アルバム『スピード・オブ・サウンド』発売40周年記念!

収録曲+aを管理人が全曲対訳!!

 

Let 'Em In 幸せのノック
作曲・作詞:ポール&リンダ・マッカートニー  対訳:管理人
 
 
誰かがドアをたたいてる
誰かがベルを鳴らしてる
誰かがドアをたたいてる
誰かがベルを鳴らしてる
さぁ
ドアを開けて
彼らを入れておやりよ
 
ほら そうだよ
 
誰かがドアをたたいてる
誰かがベルを鳴らしてる
誰かがドアをたたいてる
誰かがベルを鳴らしてる
さぁ
ドアを開けて
彼らを入れておやりよ
彼らを入れておやり・・・
 
スージー姉さんにジョン兄さん
マーティン・ルーサーにフィルとドンもいるよ
弟マイケルにジンおばさんもやってきた
ドアを開けて 彼らを入れておやりよ
 
ほら そうだよ
 
スージー姉さんにジョン兄さん
マーティン・ルーサーにフィルとドンもいるよ
アーニーおじさんにジンおばさんもやってきた
ドアを開けて 彼らを入れておやりよ
 
そう そう
 
誰かがドアをたたいてる
誰かがベルを鳴らしてる
誰かがドアをたたいてる
誰かがベルを鳴らしてる
さぁ
ドアを開けて
彼らを入れておやりよ
 
ほら そうだよ 彼らをすぐ入れておやり・・・
 
スージー姉さんにジョン兄さん
マーティン・ルーサーにフィルとドンもいるよ
アーニーおじさんにイアンおじさんもやってきた
ドアを開けて 彼らを入れておやりよ
 
そう そう
 
誰かがドアをたたいてる
誰かがベルを鳴らしてる
誰かがドアをたたいてる
誰かがベルを鳴らしてる
さぁ
ドアを開けて
彼らを入れておやりよ
そう そう そうだよ

 

The Note You Never Wrote ザ・ノート・ユー・ネヴァー・ロウト
作曲・作詞:ポール&リンダ・マッカートニー  対訳:管理人
 
 
しばらくして 物語は進み
1本の瓶が海を漂っていた
数日かけて 来るべき場所に流れ着き
栓が抜かれた
そして僕は読んだ
君が僕に書くことのなかった短い手紙を・・・
 
結局の所 君は知っているに違いないけど
ボルティモアの市長がここに来ている
数日かけて ようやく都合がついたそうで
今やっと現れた
でも彼は僕の票を得ることはない
引用を必要としていないから
君が僕に書くことのなかった短い手紙から・・・
 
やがて 筋書き通りに
僕は海岸にいた所を逮捕された
政府の機密書類を大量に盗んだ罪で
僕は騙されていた
でも僕は読んだ 君が書くことのなかった短い手紙を
確かに僕は読んだ 君が書くことのなかった短い手紙を
あぁ僕は読んだ 君が僕に書くことのなかった短い手紙を・・・
僕には決して・・・

 

She's My Baby 僕のベイビー
作曲・作詞:ポール&リンダ・マッカートニー  対訳:管理人
 
 
僕のベイビーは夜中にやってくる
僕にとっちゃびっくりさ
彼女は僕のベイビー
肉汁みたいに、最後の一滴まで
彼女の愛を搾り取ろう
そうさ 彼女は僕のベイビー
 
明け方の彼女は子供っぽく
まだ眠そうな表情
世界中が目を覚ませば
彼女も起き上がるよ
信じて うそなんかじゃない
そんなコなんだ
たそがれ時の彼女はしおらしく
空には満天の星
そんな時の彼女は
子猫に戻ってゆくんだ
信じて うそなんかじゃない
 
彼女は僕のベイビー
夜中にやってくる
僕にとっちゃびっくりさ
彼女は僕のベイビー
肉汁みたいに、最後の一滴まで
彼女の愛を搾り取ろう
そうさ 彼女は僕のベイビー
 
明け方の彼女は子供っぽく
まだ眠そうな表情
世界中が起こしてくれれば
彼女も起き上がるよ
信じて うそなんかじゃない
そんなコなんだ
たそがれ時の彼女はしおらしく
空には満天の星
そんな時の彼女は
子猫に戻ってゆくんだ
信じて うそなんかじゃない
 
彼女は僕のベイビー、夜中にやってくる
僕にとっちゃびっくりさ
そうさ 彼女は僕のベイビー
あぁ 肉汁みたいに、最後の一滴まで
彼女の愛を搾り取ろう、搾り取ろう
そうさ 彼女は僕のベイビー
 
あぁ 肉汁みたいに、最後の一滴まで
彼女の愛を搾り取ろう、搾り取ろう
そうさ 彼女は僕のベイビー
 
あぁ 肉汁みたいに、最後の一滴まで
彼女の愛を搾り取ろう、搾り取ろう
そうさ 彼女は僕のベイビー
 
あぁ 肉汁みたいに、最後の一滴まで
彼女の愛を搾り取ろう、搾り取ろう
そうさ 彼女は僕のベイビー

 

Beware My Love 愛の証し
作曲・作詞:ポール&リンダ・マッカートニー  対訳:管理人
 
 
見破ったなんて言えない
一体どういうことなのか教えられない
誰の仕打ちか知らないが
言っておこう 気をつけな、マイ・ラヴ
気をつけな、マイ・ラヴ 気をつけな、マイ・ラヴ
気をつけな、マイ・ラヴ 気をつけな、マイ・ラヴ
気をつけな、マイ・ラヴ
 
なんてことだ 違う違う
俺は間違ってるに違いない、ベイビー
 
でも俺は信じない ヤツが君にお似合いだなんて
でも君がそう言い張るなら 俺は間違ってるに違いない
俺は間違ってるに違いない 君の許を去ろう
俺が旅立つとき
歌にメッセージを残してゆこう
そうとも!
 
気をつけな、マイ・ラヴ ヤツは君を驚かせる
気をつけな、マイ・ラヴ そう長くないうちに
ヤツは君をお払い箱にするだろう
それを止められたらラッキーなもんだ
いいか!
 
気をつけな、マイ・ラヴ
 
教えてやろう
ヤツは君をボロボロにする 一瞬のうちに
ヤツの叫びを聞くや否や 君はそれに呑み込まれる
だから気をつけな、マイ・ラヴ ヤツは君を悲しませる
気をつけな、マイ・ラヴ ヤツの雷のようなその叫びを!!
 
そうなんだ!
でも俺は信じない ヤツが君にお似合いだなんて
でも君がそう言い張るなら 俺は間違ってるに違いない
俺は間違ってるに違いない
君の許を去ろう 俺が旅立つとき
歌にメッセージを残してゆこう
今この場所でな!
 
いいか気をつけな、マイ・ラヴ
ヤツは君を驚かせる
 
気をつけな、マイ・ラヴ そう長くないうちに
ヤツは確実に君をボロボロにするだろう
そしたら一瞬のうちに ヤツの叫びを聞くや否や 君はそれに呑み込まれる
ベイビー、すぐそこまで迫ってる
ベイビー、気をつけな
気をつけな 気をつけな、マイ・ラヴ
 
これ以上耐えられるか分からない
ただこれだけは言っておこう、マイ・ラヴ
逃げるのが身のためだと
 
見破ったなんて言えない
言っておこう 気をつけな、マイ・ラヴ
気をつけな、マイ・ラヴ 気をつけな、マイ・ラヴ
気をつけな、マイ・ラヴ 気をつけな、マイ・ラヴ
気をつけな、マイ・ラヴ 気をつけな、マイ・ラヴ
気をつけな、マイ・ラヴ 気をつけな、マイ・ラヴ
気をつけな、マイ・ラヴ 気をつけな、マイ・ラヴ
気をつけな、マイ・ラヴ 気をつけな、マイ・ラヴ
気をつけな、マイ・ラヴ 気をつけな、マイ・ラヴ

 

Wino Junko ワイノ・ジュンコ
作曲・作詞:ジミー・マッカロク/コリン・エリック・アレン  対訳:管理人
 
 
トム先生はぼろ儲け
診断書にサインするだけの楽な仕事
薬を処方してもらい 僕の頭が快感を覚える
でもまた気分が沈んでゆく
 
火をもてあそび ハイになってゆく
9フィートの火柱よりも高い浮揚感
僕の命は削られ 家賃も払えなくなる
でもまた気分が沈んでゆく
 
酒飲み野郎は「ノー」が言えない
酒飲み野郎は目を真っ赤にさせる
錠剤中毒がじわりと増えてゆく
「ノー」が言えない また気分が沈むまで
 
なんやかんやで変なやつ
今一度横に飛んでみたり
僕は回転して 苦笑いする
でもまた気分が沈んでゆく
 
酒飲み野郎は「ノー」が言えない
酒飲み野郎は目を真っ赤にさせる
錠剤中毒がじわりと増えてゆく
「ノー」が言えない また気分が沈むまで
 
酒飲み野郎は「ノー」が言えない
酒飲み野郎は目を真っ赤にさせる
錠剤中毒がじわりと増えてゆく
「ノー」が言えない また気分が沈むまで
 
気分が沈むまで (気分が沈んでゆく) また
また気分が沈むまで
気分が沈むまで
 
出血するまで服用する だって僕には必要なもの
みんな僕が狂ったんだと言うけれど
死なんか怖くない ただの興奮さ
また気分が沈むまで
 
酒飲み野郎は「ノー」が言えない
酒飲み野郎は目を真っ赤にさせる
錠剤中毒がじわりと増えてゆく
「ノー」が言えない また気分が沈むまで
 
酒飲み野郎は「ノー」が言えない
酒飲み野郎は目を真っ赤にさせる
錠剤中毒がじわりと増えてゆく
「ノー」が言えない また気分が沈むまで
 
気分が沈むまで (気分が沈んでゆく) また
また気分が沈むまで
酒飲み野郎 酒飲み野郎・・・

 

Silly Love Songs 心のラヴ・ソング
作曲・作詞:ポール&リンダ・マッカートニー  対訳:管理人
 
 
みんなバカげたラヴ・ソングには
飽きた、と君は言う
でも周りを見てみよう
そんなことはないさ
バカげたラヴ・ソングで
世界を満たしたい人もいる
そのどこが悪いんだい?
理由を知りたいな
だって僕はこの通り もう一度歌うのさ
 
アイ・ラヴ・ユー アイ・ラヴ・ユー
アイ・ラヴ・ユー アイ・ラヴ・ユー
 
説明できないよ、はっきりと感じる
この気持ち
分かるだろう?
彼女はたっぷりと、「それ」を
全部くれたのさ
分かるだろう?
そのどこが悪いんだい?
理由を知っておきたいな
だって僕はこの通り もう一度歌うのさ
 
アイ・ラヴ・ユー アイ・ラヴ・ユー
 
愛は瞬時にはやって来ない
時には全く来ないこともある
誰かに惚れた時に初めて感じるものなのさ
バカげてなんかない バカげてなんかない
愛は全くバカげていないのさ
 
愛する人のことをどう説明すればいいのかな
愛する人のことをどう説明すればいいのかな
(アイ・ラヴ・ユー)
愛する人のことをどう説明すればいいのかな
(アイ・ラヴ・ユー)
愛する人のことをどう説明すればいいのかな
 
アイ・ラヴ・ユー アイ・ラヴ・ユー
 
説明できないわ、はっきりと感じるこの気持ち
分かるでしょう?
(アイ・ラヴ・ユー)
彼はたっぷりと、「それ」を全部くれたのよ
分かるでしょう?
(アイ・ラヴ・ユー)
 
説明できないわ、はっきりと感じるこの気持ち
分かるでしょう?
(愛する人のことをどう説明すればいいのかな)
(アイ・ラヴ・ユー)
彼はたっぷりと、「それ」を全部くれたのよ
分かるでしょう?
(愛する人のことをどう説明すればいいのかな)
(アイ・ラヴ・ユー)
 
説明できないわ、はっきりと感じるこの気持ち
分かるでしょう?
(愛する人のことをどう説明すればいいのかな)
(アイ・ラヴ・ユー)
彼はたっぷりと、「それ」を全部くれたのよ
分かるでしょう?
(愛する人のことをどう説明すればいいのかな)
(アイ・ラヴ・ユー)
 
みんなバカげたラヴ・ソングには
飽きた、と君は言う
でも周りを見てみよう
そんなことはないさ、どうだい
バカげたラヴ・ソングで
世界を満たしたい人もいる
そのどこが悪いんだい?

 

Cook Of The House クック・オブ・ザ・ハウス
作曲・作詞:ポール&リンダ・マッカートニー  対訳:管理人
 
 
(ノってるじゃないか お前さん!)
 
米粉にお砂糖、お酢にセコのお塩
マカロニも用意しましょう
お家のコックさん
私はお家のコックさんよ
 
どこにしたって お客様をもてなせば
みんな 私の料理に満足
だって私はコックさん
お家のコックさんよ
 
サラダはボウルの中
お米はコンロの上
緑のお豆は水切り器の中
あとは
神様だけがご存知よ
 
シナモンにニンニク、お塩にコショウ
トウモロコシのパンにカレー粉、コーヒー豆も用意しましょう
お家のコックさん
私はお家のコックさんよ
 
どこにしたって お客様をもてなせば
みんな 私の料理に満足
だって私はコックさん
お家のコックさんよ
 
あとは 神様だけがご存知よ
 
シナモンにニンニク、お塩にコショウ
トウモロコシのパンにカレー粉、コーヒー豆も用意しましょう
お家のコックさん
(あれはお家のコックさん)
私はお家のコックさんよ
(彼女はお家のコックさん)
 
どこにしたって お客様をもてなせば
みんな 私の料理に満足
だって私はコックさん
(あれはお家のコックさん)
お家のコックさんよ
(彼女はお家のコックさん)
そう お家のコックさん
(あれはお家のコックさん)
私はお家のコックさんよ
 
(みんなもやってよ!)

 

Time To Hide やすらぎの時
作曲・作詞:デニー・レイン  対訳:管理人
 
 
もし僕が走らなきゃいけなくても
それは君のもとからじゃない
もし僕が靴から
砂を除かなきゃいけなくても
僕はやつらから逃げる
でないと閉じ込められちまう
 
ベイビー 僕に
隠れる時をくれないか
ベイビー ほんのちょっとだけ
隠れる時をくれないか
 
僕は逃げ続けている
いつからなのかもう覚えていない
息絶えるその日にも
まだ走っているかもね
涙に暮れた日々と別れるために
僕は走り続けるのさ
 
ベイビー 僕に
隠れる時をくれないか
ベイビー ほんのちょっとだけ
隠れる時をくれないか
 
明日も君を愛しているかな
きっとそうだよ
君を好きでいるよ
物乞いや泥棒や借金に手を染めるかな
きっとそうだよ
何でもするよ
 
君と一緒に過ごすやすらぎの時
その幸せを勝ち取るために
ベイビー ほんのちょっとだけ
隠れる時をくれないか
 
ベイビー 僕に
隠れる時をくれないか
 
もし僕が走らなきゃいけなくても
それは君のもとからじゃない
もし僕が靴から
砂を除かなきゃいけなくても
僕はやつらから逃げる
でないと閉じ込められちまう
 
ベイビー 僕に
隠れる時をくれないか
ベイビー ほんのちょっとだけ
隠れる時をくれないか
ベイビー
時間がほしいんだ
ベイビー
ほんのちょっとだけでいいから
ベイビー 僕に
隠れる時をくれないか

 

Must Do Something About It マスト・ドゥ・サムシング
作曲・作詞:ポール&リンダ・マッカートニー  対訳:管理人
 
 
また1人の夕陽を見てしまった
一日じゅう 僕はひとりぼっち
僕は何かしなくちゃいけない
このままじゃいけない
 
また1人のトランプで負けてしまった
戸棚には ひとりぼっちのジョーカー
僕は何かしなくちゃいけない
このままじゃいけない
 
誰とも電話を共有していない
誰も小遣いをほしがる気配を見せない
誰も僕の気持ちすら知らずにいる
 
誰も僕に意見を求めない
誰も調子を合わせる必要がない
誰も僕のコートを持とうとしない
みじめな一日
 
またテレビ映画を観てしまった
家にこもって 僕はひとりぼっち
僕は何かしなくちゃいけない
このままじゃいけない
 
ああ 何かしなくちゃいけない
 
また電話をしてしまった
一日じゅう 僕はひとりぼっち
僕は何かしなくちゃいけない
このままじゃいけない
 
また1人の夕陽を見てしまった
一日じゅう 僕はひとりぼっち
僕は何かしなくちゃいけない
このままじゃいけない
僕は何かしなくちゃいけない
このままじゃいけない

 

San Ferry Anne サン・フェリー・アン
作曲・作詞:ポール&リンダ・マッカートニー  対訳:管理人
 
 
君はたくさん物を持っているね
それらを見ていると
君は上手くやっているなぁ、と思うよ
 
夢みたいに着飾って
そのままに取っていいなら
君はとってもおしゃれだよ
 
君の彼氏は
暇さえあれば宝石を買ってきてくれるけど
ゆっくりはしていけないそうだね
 
うらやましい話だよ
でも君は光り輝く貝殻に閉じこもって
昼も夜も踊っているんだよね
 
だから楽しくいこうよ
気分をうきうきさせて
声を出して笑ってみよう
 
サン・フェリー・アン[気にしないわ]
その言葉で世界は
どんどん幸せになってゆくよ

 

Warm And Beautiful やさしい気持
作曲・作詞:ポール&リンダ・マッカートニー  対訳:管理人
 
 
あたたかく美しい愛は
ひとつの時代が終わるときにも そこにある
あたたかく美しい愛は
決して消えない
 
愛 誠実 希望はみな美しい
あなたが悲しみに包まれているときにも
それぞれ自分に誇りを持とう
愛は決して終わらない
 
朝顔が陽光を浴びて咲く
わたしたちの愛を語ってくれる
水面に浮かぶ月が
わたしにひらめきを与え続ける
 
朝顔が陽光を浴びて咲く
わたしたちの愛を語ってくれる
水面に浮かぶ月が
わたしにひらめきを与え続ける
 
あたたかく美しい愛は
時代が必要とするときにも そこにある
あたたかく美しい愛は
決して消えない
決して消えない

 

Richard Cory リチャード・コーリー
作曲・作詞:ポール・サイモン  対訳:管理人
 
 
噂によればリチャード・コーリーは
この街の半分をものにしてるんだと
政治屋どものコネを使って
好きなだけ散財してるんだと
あいつは頭取の一人息子として生まれ
社会で成功をおさめ
欲しいものはすべて手に入れた
金も気品も肩書もな
 
新聞にはいつもあいつの写真ばかり
あいつが出かければほとんどがニュースになる
リチャード・コーリーがオペラを観ただの
リチャード・コーリーがショーを観ただの
あいつのパーティーでの噂に
ヨットでの乱痴気騒ぎ
あいつはとことん幸せな男だぜ
足りないものは何もない
 
でも俺はあいつの工場の一労働者
自分の生活を呪い
自分の貧困ぶりを呪う
俺もあんな風になりたいぜ
俺もあんな風になりたいぜ
まったく、俺もなりたいぜ
ジョン・デンバーにな
 
あいつは慈善事業にも気軽に手を貸し
出会う人みんなにいい顔してた
だから誰もがあいつの贔屓に
頭が上がらず
ただひたすら感謝してた
そんな調子だから俺は不思議で仕方なかったぜ
夕刊の一面に
「リチャード・コーリーが昨夜帰宅した後
ピストルで自分の頭を撃ち抜いた」とあった時はな
 
でも俺はあいつの工場の一労働者
自分の生活を呪い
自分の貧困ぶりを呪う
俺もあんな風になりたいぜ
俺もあんな風になりたいぜ
まったく、俺もなりたいぜ
リチャード・コーリーにな
 

●サイモン&ガーファンクルのカヴァーで、1976年当時ウイングスのライヴで演奏されていた。

  その際のライヴ・ヴァージョンは同年の『ウイングス・オーヴァー・アメリカ』に収録。

 

Go Now ゴー・ナウ
作曲・作詞:ラリー・バンクス/ミルトン・ベネット  対訳:管理人
 
 
僕らは既に「さよなら」を言った仲
そんなに別れなきゃいけないなら
さっさと行ってしまった方がいいよ
行っちまえ、行っちまえ、行っちまえ
僕が泣き崩れるのを見る前に
 
今どういうつもりでいるのか
教えてくれなくていいよ
どれだけ繰り返し伝えれば
分かってくれるのかな ダーリン
僕は今でも君を愛してる
 
僕らは既に「おさらば」を言った仲
君が行くのを見たくないから
さっさと行ってしまった方がいいよ
行っちまえ、行っちまえ、行っちまえ
 
言ってみようともしないのかな
本当はこんな形で
終わらせたくないって
どれだけ繰り返し伝えれば
分かってくれるのかな ダーリン
僕は君に行ってほしくないんだ
 
そんなに別れなきゃいけないなら
さっさと行ってしまった方がいいよ
行っちまえ、行っちまえ、行っちまえ
僕が泣き崩れるのを見る前に
 
今どういうつもりでいるのか
教えてほしいよ
どれだけ繰り返し伝えれば
分かってくれるのかな ダーリン
僕は今でも君を愛してる
 
君が行くのを見たくないけど
ダーリン さっさと行ってしまった方がいいよ
 

●ムーディー・ブルースのヒット曲で、1976年当時ウイングスのライヴで演奏されていた。

  その際のライヴ・ヴァージョンは同年の『ウイングス・オーヴァー・アメリカ』に収録。

 

Message To Joe メッセージ・トゥ・ジョー
作詞:ポール・マッカートニー  対訳:管理人
 
 
やあ、ジョー 元気になってるといいな
これは「愛の証し」の曲想を教えるためのテープだよ
すごく粗削りだから
落ち込むことないよ
どうも
 

●『スピード・オブ・サウンド』セッションで録音されたヴォコーダー・トラック。

 

Inside Thing(Let 'Em In) インサイド・シング(幸せのノック)
作曲・作詞:ポール・マッカートニー/ルーカス・バートン/ルル・フリーダ/ビリー・ローリー  対訳:管理人
 
 
(コンコン)
誰かがドアをたたいてる (家の外で)
誰かがベルを鳴らしてる (家の中で)
誰かがドアをたたいてる (家の外で)
誰かがベルを鳴らしてる
 
家の中の出来事 (ドアを開けて、ドアを開けて、ドアを開けて)
家の中の出来事 (家の中の出来事)
 
お金だけ取られるドライヴみたいに
水が壁を伝って流れ落ちる
あなたは窓ガラスに顔を押し当てる
入場証を持たずにクラブを離れたりするから
あなたは閉め出され
入ることができないのね
一体どこをうろついてたのかしら
感心できるものじゃないわ
(いつも遅刻しちゃうみたい)
たとえあなたが悪くても
支払いはいつも私
あなたはキスで私をなだめるだけ
今日も私は置いてきぼりにされて
ここで寒い思いをしてるのよ
とっても寒いわ
 
夜はいつもここで
寂しく過ごしてるの
このオンボロな街で
あなたが雰囲気を変えなきゃ
私に翼があったら
ここから飛んでゆきたいくらいだわ
だってこんな気分になったら
ちょっと癒しがほしくなるでしょ
守ってくれる誰かさんの
愛情をたっぷりと
(それでじゅうぶん) 愛情を
 
ほら、ほら、ほら
窓の外にお化けがいるわ
ほら、ほら、ほら
どこにいたか知らないだろ?
ほら、ほら、ほら
おなじみの冷たい風が吹けば
ドアを開けて 彼らを入れておやりよ そう そう
 
誰かがドアをたたいてる (家の外で)
誰かがベルを鳴らしてる (家の中で)
誰かがドアをたたいてる (家の外で)
誰かがベルを鳴らしてる
 
家の中の出来事 (ドアを開けて、ドアを開けて、ドアを開けて)
家の中の出来事
 
純金のようなハートの持ち主もいるでしょ
まるで昔話の魔法のような人もいるわ
でもキスをされるたびに
いろんなリスクに気づいちゃうの
それでも 強がる私のハートは無防備
想いがいっぱい詰まってるからよ
あなたと私がどれだけ離れてても
(どこにいるかなんて関係ないわ)
2人とも最初から分かってたじゃない
答えは心に潜んでるって
なに驚いてるの?
真実のありかを知ってるでしょ?
翼を広げて (翼を広げて 歌いましょ)
 
私の顔を見つめるとき
目の奥まで覗いた方がいいわ
思ってることをすべては
見せない性格だから
ときどき
感情を隠す人だって言われるの
こんな気分になったら
ちょっと癒しがほしくなるの
守ってくれる誰かさんの
愛情をたっぷりと (愛情を)
 
ほら、ほら、ほら
窓の外にお化けがいるわ
ほら、ほら、ほら
どこにいたか知らないでしょ?
ほら、ほら、ほら
おなじみの冷たい風が吹けば
ドアを開けて 彼らを入れておやりよ そう そう
 
誰かがドアをたたいてる (家の外で)
誰かがベルを鳴らしてる (家の中で)
誰かがドアをたたいてる (家の外で)
誰かがベルを鳴らしてる
 
家の中の出来事 (ドアを開けて、ドアを開けて、ドアを開けて)
家の中の出来事
 
違うの、ベイビー
車に乗って
逃げたりしないわ
違うよ、ベイビー
銃なんて使わないよ
知っててほしいの、ベイビー
結局のところは
あなたが私の運命の人かもしれないの
ときどきとっても楽しく過ごせるかもしれないわね
そうよ
 
ドアをたたいたら
俺を入れてくれ
窓をたたいたら
部屋に入ってもまだまだ
夜通しヒップホップしたいぜ
おなじみのイカしたかわいこちゃんと
ポール・マックとルルが
新しいハコに大声でおでましさ
ゴキゲンな新入りも連れてきたぜ
みんな遅刻するなんて
なかなかいい度胸だぜ
仲間を連れてこいよ
これからパーティーだぜ
もう外でファンキーになってるから
俺を案内してくれ
ここでの約束は「家ん中で騒ごうぜ」
 
誰かがドアをたたいてる (家の外で)
誰かがベルを鳴らしてる (家の中で)
誰かがドアをたたいてる (家の外で)
誰かがベルを鳴らしてる
 
家の中の出来事 (ドアを開けて、ドアを開けて、ドアを開けて)
家の中の出来事
 
そう そう そうだよ
 
誰かがドアをたたいてる
(家の中の出来事)
誰かがベルを鳴らしてる
誰かがドアをたたいてる ほら
誰かがベルを鳴らしてる
リンリンリン
ベルを鳴らしてる
ヤツかもしれない
 

●2002年にルルのアルバム『トゥゲザー』で発表されたルルとポールのデュエット・ソング。

  「幸せのノック」をベースにした曲で、オリジナルのヴォーカル・トラックも使用されている。

 

Pure Gold ピュア・ゴールド
作曲・作詞:ポール&リンダ・マッカートニー  対訳:管理人
 
 
教えて あの娘は僕が見たとおりなの?
それとも あの娘は僕にはふさわしくないのかな?
僕たちには分かる そうだと思わない人もいるけど
僕たちがどうなりたいか知らないのかな?
そして僕は まだ昔話を信じるのだろうか?
あの娘がもたらすものすべて
僕にとってかけがえのないものなのだろうか?
 
うん (そうだよ) とっても大切だよ
うん (そうだよ) まるで純金のよう
 
ずっと続くような関係を築き上げよう
そして 昔の素敵な思い出を大切にしよう
そして僕は まだ昔話を信じるのだろうか?
あの娘がもたらすものすべて
僕にとってかけがえのないものなのだろうか?
 
うん (そうだよ) とっても大切だよ
(信じてよ)
うん (そうだよ) まるで純金のよう
 
そして僕は まだ昔話を信じるのだろうか?
あの娘がもたらすものすべて
僕にとってかけがえのないものなのだろうか?
 
うん (そうだよ) とっても大切だよ
うん (そうだよ) まるで純金のよう
(こっちにおいでよ)
うん とっても大切だよ
まるで純金のよう (純金のよう)
まるで純金のよう
あの娘がもたらすものすべてが (あの娘がもたらすものすべてが)
とっても大切だよ
(あの娘がもたらすものすべてが とっても大切だよ)
とっても大切だよ
まるで純金のようだよ
(あの娘がもたらすものすべてが)
 

●1976年にポールがリンゴ・スターのアルバム『リンゴズ・ロートグラビア』に提供した曲。

  ポールとリンダがコーラスで参加したほか、ポールの作詞メモも残されている。

 

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