New York Atlas

演奏時間:3'53"
収録アルバム:「THE MONSTER -universal mix-」9曲目
作曲:中村正人  作詩:吉田美和  編曲:中村正人
補作詩:ブライアン・スパーバー、ジョー・リン・ターナー
プロデューサー:DREAMS COME TRUE
レコーディング・ミキシング:ローランド・ヘリントン
参照:『東京ATLAS』(日本語版)
        『TOKYO ATLAS』(日本語版のダンス・ヴァージョン)
『New York Atlas』(「ラブひな」の成瀬川なる)

 演奏者  吉田美和:ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル

        中村正人:ベース、プログラミング

        大谷幸:ピアノ

        他に、プログラミングされたシンセ音、ドラムス

 ライヴ履歴 なし


 『東京ATLAS』の英語版。サウンドはほぼ日本語版と同じですが、若干音がシャープになり、間奏のビートのグルーヴが増し、エンディングの残響音が長く残っています。

 そして何といっても歌詞の変化が特筆すべき点でしょう。日本語版ではタイトルの通り東京のご当地ソングですが、ここではアメリカを意識してかNYのご当地ソングに書き換えられています。タイトルもずばり『New York Atlas』。地名も「表参道」「羽田まで海を潜るトンネル」「芝浦」「お台場の砲台跡地」「京浜島」「霞町」から「ブロードウェイ」「L.I.E.へ続くミッドタウン・トンネル」「コニー・アイランド」「サウス・ストリート港」「JFK空港」「シェア」に換えられています。NY市民なら思わずにやけてしまう?歌詞に生まれ変わっています(美和さんさすが知りつくしていますね)。歌詞は一部で韻を踏んでいます。「雨もり」→「I'm so sorry」と、似た音に変えられているのにも注目。

 ちなみに『モンキーガール番外編“ガンバレあたし!”』が英語版アルバムに未収録のため、この曲からは日本語版のトラック番号から1つ前にずれていますが、これが非常にややこしい・・・。日本語版では前々曲の『FUNKA-MONSTER』の次に流れるこの曲は新鮮ですが、どこか物足りないですね・・・。『東京ATLAS』は思えばDWLで数々の「ご当地編」ができているので、この「NY編」を含めるとけっこうな数になりますね。

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