make me your own
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演奏者 吉田美和:ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル
中村正人:ベース、プログラミング
西川隆宏:マニュピレート
ポール・ダン:エレクトリック・ギター
他に、プログラミングされたシンセ音、ドラムス
ライヴ履歴 1999年、DWL「春の夢」 2007年、DWLで登場(英語版の一節が歌われたのみ)
アルバム「the Monster」収録の、妖しい雰囲気のナンバー。エレクトリック・ギター以外はすべてプログラミングによるサウンドです。ストリングス風のシンセ音とナイロンギター、そして力強いドラムスが雰囲気を作っています。間奏のエレキ・ギターのソロも印象的。歌詞は、タイトルの通り「あなたのものにして」と恋人に訴えかける大人の雰囲気の歌詞で、生々しいヴォーカルが印象的です。またヴォーカルとバッキング・ヴォーカルが交代でメインのメロディを歌うのは斬新な感じがします。訴えかけるようなヴォーカルと、あくまで淡々と歌うバッキング・ヴォーカルの対比が冷めた効果を出しています。イントロ、エンディングなどではビートに合わせてヴォーカルをパーカッションのように使っています。
アルバムの1曲ということで知名度はありませんが、ファンにはそこそこの人気があるようです。しかし、ライヴではアルバムツアーであった'99年DWL「春の夢」以外では演奏されていません。'07年DWLでは、歌詞の一節(しかも英語版)のみが「つなぎ」的に歌われていて、公式サイトではそれもカウントしてありますが・・・。2004年の企画盤「DREAMANIA」にこの曲が収録されていますが、これはヴァージン時代のドリカムナンバーをたくさん入れたいレコード会社の意図の一環として入っただけだと思われます(汗)。ダンサブルな曲を集めたものなので趣旨から外れてはいませんが。
歌詞にドリカムの曲としては初めて「ケータイ」が登場するのですが、携帯電話が普及しだしたのは'99年頃でしたっけ?