うれしはずかし朝帰り
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演奏者 吉田美和:ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル
中村正人:ベース、プログラミング、キーボード、バッキング・ヴォーカル
西川隆宏:キーボード、バッキング・ヴォーカル、サウンドデザイン
逆井オサム:ギター
佐々木史郎:トランペット
瀧川浩水:サックス
他に、プログラミングされたシンセ音、ドラムス、ボンゴ
ライヴ履歴 1989年「ああ神より素敵なDreams Come True」「LOVE GOES ON・・・」 1990年「JUBILEE」「WONDER3」
1991年、DWLで登場(ただしDVDには未収録)
1995年、DWL、『Eyes to me』『go for it!』『DA DIDDLY DEET DEE』『晴れたらいいね』『あなたにサラダ』『Ring!Ring!Ring!』とのメドレーで登場
2003年、DWL、『あはは』『ひさしぶりのI Miss You』『なんて恋したんだろ』『よろこびのうた』とのメドレーで登場
2007年、DWLで登場
初期ドリカムを代表するヒットナンバーといえばこの曲でしょう!皆さんも一度は聴いたことがあるかもしれません。1989年9月1日、セカンド・アルバムの先行シングルとして発売されました。ちなみにカップリングは後に名曲となる『うれしい!たのしい!大好き!』で、今思えば強力なシングルだったということになります。世間でドリカムを一段階有名にした曲として、その後のベスト盤にも収録されます。ちなみに、この曲はまささんが美和さんと出会って初めて聴いた吉田美和ナンバーだそうです。地下鉄の車内で美和さんがまささんに披露したんだとか。
この曲がヒットした要因は、元気な曲調と初期ドリカムに典型的なバッキング・ヴォーカル、そして朝帰りをする女の子を周りの情景と共に巧みに描いた歌詞が挙げられるでしょう。イントロなどのブラスのメロディはキャッチーです。間奏では、街のざわめきみたいなものが聴こえますが、実はこの中にファーストアルバム収録曲『APPROACH』の一部が入っています!最後は転調して終わります。終盤の美和さんは泣いているようにも笑っているようにも聴こえます(うれし泣き?)。
初期のライヴでは重要な位置を占めていましたが、時が経つにつれDWLのみでの登場となります。'95年ではハッピーな曲を集めたメドレーで演奏されました。'99年のDWLではなぜか演奏されず、次に登場するのは'03年のDWLです。こちらもメドレーでの演奏で、ブラス・セクションはキーボードによるものでした。'07年のDWLでも演奏されました。この曲はヒットしているのに、なぜかライヴで出番が少ないのです。昔ほどに目立たなくなってしまったのでしょうか・・・?特に'99年のDWLで登場しなかったのは『す き』と同じくらい不思議です。
私はこの曲はベスト盤「The SOUL」で初聴きしましたが、とても大好きな曲のひとつでした。これでもか!というくらい繰り返し聴いていたことを思い出します。やっぱりこれくらい元気で女の子らしい曲だとファースト・インプレッションはいいものです。最近ライヴで演奏しなくなったのが残念ですが・・・。昔ヒットしたこの手のハッピーな曲はDWLではそれほど地位が高くないみたいです(『あなたにサラダ』とか、『Ring!Ring!Ring!』とか、『go for it!』とか・・・)。でも、この曲に限って言えば'99年以外DWLはパーフェクト・・・う〜ん。