うれしい!たのしい!大好き!〜15th ANNIVERSARY SPECIAL〜
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2004年、デビュー15周年を記念して録音された、大人気ヒットナンバー『うれしい!たのしい!大好き!』のニュー・ヴァージョン。ちなみにこの曲も2004年で15年目を迎えました。シングル「やさしいキスをして」のカップリングとして同年2月18日に発売されました。その年のアルバム「DIAMOND 15」には収録されていないので、おそらくこの先もこの音源は先述のシングルのみの収録となるでしょう。
ブックレットに記載されてある美和さんのメッセージによれば、15年前にこの曲のオリジナル版を録音した時、その力に圧倒されて思わず涙が出てしまったそうです。その後この曲は大ヒットし今ではライヴの定番曲として、ファンを中心に「永遠の名曲」となりつつありますが、みんなへの感謝を込めてこのニュー・ヴァージョンを録音した時も、美和さんは涙が出てしまったそうです。そのことからも分かるように、この曲には歌詞にあるように「何でもできる強いパワー」が秘めてあるのです。
さて、このニュー・ヴァージョンはオリジナルの元気な感じとは違い、しっとりとしたラテンの感じが出ています。すべて生楽器による演奏で、アコースティック・ギターはライヴでおなじみのデイヴィッド・T・ウォーカー。コンガは2003年DWLでのドラマー、ニア・Z。バッキング・ヴォーカルがないため美和さんの心を込めたヴォーカルをたっぷりと堪能できます。オリジナル版とイメージが全く違いますが、私はこういう「うれたの」もありかな、と思います。
2005年のコンサート・ツアー「DIAMOND 15」では、『うれしい!〜』はこのヴァージョンのアレンジで演奏されました。美和さん・まささんは初主演映画「アマレット」の主人公、「すみれ」と「やっさん」に扮しての登場。まささんが弾くギターのみの演奏でした。
ブックレットで美和さんが書いていますが、デビュー20周年の暁にはこの曲のジャズ・ヴァージョンとかオーケストラ・ヴァージョンも出てくる・・・かもしれません。今度はどんなアレンジで私たちを感動させてくれるのか、今から楽しみです。