DREAMS COME TRUE/WINTER SONG(1998年)

 1.WINTER SONG (“雪のクリスマス”WORLDWIDE VERSION)
 2.サンタと天使が笑う夜
 3.雪のクリスマス
 
発売年月日:1998年11月26日
EPIC/SONY RECORDS  ESCB 1943
全体収録時間:13'52"
CD形状:マキシシングル
チャート最高位:25位
 
プロデューサー:マイク・ピラ、DREAMS COME TRUE
レコーディング・ミキシング:マイク・ピラ
リマスタリング:ミツカズ・クインシー・タナカ
「WINTER SONG(1998年)」

 演奏者  吉田美和:ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル

        中村正人:ベース、プログラミング、バッキング・ヴォーカル(2)

        西川隆宏:シンセサイザー・オペレーション、バッキング・ヴォーカル(2)

        モーリス・マイケル:ギター

        ラウル・ドリヴェイラ:トランペット(1,2)   マーティン・ドローヴァー:トランペット(1)

        ニック・ペンテロウ:サックス(1,2)   ピーター・トムス:トロンボーン(1)

        ボスコ・ドリヴェイラ:パーカッション(2)   マイク・ピラ:サンタクロース(2)   パワー・プラント・クルーズ:パーティー・ノイズ(2)

 作曲者度 吉田&中村3曲


 エピックより発売された、シングル「WINTER SONG」のリバイバル・シングル。ドリカム23枚目のシングルです。『WINTER SONG』は1994年にシングル発売されていますが、曲目・ジャケットなどを変更しての再発売となりました。1994年版に収録されていた『SWEET DREAM』の代わりに、タイトル曲の日本語版『雪のクリスマス』とクリスマスソング『サンタと天使が笑う夜』を収録。このため、名目上は『WINTER SONG』がCMソングに起用されたためとされていますが、クリスマスにあやかって再発売されたものであることは確かでしょう(発売時期で一目瞭然)。

 『WINTER SONG』は、このリバイバル・シングルが発売された理由になった曲。1994年の曲ですが、この時既に「永遠のクリスマス・ソング」としてファンに愛されていました。『サンタと天使が笑う夜』は、1989年のアルバム「LOVE GOES ON・・・」に収録されていたクリスマスソング。タイトル曲がバラードに対し、この曲はいたって陽気。そして『雪のクリスマス』は、『WINTER SONG』の日本語版。1990年にシングル発売されていました。日本語版と英語版が同じCDに入っているのはこのシングルだけ。聴き比べてみると面白いでしょう。

 現在このシングルは普通に手に入れることができます。しかし、1994年版に収録されている『SWEET DREAM』は収録されていないので注意。反面、『雪のクリスマス』は1990年のシングルが廃盤になったため、これから聴くにはこのシングルは欠かせません。そのため、このシングルは再発売にもかかわらずけっこう重要です。ただ残念なのは、『サンタと天使が笑う夜』の英語版にあたり1990年のシングル「雪のクリスマス」のカップリングだった『VERY MERRY CHRISTMAS』が収録されていないこと(そのためこの音源は入手が不可能に近い)どうせマキシシングルなら、入れてほしかったです。あと、ジャケットがかなり手抜きっぽいのも減点。どうせなら懐かしい「雪のクリスマス」のジャケットを再採用してほしかった・・・。

 いろいろな点で不満なのですが、「ドリカムのクリスマスソングが聴きたい!」という方はどうぞ。あと、『雪のクリスマス』目当ての方もどうぞ。

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