愛してる 愛してた

演奏時間:4'31"
収録アルバム:「MAGIC」9曲目
                     「The SOUL」 DISC-2 3曲目
                     「DREAMAGE」 disc BLEU 7曲目
作曲・作詩:吉田美和  編曲:中村正人
プロデューサー:マイク・ピラ、DREAMS COME TRUE
レコーディング・ミキシング:マイク・ピラ
有名度 ★★★★☆
人気度 ★★★★★
管理人お気に入り度 ★★★★☆
このサイトでの略称・・・MG−9
『愛してる 愛してた』(「よつばと!」の小岩井よつば)

 演奏者  吉田美和:ヴォーカル

        中村正人:タップ

        西川隆宏:プロダクションアシスト

        ヴィセント・アミーゴ:スパニッシュ・ギター

 ライヴ履歴 1994年「MAGIC JOURNEY」  1999年、DWL「夏の夢」、『4月の雨』『2人のDIFFERENCE』『悲しいKiss』とのメドレーで登場

          2003年、DWL、『LOVE LOVE LOVE』『眼鏡越しの空』『カノン』『す き』『どうやって忘れよう?』とのメドレーで登場

         2007年、DWL「POWER PLANT SPECIAL LIVE」で登場


 アルバム「MAGIC」に収録された味わい深い名バラード。ファンの間で高い人気を誇り、2000年のベスト盤「The SOUL」と2003年のバラード・ベスト「DREAMAGE」にも収録されました。それまでのドリカムの曲になかったギターの弾き語りナンバーで、演奏者はヴォーカルの美和さん、タップのまささん、そしてスパニッシュ・ギターのヴィセント・アミーゴの3人のみと、きわめてシンプル。これがこの曲の静けさを作り出しています。明暗それぞれの音色でラテン風味たっぷりのギターを弾くヴィセント・アミーゴは、SONY MUSIC SPAINに所属するスペイン人フラメンコ・ギタリストで、5枚のアルバムを出しているほか、映画「トーク・トゥ・ハー」のサントラにも参加しています。メンバー中西川さんは実質的には演奏に参加していません。

 静けさの中、美和さんがせつなげに歌い上げる歌詞も悲しい内容です。別れようと決めた恋人から電話がかかるが、それに出ない主人公。彼のすべてを愛していたのに・・・。いや、今でも愛してる・・・。後半の「これからもう・・・」の部分が特に悲しいです。この曲でも電話が登場します。留守録が登場するあたり、後年の『そんなの愛じゃない』をほうふつさせますが、そちらはまた違った恋愛が繰り広げられています。

 ライヴでは何度か演奏されていますが、DWLでは出遅れて'99年「夏の夢」で初登場を果たしました。このときはプログラミングされたドラムスをフィーチャーした、オリジナルとは違うテイストのアレンジでしたが、静けさは漂っていました。まささんのベースに注目。'03年はラテンメドレーに何の迷いもなく組み込まれていました。こちらは間奏で突如起こった炎とともに情熱的になり、バッキング・ヴォーカルの浦嶋りんこさんのパワフルなヴォーカルが聴けました。また、(少なくとも私が行った静岡公演では)この間奏から大型スクリーンに映像が映るようになり、美和さんが豆粒ほどにしか見えずがっくりしていた私を少しだけ喜ばせたのでした(苦笑)。見にくかったですが・・・。'07年DWL(PP SPECIAL LIVEのみ)では、間奏に鍵盤ハーモニカがフィーチャーされたアレンジ。

 この曲のブックレットには美和さんとひまわり(美和さんの好きな花でこのころからファンの間でドリカムのシンボルとなる)の写真が見られますが、この曲のラテンムードとマッチしています。スペインのアンダルシアを連想させるからでしょうか?ちょっとひまわりが不気味な顔をしていますが(笑)。ドリカムはこの曲の前年にボサノバ風の『眼鏡越しの空』をリリースしているものの、この曲を契機にラテン風のナンバーが増えていきます。『TORIDGE&LISBAH』『どうやって忘れよう?』『SNOW DANCE』などなど。

 私の大好きな曲のひとつ。「MAGIC」では『いろんな気持ち』〜『愛してる 愛してた』〜『雨の終わる場所』の流れが好きです。なお、この曲は長い間ドリカムの曲を五十音順に並べると一番最初でした(2006年2月に『愛がROCKするテーマ』に更新された)私は以前11th Albumまでの曲を五十音順に90分テープ7枚におさめたことがありますが、出だしがこの静かな曲だったので肩透かしを食らわされた感じがしました。

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