Crescent Moon

演奏時間:4'12"
収録アルバム:「THE MONSTER -universal mix-」11曲目
作曲・作詩:吉田美和  編曲:中村正人
補作詩:ブライアン・スパーバー
プロデューサー:DREAMS COME TRUE
レコーディング・ミキシング:ローランド・ヘリントン
参照:『三日月』(英語版)
        『三日月 scat version』(スキャット・ヴァージョン)
『Crescent Moon』(「ネギま!」の雪広あやか)

 演奏者  吉田美和:ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル

        中村正人:ベース、プログラミング

        他に、プログラミングによるストリングス、ホルン、ピアノ、エレクトリック・ピアノ、ドラムス、ひずみの音

 ライヴ履歴 なし


 人気曲『三日月』の英語版。英訳よりもリミックスが注目される曲です。具体的に挙げると、たとえばイントロのストリングスは高音から低音までのパートすべてがはっきり聴こえるようになっています。また、ピアノが日本語版より聴きやすくなっています。他にも、第1節のトライアングルの数が多くなったり後半のドラムロールが新しくなったりと、随所でサウンドに変化が見られます。

 歌詞は日本語版とほぼ同じ内容。サビでの韻の踏み方が上手です。「下駄」は「Geta sandal」として登場しています。サビの歌詞は、日本語版もぐっときますが英語版もかなり心に残ります。また、美和さんの歌唱力も日本語版と同様堪能することができます(若干こちらの方が弱い気もしますが)。

 リミックスによりストリングスは重厚さが失われたものの、各パートが鮮明に聴こえる上、どれも美しいメロディだということに気づかされます。個人的にも大好きな曲ですし、この英語版も悪くはないのですがひとつだけ残念なことがあります。日本語版ではこの曲のエンディングに間髪入れず次の『夢で逢ってるから』が始まっていますが、この英語版アルバムでは曲間が3秒も取られています。この部分の展開が好きだっただけに少し残念です。それにしても、ドリカムの英語の曲には「tiny」(小さい)という単語が多く登場する傾向にありますねぇ・・・。

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