Go On,Baby ! -universal mix-
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演奏者 吉田美和:ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル
中村正人:ベース、プログラミング
デイヴィッド・T・ウォーカー:ギター
ラウル・ドリヴェイラ:トランペット マーティン・ドローヴァー:トランペット
ニック・ペンテロウ:サックス ピーター・トムス:トロンボーン
ロビン・クラーク:バッキング・ヴォーカル フォンジー・ソーントン:バッキング・ヴォーカル タワサ・アジー:バッキング・ヴォーカル
他に、プログラミングされたシンセ音、ドラムス、手拍子
ライヴ履歴 なし
『go on,baby!』の英語版。歌詞は一部で韻を踏んでいます。日本語版で歌われていた洋楽アーティストの名前はもちろん、「ドリ」も「DREAMS COME TRUE」として再登場しています。美和さんの歌い方は日本語版より力強く、勇ましくなった感があります。ロビン・クラークらのバッキング・ヴォーカルはそのまま採用されています。また、第2節に入る前の「Do it!」など新たなヴォーカルも聴かれます。
サウンドは、全体的にエコーがかかり、重低音が効いています。そのため日本語版よりも迫力が増し、ダンス・ミュージックの趣を深くしています。また、日本語版はノン・ギターの曲でしたが、この英語版ではデイヴィッド・T・ウォーカーによるギターがフィーチャーされています。派手ではありませんが、しっかりリズムをキープしています。ビートも一部で日本語版と違っています。
この英語版は「THE MONSTER -universal mix-」に収録されましたが、2001年6月6日にシングルカットされました(シングルとアルバムに収録されているものは同じ)。この曲がコンフェデレーション杯2001を報道するTV番組のイメージソングに選ばれたからです。ドリカムはシングルカットがめったにないので、このシングルは異例です。ちなみにシングルには日本語版も収録されています。
「SING OR DIE」と「the Monster」からのWWV(英語版)は、集団的に作られたせいかオリジナルよりも無名なことが多いのですが、この曲は日本語版よりも多くの人に聴かれて有名になっていると思います(たぶん)。ドリカムナンバーがカラオケでコンプリートに歌えなかった当時でも、この英語版は歌える状態にあったことからも分かります(当時は逆に日本語版が入っていなかった)。私もオリジナルより英語版の方が好きですね。サウンドも超グルーヴィーで踊りたくなってきます。英語版になったことで、曲にかっこよさがあふれています。タイトルと曲調だけを取ると応援歌に聞こえなくもないですね。