New York Atlas
|
演奏者 吉田美和:ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル
中村正人:ベース、プログラミング
大谷幸:ピアノ
他に、プログラミングされたシンセ音、ドラムス
ライヴ履歴 なし
『東京ATLAS』の英語版。サウンドはほぼ日本語版と同じですが、若干音がシャープになり、間奏のビートのグルーヴが増し、エンディングの残響音が長く残っています。
そして何といっても歌詞の変化が特筆すべき点でしょう。日本語版ではタイトルの通り東京のご当地ソングですが、ここではアメリカを意識してかNYのご当地ソングに書き換えられています。タイトルもずばり『New York Atlas』。地名も「表参道」「羽田まで海を潜るトンネル」「芝浦」「お台場の砲台跡地」「京浜島」「霞町」から「ブロードウェイ」「L.I.E.へ続くミッドタウン・トンネル」「コニー・アイランド」「サウス・ストリート港」「JFK空港」「シェア」に換えられています。NY市民なら思わずにやけてしまう?歌詞に生まれ変わっています(美和さんさすが知りつくしていますね)。歌詞は一部で韻を踏んでいます。「雨もり」→「I'm so sorry」と、似た音に変えられているのにも注目。
ちなみに『モンキーガール番外編“ガンバレあたし!”』が英語版アルバムに未収録のため、この曲からは日本語版のトラック番号から1つ前にずれていますが、これが非常にややこしい・・・。日本語版では前々曲の『FUNKA-MONSTER』の次に流れるこの曲は新鮮ですが、どこか物足りないですね・・・。『東京ATLAS』は思えばDWLで数々の「ご当地編」ができているので、この「NY編」を含めるとけっこうな数になりますね。