HPで大々的に公開している私のオリジナルキャラクターの企画「みなと×みらい」の中核の1つをなすキャラクター「千葉みなと」の元ネタである千葉市中央区の千葉みなと駅に行って「設定資料」(爆)を撮ってくることです。前回のレポートをごらん頂くと分かりますが、千葉みなとはちょうどこのドライヴルートに入っているのです。前回そのことに気づいて初めて立ち寄り、携帯で数枚写真を撮ってきましたが、いかんせん画像が小さい。そのため、再度挑戦!というわけでした。
↓ちなみに私のオリジナルキャラクター「千葉みなと」はこんなコです。↓
毎度のように最初から最後までの道程を曲と共に追ってゆきます。今回は、なんと写真つきです! といっても、停車中の風景ばかりなので途中の景色をお見せできないのが残念です。また、デジカメで撮った画像は私の不慣れのせいか「ぶれ」がおきていることがありますので、そこらへんはご了承ください。このレポートでよく名前が登場する「あんな景色」や「こんな景色」を、視覚的に確認することができます!
まず先陣を切ったのがドリカムの「WONDER 3」。地味なアルバムで私も大好きではないのですが、なぜ今回のドライヴに持っていったのか?それは、特に前半にアッパーな曲が多く出だしにぴったりなことと、なんといっても冒頭のOPEN SESAME〜戦いの火蓋の流れを最初に聴きたかったからです。実際、この2曲で一気にテンションが上がりました!美和さんのヴォーカルを車内で聴くのはひさしぶりに感じられました(実際には今年に入って何度か「DIAMOND 15」を聴いている)。続くさよならを待ってる、KUWABARA KUWABARA、Ring !Ring !Ring !でますます勢いがつきます。環七通りを湾岸線にぶつかるまで下ってゆきます。しかし、なぜか大森辺りから渋滞が発生。いつもよりも遅くに出たためなのか、前回より続きました。この間に今度は虹を見に行こうは飲み込まれてしまいます。首都高に辿り着いたのはその次のひさしぶりのI Miss Youの、後半になってからでした。
が、さらに予想外の事態が起きます。・・・首都高が混んでる・・・。料金所から既に動きません!大井トンネルも、13号地も、ほとんど動きません。これで私は「あること」を計算に入れるのを忘れていたことに気づきました。それは、11/6まで幕張メッセで開催されていた東京モーターショー。少し前まではそのすぐそばでプロ野球の日本シリーズが行われ、幕張近辺の混雑状況はニュースになっていたことは知っていたのですが、モーターショーまだやっていたとは・・・。きっとそれで混んでいるのだろう、失敗した・・・と高速に入ってから悔やんでも仕方ない中、笑顔の行方、かくされた狂気、ESCAPEといったまささん節炸裂のアッパー系の曲がむなしく過ぎてゆきいつしかアルバムも終盤に入ってしまいました。
ところがそれは杞憂だったのか・・・?なぜか幕張に行くどころか有明を過ぎるとあっさり渋滞は解消していました。(じゃあ有明で何かあったか?ビッグサイトか?)まずは一安心。しかし時は既に遅し。もはや「WONDER 3」は終わりかけていたのです。それでも、2人のDIFFERENCEは有明以東の東京を総なめしましたし、最後の時間旅行(今回このアルバムでやけに印象的だったのがこの曲)で一気に「毎度おなじみ」の千鳥町出口に到着。この後、時間調整のため渋滞に流された笑顔の行方をもう一度聴きます。ひさしぶりにアルバム単位で聴くドリカムだったのに(だいぶ前から私はドリカムはほとんどMedia Playerでランダム再生して聴いています)、渋滞のせいであっけなく都心の風に吹かれていってしまいました。
さて下道は国道湾岸線。ここから(船橋辺りから)はポールの「変てこ」アルバム「マッカートニーU」です。このアルバムも少しの間封印されていたので新鮮味あるアルバムでした。まずはスタジオヴァージョンは久々のComing Upを聴きます。こっちはヴォーカルが面白い!楽しいプロモ・ヴィデオ(の画像)を思い出しました。しかしこの曲でもちょっとしたハプニングが。また渋滞の予感がしたので、1回聴いたあと一時停止して、渋滞が止んだと思ったところでもう一度最初から聴くことになったのです。結局この時の渋滞は軽微なものだったので、判断ミスだったなぁ・・・。続くTemporary Secretaryで美浜区へ。幕張を通りましたが、モーターショー用の駐車場を案内する看板がたくさん見受けられたのが印象的でした。曲は久々で楽しかったですね!次のOn The Wayで花見川区・稲毛区へ。イントロのカウントがポールに聴こえないと改めて実感。そして私の「たまらない」曲Waterfalls。今回のドライヴの構想時からこの曲だけは楽しみのために聴くまいと我慢していましたが、その甲斐あって非常に感動的でした。
そして同曲のラスト付近で、早くも千葉みなとに差し掛かりました。撮影は帰りに行う予定となっていましたが、なんか行きにも撮ろうか・・・と考えて、ちょうど信号待ちで停車した時を見計らって「千葉みなと駅」の書かれた行き先案内板(青いやつです)を撮影・・・と思いきや信号が青になってしまい、無我夢中で撮ったのが下の写真。結局うっすらと文字が見える状態でしたが、ここに掲載したのはサイズを縮小したので見えないでしょう・・・。ちなみに、この撮影劇の際に流れていたのはNobody Knows。まともに聴くことができませんでした(汗)。
千葉みなとで。行き先案内板の右方向が「千葉みなと駅」となっていたので記念に。ただし、ここに掲載したものでは見えないでしょうけど(汗)。
うまく撮れなかった(と勘違いしていた)のと、景色を堪能することができずにあわただしく千葉みなとを去ってしまったことで、ここからしばらくの間ぼんやりしてしまい曲をじっくり聴くことができなくなっていました(もちろん運転は的確にこなしていましたが)。そのため、Front Parlour、Summer's Day Song、Frozen Jap、Bogey Music(この曲から市原市)の4曲は印象に残りませんでした。ようやく元の感覚をつかめたのが、変てこな曲Darkroomでのこと。さすがにこれは面白かったですね!この曲が終わり、次のOne Of These Daysに入った辺りで湾岸線(つまり国道357号線→16号線)とはしばしのお別れ。毎度のように山道目指して国道297号線を走ります。曲の方は、リンダさんのコーラスと、やたらとエコーをかけたヴォーカルを再確認できました。
そして館山自動車道を見上げながら始まったのが、最強ナンバー(爆)Check My Machine!ある意味、これを聴くのを楽しみに「マッカートニーU」を持ってきたともいえました。前曲から10秒の空白の後、「ハイ、ジョージ」と声が聴こえたときには「きたー!」と思いました。案の定久々に聴くととても楽しいものでした。しかし、山木三叉路を右折する信号がやけに混んでいてここを過ぎたときにはもう後半に差し掛かっていました。ほとんどが停車中に聴く羽目に・・・。ほどなく曲が終わり、かわって登場したのが長い、長い、長いSecret Friend。この今日だけで上総山田まで進んでしまいました。まぁ、非常に長く感じました。意外と楽しめて聴けたからよかったですけど。そしてそれが明けると私の大好きなGoodnight Tonight。やはり最高にダンサブルでした。こうして久々に聴いた「マッカートニーU」は馬立辺りで終了。真ん中のインパクトが欠けたのが残念でしたが、私の大好きなアルバムには変わりなかったです(爆)。次回も持ってゆく予定です。
そして次の信号待ちを待って始まったのが、毎度この道にふさわしい、田舎情緒を最大限引き出すアルバム「ロンドン・タウン」。言わずもが私の一番好きなポールのアルバムです。まずはLondon Town。歌い出しを聴くのが毎度の醍醐味です。間奏〜第3節で牛久市街地入りしたのを覚えています。続くCafe On The Left Bankからは、市街地を過ぎいよいよ地味〜な田舎道を走ります。いつもここでは私はアルバムにあわせてゆっくりまったりと走るので(とはいえ50km/hは出している)次々と後続車に追い越されるのがパターンになっていますが、今回は10台ほどに追い越されましたね(爆)。だって、I'm Carryingを爆走しながら聴いたら雰囲気台無しじゃないですか。この曲では上総川間か上総鶴舞のどちらかの駅が見えました。何もない駅!Backwards Traveller〜Cuff Linkでいよいよ何もない山道(険しくはないけど・・・)に突入。Children Childrenは田舎ぐささにぴったりでした。Girlfriendでそのピークを迎えます。今度も前後に車・人が一切いない状態がわずかにありました。まったりって、いいですね(爆)。それと、この辺には「平蔵」という地名があるのですが毎度通り過ぎるたびに某・金融担当大臣(現在は総務大臣)を思い浮かべてしまいます。
I've Had Enoughが始まるやいなや、ヘアピンカーブを通過、大多喜町へ。この曲はいつでも好きです。運転に集中しなければならなかったので聴き逃さんと大変でしたが。そして市街地入りしてWith A Little Luckが始まります。あのシンセの音と独特のコーラス・・・いつ聴いても最高です。そういえばこの時後続車がおじいさん3人でしたね。小谷松ら辺からはFamous Groupies。意外とギターサウンドだったのにはびっくり!そして、Deliver Your Childrenの第1節で一時停止、大多喜町にある道の駅「たけゆらの里おおたき」で休憩。ここも毎度訪れています。今回は写真も撮ってきましたので、ごらんください。
(左から)道の駅「たけゆらの里おおたき」では牛[もちろん偽物]がお出迎え。/大多喜はこんな所です。まさに田舎。でも他の道中の方がもっと田舎です。
毎度私がつい買ってしまうソフトクリーム。でも事実おいしいですよ。ちなみに手は私ですw
Deliver Your Childrenから再開。海を目指します。Name And Addressで勝浦市入り。Don't Let It Bring You Downのイントロが、やけに奥地に来たような風景に似合っていました。Morse Moose And The Grey Gooseのスピード感で一気に南下。そしてGirls' Schoolでついに国道297号線の終点・勝浦市墨名に到着。右折して海沿いの国道128号線を走ります。後半は海沿いだったので雰囲気たっぷりでした。
そしていよいよお待ちかね、毎度私に大きな旅の感動を与えてくれるMull Of Kintyreです。まず走行中に1回聴きました。目指すは守谷の海岸。そこに辿り着くまでの(私の故郷ではないけど)郷愁のようなものを高めてゆきます。そして曲が終わる頃守谷海岸に到着。停車後、外に出て静かな海と砂浜、そして岬の景色にしばし時を忘れます。辺りには泳ぎに来た家族連れと、それぞれ車とバイクで来た男の人くらいしかいませんでした。それほど静かな、でもそれがいい所なのです。じっくり堪能した後車に戻り、窓を片方開けて海を臨みながらもう2度Mull Of Kintyreを歌いながら聴きます。今回も、この曲が持つ郷愁は私の心を和ませました。毎回ドライヴで聴くたびに好きになってゆくこの曲。ポール、デニー、今回もありがとう。
さて「守谷海岸」といっても皆さんはぴんとこないことでしょう。そこで今回は写真を撮ってきましたのでごらんください。これが「夢の旅人だ」!!
いかがだったでしょうか?ちなみに左列上から2番目には小さくJR外房線の特急車両「ビューわかしお」が映っています。
この美しい風景を前に、なかなか去ることができなかったのですが、ちょうど正午を知らせる音楽(勝浦市では「ふるさと」のインスト版)が流れたのでこれで吹っ切りました。海を背に国道128号線へ出る所で流れたのが、今度はドリカムで私の一番好きなアルバム「MILLION KISSES」。車内どころか、まともにアルバム単位で聴くのはすごくひさしぶりのことでした。オープニングテーマのSTELLA OF DREAMS COME TRUEはあっけなく終わり、実質的に彼は友達から国道128号線を走ります。同曲は懐かしい風景を過ぎながら浜行川まで。続くGoodbye,Darlin'は聴くのがひさしぶりで新鮮で悲しく、感動的でした。この曲の時、今はなき行川アイランド(フラミンゴのショーが人気でした)を過ぎたのですが、前回確かにあったフラミンゴの看板が全部撤去されていて、前回よりも見るも無惨な姿に変わっていました。天津小湊では愛しのハピィデイズとこの恋はハードボイルドが流れました。主に前者が小湊、後者が天津でしたが、どちらも曲自体聴くのが久々で新たに発見した音がたくさんありました(いつもヘッドホンで聴いているのに・・・)。後者のハードさ&マニアックぶりは面白かったです。天津も終わりの頃始まったポジティブな薬指の決心は、鴨川市に入り開けたような風景に似合っていました。鴨川シーワールドは今回も駐車場が満杯だったようです。次のあなたにサラダはとても楽しい曲ですが、小渋滞に巻き込まれてしまいました(この時の後続車のサングラスの女性が、美和さんに似ていたような似ていなかったような)。この曲が終わった時にまた休憩。えぇ、いつもの某ファミレスです(爆)。「いわくつきのネタ」があるので。今回はパフェの他に、日替わりパスタを食べました。ちょうどお昼でしたし。
(左から)車窓から見た、変わり果てた行川アイランド。/これが「某ファミレス」。いわくつきです。対岸から撮ったため前ののぼりは関係ありません。
腹を満たした後、館山目指して再び国道128号線を西進。ここからは美しいバラードが3曲続きます。まず未来予想図。有名なあのバラードやで。懐かしい勝浦〜鴨川の風景と離れる寂しさと合わさり感動的でした。鴨川市街郊外の嶺岡トンネル内から始まったのが忘れないで。冒頭の電話のやりとりはかろうじて聴こえました。そしてこの曲で太海の海沿いを走ります。よくこの場所で聴くHow Many People(ポールの曲)の陽気さと違い、この曲は渋い!間奏のサックスが渋いムード満開です。その渋い流れを継いで4月の雨は江見辺りを。そして最大ヒット曲Eyes to me!この曲で和田町に入ります。一緒になって「こっち向いて笑って〜♪」と歌ってしまいました。左手に見える海もきれいでした。そして和田町市街の中アルバム最後の銀河への船が壮大に始まります。7分近くある長い曲ですが、あまりその長さも気になりませんでした。この曲で千倉方面への道と分かれ国道128号線を進みます。そしてついにMILLION KISSESは終わりを告げたのですが、ヴァラエティ豊かで、大好きなアルバムだけあって非常に印象がよかったです。今回の旅でドリカムはこれでおしまいですが、私の中で好評なのでまた次回以降組み込めたら組み込みたいです。ポールと小田さんだけじゃいつかマンネリするでしょうし。
続いてここからは後期オフコース(4人時代)のベスト盤「君住む街へ」。いつもはもうちょっと先の館山市街地付近から始まるのが定位置なのですが、今回はMILLION KISSESが55分と短かったので前倒しの格好になりました。昨日 見た夢から始まりますが、この曲は歌のある部分が丸山町にちょうどすっぽり入りました。道に立てられていたのぼりに来年3月に安房郡6町1村が合併して「南房総市」になると書いてありましたが、来年3月以降この辺のドライヴがつまらなくなりそうで悲しかったです。館山市入りした夏の日は全然海に面していない所で。柊つかささ。IT'S ALL RIGHT(ANYTHING FOR YOU)は国分・山本辺り。松尾さんのヴォーカルの君の倖せを祈れないでいよいよ館山市街へ。国道128号線も終わり、ついに海にぶつかりました。北条海岸です。そこで流れたのが白い渚で。曲に実にぴったりでした!この曲を折り返す形で、北条海岸で休憩を取ります。
(左から)館山に到着。いよいよ帰路です!/北条海岸。真夏の恋なら白い渚で〜♪
さていよいよ北上開始です。八幡海岸交差点で右折、ジャスコや八幡神社を左手に見ながら国道127号線にぶつかったところで左折。ここでは清水さんの逢いたいが流れていました。実にオフコースらしくない(爆)。続く気をつけてで富浦町へ。びわで有名な所です。そして大きく右折する地点からENDLESS NIGHTS。小田さんの曲では歌いやすいので一緒に全編歌いました。この曲は大好きですね。細いトンネルを多く抜け、富山町に入ったところでもっと近くに(as close as possible)。この曲も大好きですね!岩井付近を通過。鋸南町の勝山ではshe's so wonderful。無機質さがはまってていいです。続くI'm a man。そして保田の大きな曲がり角を過ぎると君が、嘘を、ついた。トンネルの連続がやがて訪れます。それを抜けた頃、さりげなく感動的な夏の別れが始まります。ここから富津市で、金谷港にはフェリーが停まっていました。そして松尾さんと清水さんの楽しいTiny Pretty Girl!この曲の途中で、再度休憩。おなじみ、レストラン「かなや」です。海鮮物を使ったどんぶりものメインのお店で、今回私はかき揚げ丼を食べました(写真に残すの忘れました!)。下に「かなや」の前景と、テラスから見た東京湾(神奈川県も見えます!)の写真を掲載します。なお、「かなや」は限りなく海沿いなので雄大な海を臨めてとてもよいのですが、いかんせん風が吹くとちょっと難儀かもしれません・・・。
気づいたら、もう3時半に!!急がねば、千葉みなと到着時には日が暮れてしまう・・・と思い道中を急ぎます。竹岡では緑の日々、上総湊では君住む街へ。共に感動的でした。こうしていつもの常連・「君住む街へ」は終わり!
これがレストラン「かなや」とそこから臨む東京湾。
さてお次は小田さん初期のソロ・ベスト「Oh !Yeah !」なのですが、なんと今回はCD−R化に際しオリジナル収録曲の後に3曲ボーナス・トラック的に小田さんの曲を増やしています。このベスト盤、異様にアルバムとしての統一感があるため、後付の形をとり、さらに個人的に雰囲気に合った3曲を選びました。まず小田節炸裂の空が高すぎる。毎度富津中央から何かしら渋滞が発生するのですが、案の定渋滞に。アウトロが長く7分近くもある1985すら富津中央の真ん中で消えてゆきます。夜の行方も渋滞の中に消えますが、あまり聴かない曲なので新鮮でした。そして大好きなI miss youの中盤以降でいきなり渋滞が収まりました。前回は事故渋滞でしたが、今回は自然渋滞?小山野トンネルを抜け、君津市へ入ります。そしてためらわない、迷わない。この曲で道が片側2車線となり突如景色が市街地になります。私はここを通るたびその激変ぶりに驚いてしまいます。good times&bad timesとLittle Tokyo(どちらもネスカフェCMソング)は君津市内。そして早川さん(私のオリジナルキャラ)が喜びそうな春風に乱れてと恋は大騒ぎの2曲は木更津市。前者の後半以降が木更津跨道橋の上だったのを覚えています。そして木更津大橋から、このベスト盤のみの収録のFAR EAST CLUB BAND SONG。前の2曲ともども盛り上がりました。ここでアクアラインと交差し袖ヶ浦市へ。そして大ヒット曲で私の大好きなラブ・ストーリーは突然にで道は大きく右へ曲がり、左手に工業地帯が見えてきます。そしてOh !Yeah !が夕方の雰囲気にぴったりでした・・・って、もう暗くなっちゃったし!まだ5時前なのに、すっかり辺りは暗くなってしまいました。まだ千葉みなとはおろか千葉市にも戻っていないのに!
ここからは私が追加した3曲です。まずはこのベスト盤と同時期のシングル君にMerry Xmas。初めて聴くこととなった1990年のオリジナル・ヴァージョンです。1995年のリメイクよりシンプルで、ピアノ中心で新鮮でした。ただ、若干長く感じました(リメイクと大体同じ長さですけどね)。続いてアルバム「Sometime Somewhere」から君に届くまで。実はこの曲、さっき流れた「ラブ・ストーリーは突然に」の自己パロディなんです!恐ろしいほどにパクっていて笑えると共に「ラブ突」譲りで感動的でした。そして一番の目玉としたso long my love。1995年のシングル曲です。個人的にはマンガ「ネギま!」の和泉亜子たんの雰囲気がするAORバラードです。すっかり夜になってしまった工業地帯の風景にぴったりでした。
実はこのso long my loveにはちょっとしたエピソードがあります。今回のCD−R化[前日に行いました]の際、最初S社のCD−Rを使ったのですが、なんとこの曲の部分だけ見事に音飛びを起こし、CDドクターで何度も修復を試みるものの効きませんでした。74分のCD−Rはたくさん持っているのですが、今回の「Oh !Yeah !+3」は収録時間が約75分なので使えません。途方に暮れましたが、また別にT社の空のCD−RW(80分)を掘り出してきたところ音飛びなく無事このドライヴで聴くことができました。亜子たんが実に不憫になったときでした。
さて続いては今回のドライヴ最後の一枚、「プレス・トゥ・プレイ」!!ポールのアルバムで不人気ながら、'80年代サウンド満開で私の大好きなアルバム!!まずStrangleholdは市原市の五井辺りから。さらにGood Times Coming/Feel The Sunで既に盛り上がってしまいます。ここでついに行きにDarkroomが流れていた地点に合流。Talk More Talkも楽しかったです。が、この時千葉みなとへ急ぐ私をブルーにさせる情報が飛び込んできます。なんと、東京モーターショーの影響で幕張で交通規制が行われているとのこと。さらに、その影響か国道357号線が長い渋滞にあっているとのこと。行きは杞憂で済みましたが、こんな所でモーターショーの影響を受けるとは・・・。下はFootprintsが流れていた時に千葉市中央区村田町にあった交通案内。「村田町→幕張IC 50分」とあります。
ようやく千葉市入りできたものの、しばらくほとんど動かない状態が続きます。Only Love RemainsとPressはそれに飲み込まれ、聴いた感じがしませんでした。Pretty Little Headは蘇我付近。この異質さは聴くたびに面白いです。ウッサ・メージャー!(爆)そしてMove Over Buskerが過ぎ、Angryに差し掛かった所で!!目指してきた我らが千葉みなとに到着!!同曲にのせて心は一気にウキウキ!(←親バカならぬ作者バカ)同曲で一時停止し、千葉みなと駅の今度は前回と反対側の広い駐車スペースに停車します。
そしていよいよ、もう1つの目的だった「千葉みなと フォト・セッション」の始まり!!とはいえ、もう6時近くになっていて辺りが真っ暗だったのは計算していなかった点です(汗)。まず、前回と同様駅のトイレを貸していただき(毎度それでいいのか?)、駅周辺を撮りまくります。周りの人はどこの鉄道マニアか?と思われたことでしょう。以下、その時の写真の一部です。全容は、別にページを作りますのでお楽しみに!
千葉みなとは都会的な所であるものの、どこか「何もない」感じがあってそれが最高ですね。もちろんオリジナルキャラの元ネタということもあるのですが、実際行ってみてもっと愛着がわきました。こうなったら、我らが「千葉みなと」を千葉みなと駅およびその周辺のマスコット・キャラにしなくては(爆)。
でも別れはいつか来ます。もちろん家に帰らなければならないからです。However Absurdは、そんなみなとちゃんとのお別れ(爆)を感動的に、感傷的に盛り上げるのにぴったりでした。しかし、千葉みなと一帯から抜け出す前に終わってしまいました。続いてこれも亜子たんイメージソングのWrite Away。かわいらしい曲です(亜子たんもかわいいね)。ここで完全にみなとちゃんとはお別れ。いよいよ都心に戻ってゆきます。しかし、既に渋滞は始まっていて、あれほど長いIt's Not Trueも東関道に出会うまでに飲み込まれます。それはTough On A Tightrope(ゆーなちゃんへのラヴソング)も同じこと。とても楽しかったSpies Like Usでひとまず渋滞は解消、幕張まで進みます。モーターショーのあった幕張自体は目立った混雑・交通規制はありませんでした。そして最後の曲となるOnce Upon A Long Ago。習志野市に入ったところで終わりますが、それと同時に渋滞が復活。今度は本格的です!
ここからは「プレス・トゥ・プレイ」の2周めに入ります。面白かったことのみ特筆します。まず、Strangleholdでは渋滞を生かしてイントロのパシッの部分で手拍子をしました(半ば渋滞でやけくそになって)。Talk More Talkはイントロ・間奏・アウトロの声が左右のスピーカーから振り分けられていて臨場感がありました。Only Love RemainsとPressはここでしっかり堪能できました。前者はいいんちょに贈るラヴバラードで、後者は最初に聴いた時以来そうですが、なぜかジャッキー・チェンが頭に思い浮かびます。若松・日の出町辺りが渋滞のピークで、市川に入ると急に空くのはいつもの通り。However Absurdの後半から渋滞を抜け、It's Not Trueの中盤で千鳥町出口から首都高へ。Tough On A Tightropeがますます好きになりました。あと、浦安あたりで渋滞発生(TDLの影響か?)。しかし早くも有明付近で2周めも終わってしまうので、3周め・・・といきたかったのですが、さすがにそれではつまらないので、車内では初めてランダム再生しました。で、締めにふさわしい、感傷的なOnce Upon A Long Agoが出たら(または家に着いたら)自動的に終了というルールで大井トンネルよりランダムスタート。Tough On A TightropeとTalk More Talkが出た後、早くもOnce Upon A Long Agoが出てしまいこれにて本日のBGMは終了(馬込銀座付近)。そして夜9時前に自宅に到着。そして今回の旅も、「昔々のそのまた昔」になってゆくのでしょう・・・。
以上、今回のレポートでした!!
おまけ:デジカメで面白半分に撮った、現在の私のPCのデスクトップ(爆)。