24/7 -ENGLISH VERSION-
|
演奏者 吉田美和:ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル
中村正人:ベース、プログラミング
吉田遊介:エレクトリック・ギター、アコースティック・ギター
佐々木史郎:トランペット 山本一:サックス 河合わかば:トロンボーン
竹内純:ヴァイオリン、コンサート・マスター 深見邦代:ヴァイオリン
志賀恵子:ヴィオラ 永山利彦:チェロ
マーク・ハドソン:バッキング・ヴォーカル
他に、プログラミングされたシンセ音、ドラムス
ライヴ履歴 なし
2004年の英語アルバム「LOVE OVERFLOWS」に収録された、『24/7 -TWENTY FOUR/SEVEN-』の英語ヴァージョン。オリジナルは2000年にシングル発売された曲です。
「LOVE OVERFLOWS」セッションでは、過去の曲はより英語に合ったアレンジに変えられていますが、この曲は珍しく日本語版のサウンドをそのまま流用しています。そのため、楽器は当時のセッションに参加した人たちによるもの。しかし全く同じわけでもなく、その証拠に全体的に構成が短縮されています。これは、英語だと音節を使わない分たくさん歌えてしまい、だれる危険性があるからです。このアドヴァイスは共同プロデューサーのマーク・ハドソンによるものと思われます。また、一部で日本語版にない音が聴かれます。
歌詞は、日本語版と大体似た内容です。元々日本語版が韻を踏んでいたため、詞作は比較的簡単だったと思われます。曲のテンポが日本語版と同じため、美和さんの歌は当然早口。しかしそこはうまく歌いこなせていて、曲の持つダンサブルなグルーヴにぴったりはまっています。また、一部のバッキング・ヴォーカルにはマーク・ハドソンが参加しています。
2010年のリミックス・アルバム「DREAM CATCHER -DREAMS COME TRUE MIX CD-」には、後半を省略したショート・ヴァージョンが収録されています。内容はオリジナルとほぼ同じですが、アルバムがノンストップの構成のためイントロとアウトロは当然前後の曲とつながっています。ちなみに、その前後の2曲とは『イノセント』と『ウソにきまってる』。この曲とリズムパターンやテンポが近く、まるで元からメドレーだったかのように自然な流れになっています。計算されていますね。
最初に聴いた時、オリジナルより大幅にカットされていたので少し味気なさを感じました。しかし、日本語と英語の音節数の違いを考えればこの判断は正しかったと思います。この曲は歌いこなすのに時間がかかりそうです(私は歌詞すら・・・)。イントロで日本語版と英語版を見分けるには、美和さんのヴォーカルがキーになりますね(笑)。