吉田美和/涙の万華鏡 -m.yo mix-
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演奏者 吉田美和:ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル
デヴィッド・スピノザ:エレクトリック・ギター(1) デイヴィッド・T・ウォーカー:エレクトリック・ギター(2)
ウィル・リー:ベース(1) チャック・レイニー:ベース(2)
グレッグ・アダムス:トランペット(2) エリック・マリエンサル:サックス(2)
ボブ・ジェームズ:ピアノ、ローズ・ピアノ(1) ジョー・サンプル:ピアノ、ローズ・ピアノ(2)
オマー・ハキム:ドラムス(1) ハーヴィー・メイソン:ドラムス(2)
ラルフ・マクドナルド:パーカッション(1) パウリーニョ・ダ・コスタ:パーカッション(2)
人気度 ★★☆☆☆ お勧め度 ★★☆☆☆ 管理人お気に入り度 ★☆☆☆☆
作曲者度 吉田2曲
2003年の美和さんのセカンド・ソロアルバム「beauty and harmony 2」からのシングル。アルバムと同時発売(美和さんの誕生日に!)されました。美和さんのソロキャリアで初のシングルとなりました。2曲ともアルバム収録曲ですが、アルバムのものより音・ヴォーカルが減っていて、若干演奏時間が短くなっています。「B&H 2」のセッションでは、楽曲を2つのグループに分けてそれぞれに違う豪華なミュージシャンを招いていますが、そのどちらのグループの曲も選ばれています。
『涙の万華鏡』は、せつないメロディ・歌詞が感動的な美和さんのソロの代表曲。アルバム収録ヴァージョンと違い、ストリングスが入っていません。また、エンディングもわずかに短くなっています。こちらのセッションにはデヴィッド・スピノザ、オマー・ハキムらが参加。カップリングの『あなたのかわいい人』は、元気いっぱいの前半部とジャズ風の後半部の対比が面白い美和さんらしいナンバー。こちらにはデイヴィッド・T・ウォーカー、グレッグ・アダムスらが参加。アルバム収録版より短い上、前半部のアドリブ・ヴォーカルがカットされています。このヴァージョンはラジオ番組のキャンペーンソングに起用されました。
このシングルは、アルバムと同時発売であったためあまり注目を浴びずに終わりました。また、2曲ともアルバム収録版より短くシンプルなためアルバムを聴いてから聴くと物足りなさを感じるかもしれません。そのため、あくまでも中級以上のファン向けだと言っておきます。ただし、人によってはシンプルなこのシングル・ヴァージョンの方が好き、というケースもあるので、一筋縄にはいきません。