DREAMS COME TRUE/WINTER SONG(1994年)
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演奏者 吉田美和:ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル
中村正人:ベース、プログラミング、バッキング・ヴォーカル
西川隆宏:キーボード、マニュピレート、バッキング・ヴォーカル
モーリス・マイケル:ギター
ラウル・ドリヴェイラ:トランペット マーティン・ドローヴァー:トランペット
ニック・ペンテロウ:サックス ピーター・トムス:トロンボーン
濱田尚哉:ドラムス(2) スケイラ・カンガ:ハープ(2) フランク・ファロア:バッキング・ヴォーカル(2)
作曲者度 吉田&中村1曲、中村1曲
ドリカム14枚目のシングルで、初めてマキシシングルが使用されました(その翌年には再び8センチシングルに戻っているので、その理由は不明)。また、ドリカムのシングルとしては初めて英語の曲がメインになった上、英語の曲のみで構成されました。2曲ともアルバム未収録曲です。チャートではまたしても1位。
『WINTER SONG』は、ドリカムを代表するウィンター・ナンバー。前年末に公開された米国映画「めぐり逢えたら」のオープニングに使われ注目を浴びました。毎年クリスマスには欠かせないナンバーです。なお、この曲は後述するリヴァイバルシングルや、「7月7日、晴れ」「The SOUL」「DREAMAGE」といった編集盤にも収録されています。カップリングの『SWEET DREAM』は、1992年に発表された『SWEET SWEET SWEET』の英語版。ゲスト参加したフランク・ファロアと美和さんの甘いデュエットが味わえます。その点日本語版をしのいでいるといえるでしょう。この曲はこのシングル以外で聴くことはできません。
『WINTER SONG』は1998年にCMソングに起用された際、シングルとしてリヴァイバル発売されました。しかし、カップリング曲が違うので要注意。2つの見分け方としてはジャケットが挙げられます。このページで紹介している1994年発売のヴァージョンは、現在入手困難です(リヴァイバルの方は手に入れやすい)。『SWEET DREAM』目当てでシングルを探している方は、それがこのページで紹介しているものかどうか確認してから買いましょう。でないと損をすることになります。
ジャケットには、ドリカムのCDとしては初めてメンバーが登場していません。かわりに右上に不思議な物体が描かれていますが、これは「ドリクマ」。この後ドリカムのマスコット的存在として有名になるクマですが、このジャケットで初登場を果たしました。ちなみに、命名したのはドリカム本人で、仮称名がそのまま本名になってしまったそうです。タイトルの部分が浮き上がっている加工がされていて手触りがいいですね(笑)。