DREAMS COME TRUE/Go On,Baby ! -universal mix-
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演奏者 吉田美和:ヴォーカル、バッキングヴォーカル
中村正人:ベース、プログラミング
西川隆宏:マニュピレート
ポール・ダン:エレクトリック・ギター(3) デイヴィッド・T・ウォーカー:エレクトリック・ギター(1)
ラウル・ドリヴェイラ:トランペット マーティン・ドローヴァー:トランペット
ニック・ペンテロウ:サックス ピーター・トムス:トロンボーン
ポール・ジョンソン:ビブラホン(3) ロビン・クラーク:バッキングヴォーカル(1,2)
フォンジー・ソーントン:バッキングヴォーカル(1,2) タワサ・アジー:バッキングヴォーカル(1,2)
作曲者度 吉田&中村3曲
1999年に発表されたアルバム「the Monster」の全曲を英訳化・リミックスしたアルバム「THE MONSTER -universal mix-」(2001年発売)からのシングルカット。これは、タイトル曲『Go On,Baby! -universal mix-』がコンフェデ杯のイメージソングに選ばれたため急遽行われたもの。ドリカムのシングルカットはきわめて異例です。そのためかチャートでは伸び悩みました。
収録曲はタイトル曲の他にその日本語版と、「THE MONSTER -universal mix-」から『See You In My Dreams』を収録。いずれもアルバムヴァージョンと同じものが収録されています。『Go On,Baby!』は、英語版と日本語版では楽器やミックスに違いが見られます。英語版の方が力強く、エコーがかかっています。聞き比べると面白いでしょう。『See You In My Dreams』は『夢で逢ってるから』(「the Monster」収録)の英語版。こちらも日本語版とはアレンジがけっこう異なります。
このシングルには、エクストラ・トラックとして『See You In My Dreams』のミュージック・ヴィデオが収録されています。CDをPCに入れると視聴することができます。このミュージック・ヴィデオは韓国で有名なカン・ジェギュ監督(映画「シュリ」で有名)が手がけたもので、韓国のマフィアを舞台にしたショート・ドラマ風に仕上がっています。ジャズっぽくムーディーな同曲があたかも映画のBGMのようにぴったり似合っています。なお、このミュージック・ヴィデオはDVD「DCT CLIPS V1」にも収録されています。
このシングルは、最近のものなので比較的手に入れやすいですがそろそろ少なくなってきているかもしれません。とはいえ、3曲ともオリジナルアルバムを買えば聴けますし、肝心のミュージック・ヴィデオも今となっては「DCT CLIPS V1」で見れますし。あまり買う価値はないと思います。「全部揃えるんだ!」というマニアは別として(笑)。私もこのレビューを書いた日(2005.8.5)にようやく取り寄せて手に入れました。内容は前述のものを持っている人にとってはたいしたことないですね、やはり。でも揃えるためには不可欠なので手に入れてよかったです(笑)。