DREAMS COME TRUE/何度でも

 1.何度でも
 2.空を読む
 
発売年月日:2005年2月16日
DCT records/Universal J.  UPCH-5296
全体収録時間:7'06"
CD形状:マキシシングル
チャート最高位:3位
 
プロデューサー:DREAMS COME TRUE
レコーディング:後藤昌司、岡村弦
ミキシング:後藤昌司  マスタリング:ブラドー・ミラー
「何度でも」

 演奏者  吉田美和:ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル、シンバル(1)

        中村正人:ベース、キーボード、プログラミング、バッキング・ヴォーカル

        今泉洋:エレクトリック・ギター(1)、アコースティック・ギター   大谷幸:エレクトリック・ピアノ(1)

        松本幸弘:ドラムス(1)、タンバリン(1)

        スクリーミング・ハンド・クラッパーズ:手拍子(1)

 作曲者度 中村&吉田1曲、吉田&中村1曲


 2005年初となったシングル。前年冬に発表されたアルバム「DIAMOND 15」のヒットの勢いに乗って発売されました。2005年に発売されたドリカムのCDやDVDは「ドリカム品質」と銘打たれていて、デビュー16年目に入りラヴソングのスタンダード的存在となっているドリカムのブランドをアピールしています。このシングルのジャケットはなぜかキャベツをモチーフとしています。恐らく「品質」でかけたのでしょう。

 収録された2曲は2006年のアルバム「THE LOVE ROCKS」にも収録されていますが、2曲ともヴァージョンが違います。『何度でも』は、『朝がまた来る』『いつのまに』に次いでTVドラマ「救命病棟24時」の主題歌となったストレートなロックチューン。シングルはイントロの尺が短くなっています。『空を読む』は、『はじまりのla』に続く渾身のバラード。シングルはイントロの尺が短いほか、ドラムスが全く異なります。他にもアルバムとは別のミックスです。2曲とも美和さん・まささんが真摯な気持ちで書き上げたもので、「私たちにもとても大切な曲」と言うほどの自信作。アルバムの核を成している2曲でもあります。

 美和さん・まささんにとって大切な2曲を収録したシングルで、それだけでも大きな意味があります。歌詞が非常に味わい深く、励まされたり教えられたりすることも多いでしょう。これほどまでにまとまりのあるシングルはドリカムでも他に例を見ないでしょう。本人たちにとっても、リスナーである私たちにとっても大きな発見となったシングルです。アルバムでも聴けてしまいますが、2曲だけ集中的に聴くのもいいでしょう。ヴァージョン違いというマニアックな面もあります(笑)。しかしシングルとアルバムのヴァージョン違いが何度聴いても分かりにくい・・・。美和さん、まささん、難題です(涙)。

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