DREAMS COME TRUE/やさしいキスをして

 1.やさしいキスをして
 2.うれしい!たのしい!大好き! 〜15th ANNIVERSARY SPECIAL〜
 
発売年月日:2004年2月18日
DCT records/Universal J.  UPCH-5255
全体収録時間:8'04"
CD形状:マキシシングル
チャート最高位:2位
 
プロデューサー:DREAMS COME TRUE
レコーディング:後藤昌司、エド・テュートン  ミキシング:エド・テュートン
マスタリング:ブラドー・ミラー
「やさしいキスをして」

 演奏者  吉田美和:ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル

        中村正人:ベース、プログラミング、バッキング・ヴォーカル(1)

        T・ボーン・ウォーク:エレクトリック・ギター(1)、アコースティック・ギター

        デイヴィッド・T・ウォーカー:エレクトリック・ギター(2)

        大谷幸:ピアノ(1)   竹内純:ヴァイオリン(1)   深見邦代:ヴァイオリン(1)   ニア・Z:ドラムス(1)、コンガ(2)

 作曲者度 中村1曲、吉田1曲


 ドリカム15周年にあたる2004年の初めにリリースされたドリカム33枚目のシングル。シングルとしては2002年の「IT'S ALL ABOUT LOVE」以来、日本語の曲としては2001年のアルバム「monkey girl odyssey」以来となりました。タイトル曲がドラマの主題歌になったことと、ひさしぶりのドリカムの新曲ということで注目が集まり、惜しくも2位止まりでしたがドリカムの健在ぶりは証明できました。久々に成功したドリカムのシングルです。

 『やさしいキスをして』は、同年のアルバム「DIAMOND 15」にも収録されることとなる壮大なバラード。TVドラマ「砂の器」の主題歌としてドリカムファンのみならず多くの人に親しまれている曲です。久々の日本語の新曲で、美和さんの力強い歌声は必聴。アルバムヴァージョンより少し短いものが収録されています(ベスト盤「THE SOUL 2」にも収録)。そしてカップリングは15年ぶりにリメイクされたファンにとっての永遠の名曲『うれしい!たのしい!大好き!』アコースティックでゆったりとしたヴァージョンで復活です。アルバムには収録されていなく、このシングルでしか聴くことのできない音源です。ブックレットにはこの曲に関する美和さんからのメッセージも載っているので注目!

 ドリカムの2004年のシングルジャケットは、それぞれ違う画家がイラストを提供するというコンセプトで展開されましたが、その第1弾であるこのシングルを描いたのは、アニメーターで知られる小池健さん。大胆で迫力のあるジャケットです。また、期間限定の購入者特典で、このジャケットを使用した携帯の待ち受け画面のプレゼント企画がありました。

 私はこのシングルが出ると聞いて、ひさしぶりの新曲に期待と不安が入り混じっていました。「スパンが空きすぎたせいで作風が変わっていやしないか・・・」というのが正直な気持ちでしたし、実際『やさしいキスをして』を聴いて的中したか・・・と思いました。まぁすぐに次のシングルで安心することになったのですが。『うれたの』は、やはりファンにとっては朗報だったのではないでしょうか。美和さんは「20周年の時はジャズ・ヴァージョン出すからね!」みたいなことを語っていますが、楽しみに待っていますよ。ジャケットの方は、ぶっちゃけ「?」でした・・・(ごめんなさい)。いや、企画自体は面白いと思います。でも、やっぱり美和さん&まささんの元気な姿をジャケットで見たいじゃないですか。それがなかったので・・・。事実、これ以降2008年の「連れてって 連れてって」(通常盤)まで、ドリカムがシングルジャケットに姿を見せることはありませんでした・・・。とにかく、このシングルがマストアイテムであることには変わりありません。

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