DREAMS COME TRUE／もしも雪なら/今日だけは
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演奏者 吉田美和：ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル
中村正人：ベース（１，２）、プログラミング、バッキング・ヴォーカル（１，３）
武藤良明：エレクトリック・ギター（１，２）、アコースティック・ギター（２）
大谷幸：ピアノ（２）、エレクトリック・ピアノ（２）
松本幸弘：ハイハット＆シンバル（２） AKON（エイコン）：全楽器演奏（３）、バッキング・ヴォーカル（３）
作曲者度 中村１曲、中村＆吉田１曲、吉田＆中村１曲
アルバム「THE LOVE ROCKS」と、その後のコンサートツアーの後に発売されたシングル。当初は、『今日だけは』がメインサイドの両A面シングルとなる予定でしたが、結局は『もしも雪なら』がメイン、『今日だけは』が2曲目の両A面での発売となりました。2曲ともツアー中に書いていた曲で、ドリカムにとっては甲乙つけがたい2曲だったのでしょう。発売時期からして、『もしも雪なら』はクリスマスをにらんでの発売と言えそうです。この2曲と、『SWEET SWEET SWEET -06 AKON MIX-』の3曲入りです。このシングルには初回限定盤がありましたが、こちらにはDVD「DREAMS COME TRUE CONCERT TOUR 2006 THE LOVE ROCKS」（「THE LOVE ROCKS」ツアーの模様を収録）からのダイジェスト映像と、DVD未収録のミニドキュメンタリー映像が収録されたDVDがついていました。CDの収録曲は通常盤・限定盤とも同じ。また、通常盤と初回限定盤ではジャケットの色が異なります。
『もしも雪なら』は、ドリカムが得意とするウィンター・ナンバーで、美和さんの「クリスマスに向けてウィンター・ナンバーを届けたい」という思いから発売に至りました。とってもせつない大人のクリスマスを歌い上げます。興味深いことに、タイアップの多い最近では珍しくタイアップがありません。『今日だけは』は、ロッテ「Ghana」のCMソング第3弾として書き下ろされたもの。こちらも、ちょっとせつない「友情」を歌ったポップナンバー。一般エキストラも登場したミュージック・ヴィデオが話題となりました。この2曲は1年後のアルバム「AND I LOVE YOU」に収録されましたが、両方ともエンディングが異なるヴァージョンとなっています。最後の『SWEET SWEET SWEET -06 AKON MIX-』は、1992年のドリカムナンバー『SWEET SWEET SWEET』をゲームソフト「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」のためにリミックスしたもので、AKONが編曲を手がけ新たなアレンジとなっています。こちらは、アルバム未収録です。
クリスマス向けのシングルとしてはまずまずの好成績を収めましたが、『もしも雪なら』がその後あまりフィーチャーされないのはなんとなく残念です（思えば『今日だけは』も2007年DWLで演奏されていない・・・）。しかし、『もしも雪なら』はアルバムではキーとなる楽曲となっていますので要注目！翌年のシングル曲に比べてはあまり目立ちませんが、『もしも雪なら』『今日だけは』どちらもいい曲です！これだけ質のよい曲を、しかも違う曲調の曲を、同時リリースしてしまうとはドリカムの高い才能を感じます（「マスカラまつげ／はじまりのla」しかり）。『SWEET SWEET SWEET -06 AKON MIX-』も、レアでマニアックな1曲ですのでお聴き逃しなく！ちなみに、私が持っているのは初回限定盤。通常盤もジャケットのために買いたいですが予算が・・・（「ラヴレター」の通常盤とか「JET!!!／SUSHINE」の「きくみるセット」もまだですし・・・）。