See You In My Dreams
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演奏者 吉田美和:ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル
中村正人:ベース、プログラミング
ポール・ダン:エレクトリック・ギター
ラウル・ドリヴェイラ:トランペット マーティン・ドローヴァー:トランペット
ニック・ペンテロウ:サックス ピーター・トムス:トロンボーン
大谷幸:ピアノ ポール・ジョンソン:ビブラホン
他に、プログラミングされたシンセ音、ドラムス
ライヴ履歴 なし
「THE MONSTER -universal mix-」に収録された、『夢で逢ってるから』の英語版。サウンドには随所で違いが見られ、一番大きいものではイントロなしで始まることが挙げられるでしょう。また間奏のビブラホンが違うものに換えられ、第2節の最後にはミュート・トランペットがフィーチャーされています。歌詞は日本語版と大体同じ。サビは韻を踏むため内容の書き換えがあります。「鎌倉」と「江ノ電」がそのまま残されているのには驚き。バッキング・ヴォーカルのアレンジは特に第2節で異なっています。第1節・間奏後もハモリが日本語版より多く入っていて、コーラスやハーモニーが耳に残るアレンジです。
この曲はアルバム発売の1ヶ月後にシングル「Go On,Baby!」のカップリングに収録され再発売されました。そしてこのCDのCD-EXTRAとしてこの曲のミュージック・ヴィデオが収録されました。大ヒット映画「シュリ」も手がけた韓国のカン・ジェギュ監督によるプロデュースが話題になりましたが、ドリカムが珍しく中心的役割を果たさないミュージック・ヴィデオとして注目されます。内容は韓国のマフィアをめぐるストーリー仕立てで、出演しているのはすべて韓国の俳優です。もちろんロケも韓国(ソウルとプサン)で行われました。ドリカムは曲の冒頭と最後(この部分は美和さんのみ)そして間奏の、物語に関係ないカットでしか登場していません。しかし、さすが映画監督だけありストーリーの迫力も満点で、バックで流れているこの曲が映画のサントラのように美しく聴こえます。特に、後半のシーンは感動的です。このミュージック・ヴィデオは現在DVD「DCT CLIPS V1」でも見ることができます。ミュージック・ヴィデオのおかげで、日本語版より有名かもしれません。
私は日本語版の『夢で逢ってるから』も好きですが、この英語版も好きですね。イントロがないのとビブラホンが削減されたのは個人的には不満ですが、その分ハーモニーがきれいなのでいいとしましょう!ライヴで英語版は演奏されていませんが、一度聴いてみたいですね。ミュージック・ヴィデオはファンの間で賛否両論のようですが、私は大好きです。実は内容がいまいち把握できていないんですけど・・・(汗)。雰囲気だけでも楽しめます。まぁストーリーを分かっていた方が後半のシーンにより感動できるとは思いますが・・・。「DCT CLIPS V1」ではストーリー解説も聞くことができますので要チェックです。蛇足ですが今回このページを執筆時に改めて聴いていた際、この曲がひどい音飛びを起こしてしまい非常にショックでした・・・(今は直りましたが)。