BEFORE NOW
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演奏者 吉田美和:ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル
中村正人:ベース、プログラミング、バッキング・ヴォーカル
アダム・ロジャース:エレクトリック・ギター、アコースティック・ギター
ダグ・ぺティ:ピアノ、キーボード
ニア・Z:ドラムス バシリ・ジョンソン:パーカッション
他に、プログラミングされたシンセ音
ライヴ履歴 なし
2001年のシングル曲『いつのまに』の英語版。2004年の英語アルバム「LOVE OVERFLOWS」に収録されました。オリジナルではまささんによる凝ったアレンジがされ、スクラッチの入った電子的なビートに生ストリングスをのせた複雑な音作りでしたが、ここではシンプルなアレンジがされています。「やっぱりシンプルにしたり、人の言うことを無理やり聞いてやることの大切さって、本当に感じるんですよ」とまささんが語るように、ここでは共同プロデューサー側の意見をのんだようです。また、構成も後半で短くなっていてそこものんだものと思われます。
歌詞は大体日本語版の内容と同じです。日本語版タイトル「いつのまに」の部分が、よく似た発音の「It all seems so funny」になっていますが、これは補作詩に携わったロン・セクスミスのアイデア。日本語版も韻を踏んでいますが、こちらも美しい韻の踏み方をしています。
この英語版自体はライヴで演奏されたことはないですが、2004年のライヴ「ウラワン」では日本語版の『いつのまに』がこの英語版のアレンジで演奏されました。
私は3つある『いつのまに』のアレンジでこの英語版のアレンジが一番好きです。変拍子も違和感ないですし、アレンジも「天然」といった感がします。パーカッションもいい感じです。バッキング・ヴォーカル(まささんも参加しています)がストリングスのパートを歌っているのも印象的です。