DREAMS COME TRUE/24/7 -TWENTY FOUR/SEVEN-
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演奏者 吉田美和:ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル
中村正人:ベース、プログラミング
西川隆宏:マニュピレート
吉田遊介:アコースティック・ギター(1,4)、エレクトリック・ギター(1,4)
佐々木史郎:トランペット(1,4) 山本一:サックス(1,4) 河合わかば:トロンボーン(1,4)
竹内純:ヴァイオリン(1,4) 深見邦代:ヴァイオリン(1,4) 志賀恵子:ヴィオラ(1,4) 永山利彦:チェロ(1,4)
ZEEBRA:ラップ(4)
ロビン・クラーク、フォンジー・ソーントン、リー・“ローリー”・アロマ、タワサ・アジー、ジュリア・マシュニワ、ルーディ・セーラム、ピニス・ソウル:バッキング・ヴォーカル(2)
作曲者度 中村&吉田2曲、吉田1曲、中村1曲
ドリカム28枚目のシングル。20世紀が終わり、21世紀が始まろうとしていた2000年11月にリリース。キャッチコピーは「24時間7日間いつも。21世紀型ドリカムが贈る23分08秒のドラマ。」タイトル曲がTV番組のエンディング・テーマに起用されたものの、チャートでは最高4位。なお、このCDをPCのCD-ROMドライヴに入れると、エクストラ・データ「24/7サイト」を楽しむことができます。
今回の純粋な新曲はタイトル曲のみ。残る3曲は「club DCTgarden vol.1」と位置づけられた、タイトル曲と既発表曲2曲のまささんによるリミックス・ヴァージョン。うち後者は、アナログ盤のみで限定発売されていました。
『24/7 -TWENTY FOUR/SEVEN-』は、クラブ・ミュージックの要素を取り入れた斬新なダンス・ナンバー。初めて本格的に韻を踏んだ歌詞が印象的。アルバム「monkey girl odyssey」に収録されている内容と同じです。曲が終わると、不気味なBGMと共に美和さんが「club DCT garden」の世界へ誘ってくれます。そして『SONG OF JOY』と『みつばち』のリミックス・ダンス・ヴァージョン。いずれもオリジナルよりかなり長くなっています。最後の『24/7』は、なんとラップ・アーティストのZEEBRAがゲスト参加したヴァージョン。オリジナルとはまた少し違う雰囲気です。この4曲合わせて演奏時間は23分8秒。帯に書いてあるとおりです。さすがに24分7秒にはなりませんでしたか(笑)。
シングルジャケットは、赤壁に金属で作った「24/7」という文字を打ち込んだもの。シンプルですがインパクトがあります。このシングルは、アルバム未収録曲が3曲もありドリカムナンバーを揃える分には不可欠ですが、まささんによるリミックスは人によってはあまり面白くない内容かもしれません(苦笑)。その点では一定水準以上のファン向けですね。ZEEBRAがゲスト参加していますが、当時のドリカムはMISIAなど他アーティストとのコラボレーションを積極的に行っていました。そういえば、まだ私はエクストラ・データは見ていません・・・。