go on,baby !

演奏時間:3'50"
収録アルバム:「the Monster」4曲目
                     「the Monster 2002:monkey girl odyssey tour special edition」4曲目
                     「DREAMANIA」 DISC-1 6曲目
                     シングル「Go On,Baby!」カップリング
作曲:吉田美和・中村正人  作詩:吉田美和  編曲:中村正人
プロデューサー:DREAMS COME TRUE
レコーディング・ミキシング:ローランド・ヘリントン
有名度 ★★★☆☆
人気度 ★★☆☆☆
管理人お気に入り度 ★★☆☆☆
このサイトでの略称・・・TM−4
参照:『Go On,Baby! -universal mix-』(英語版)
『go on,baby!』(Y.K女史)

 演奏者  吉田美和:ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル

        中村正人:ベース、プログラミング

        西川隆宏:マニュピレート

        ラウル・ドリヴェイラ:トランペット   マーティン・ドローヴァー:トランペット

        ニック・ペンテロウ:サックス   ピーター・トムス:トロンボーン

        ロビン・クラーク:バッキング・ヴォーカル   フォンジー・ソーントン:バッキング・ヴォーカル   タワサ・アジー:バッキング・ヴォーカル

        他に、プログラミングされたシンセ音、ドラムス、手拍子

 ライヴ履歴 1999年、DWL「春の夢」  1999年、DWL「冬の夢」、『よろこびのうた』『さよならを待ってる』『みつばち』とのメドレーで登場

         2010年「ドリ×ポカリ〜イキイキ!〜」


 1999年のアルバム「the Monster」収録の、パワフルなダンス・ナンバー。同アルバムはプログラミングを多用した洋楽系の曲が大半を占めていますが、この曲はまさにその典型ともいえる曲です。使用されている楽器のほとんどがプログラミングによるもので、珍しくノン・ギターです。電子的なサウンドが騒がしいくらいに鳴り響き、ベースやドラムスが力強いグルーヴを生み出しています。踊るために作られた、といえるほどサウンドを重視しています。ただしブラス・セクションだけは生演奏によるもの。雑音のようなイントロなどで聴くことができます。間奏後サビに戻る時の鳩時計のような音がユニーク。

 ヴォーカルもパワフルです。美和さんのこぶしを効かせた(!?)歌声が全体を通して堪能できます。洋楽を意識したようなサビのバッキング・ヴォーカルは外国人シンガーたちによるもの。うちロビン・クラークはこの曲と同年のFUNK THE PEANUTS(ドリカムがプロデュースした謎の女性ヴォーカルグループ)のシングル「you go girl!」にゲスト参加したほか、同年のDWLにバッキング・ヴォーカル担当として参加しています。

 歌詞はラヴソングではなく、あまり全体的な意味のないものです。これもサウンドを重視した結果であると考えられますが、ナンセンスというわけではありません。悲しいこともあるけどくじけずに今夜は踊ろう!といった所でしょうか。歌詞には様々な洋楽アーティストが登場しドリカムの興味を垣間見ることができます。第1節のサビの「barry white」(歌ではbarry)は2003年に亡くなった米国のミュージシャンで、美和さん・まささんが尊敬しています。第2節の「earth,wind and fire」(歌ではearth)はドリカムナンバーのルーツといえるソウル・グループで、メンバーのモーリス・ホワイトは1994年の『WHEREVER YOU ARE』でドリカムと共演しています。その直後の「chaka khan」(歌ではchaka)はR&Bシンガー。そして間奏の"Yes,all you need is love・・・"の元ネタは、かのザ・ビートルズの1967年の名曲『愛こそはすべて(All You Need Is Love)』の歌詞の一節で、「john」(ジョン・レノン)や「paul」(ポール・マッカートニー)まで登場しています。さらにその2人に並んで「ドリ」(=ドリカム)自身がちゃっかり歌われているのが面白いです。ブックレットに書いてある歌詞にもいろいろ面白い細工がされていて、「星」を「☆」で表したり、最後の「泣くなよ」を「泣くなよぉぉぉぉぉ!」と書いたりしていて受けを狙っています。

 この曲はダンス・ナンバーということでライヴ映えしそうなのですが、演奏されたのは曲が発表された1999年と、2010年の「ドリ×ポカリ〜イキイキ!〜」ツアーのみです。うち1999年のDWL「冬の夢」ではメドレーの中間で登場。一部歌詞を変えてあります。そして歌が終わるとこの曲にのせて演奏者と観客が一緒に「ドリドリダンスレボリューション」に挑戦しました。これは曲にあわせて上手にステップを踏むゲーム「ダンスダンスレボリューション」のドリカム版といえるもので、実際に数曲のドリカムナンバーが既にゲーム化されていました(ライヴ会場でも体験できた)。観客たちは美和さんやスクリーンを見ながらステップを覚え、懸命に挑戦していました。DVDでは、ギター担当のデイヴィッドじいさん(デイヴィッド・T・ウォーカー)があまり上手にできていないことが分かってしまいます・・・(苦笑)。2010年の「ドリ×ポカリ〜イキイキ!〜」ツアーではさらに騒がしくダンサブルな仕上がりで甦りました。

 この曲の同タイトルの英語版が、2001年のアルバム「THE MONSTER -universal mix-」に収録されシングルカットもされました。この英語版はサッカーの世界大会「コンフェデレーションズカップ2001」を放送する番組のイメージソングに選ばれています。なのである意味、日本語版よりこちらの方が有名なのかもしれません。ちなみに英語版のシングルにもこの日本語版は収録されています。

 私はこの曲は大好きとまではいかないですが、ダンスナンバーで面白いな〜と思います。「ドリドリダンスレボリューション」の様子をDVDで見ましたが本当に楽しそうです。参加したかった!個人的には英語版の方が好きです(リミックスによりパワーアップしているから)。このサイトを見れば分かりますが、私はポール・マッカートニーやビートルズにも詳しいので、最初この曲の歌詞を見たときは驚きました。それにしてもこれほど多分野の洋楽アーティストを知っているなんて、ドリカムの洋楽への関心の深さには脱帽です。

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