朝がまた来る“pp-mix”live version
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演奏者 吉田美和:ヴォーカル
中村正人:ベース、バッキング・ヴォーカル
西川隆宏:シンセサイザー、バッキング・ヴォーカル
吉田遊介:ギター
大谷幸:ピアノ
村上“ポンタ”秀一:ドラムス
浦嶋りんこ:バッキング・ヴォーカル
最上ミキオ:プログラミング
2002年2月13日、名古屋国際会議場センチュリーホールでのライヴ音源
アルバム「the Monster」の限定版にボーナス・トラックとして収録された、『朝がまた来る』のライヴ・ヴァージョン。ドリカムのライヴ音源がCD化されたのはこれが初めてでした。2002年に行われたコンサート・ツアー「monkey girl odyssey pp-mix」のうち、2月13日の名古屋公演の音源です。元々から人気の高いこの曲は、この時も会場中に拍手と喝采の嵐を巻き起こしたのでした。イントロのメロディが始まった途端歓声が上がる所でよく分かります。
このライヴ・ヴァージョンはドラム・ソロから始まるアレンジです。美和さんのアドリブが元気です。イントロに入ってすぐのタイトルコールは観客が歌っています。スタジオ・ヴァージョンのドラムスはプログラミングでしたが、ここでは日本を代表するドラマー、村上“ポンタ”秀一さんによる力強く躍動感あふれるプレイを聴くことができます。バッキング・ヴォーカルでは浦嶋りんこさんの声が目立っています。曲が終わるとなにやら違う曲が聴こえますが、これは続けて演奏された『いつのまに』のイントロです(CDではすぐフェイドアウトしてしまう)。『朝がまた来る』はドラマ「救命病棟24時」の初代主題歌でしたが、『いつのまに』は同ドラマの第2弾の主題歌でした。それだけではなく、この2曲はテーマや歌詞の世界も似ていて印象的な曲順です。しかし、同じような内容でも曲の雰囲気は全く違うというところはさすがドリカム。
現在「the Monster」の限定版は初回限定生産ということで数が少なくなってきています。見つけたらすぐ買いましょう。このライヴ・ヴァージョンは、レア音源である以上に、この曲に込められた真摯な想いを改めて味わうチャンスを与えてくれます。この曲のファンならずとも、ぜひ聴いてください。個人的にはこのアレンジも好きです。『いつのまに』の部分では美和さんが「名古屋ー!」と叫んでいますが、私は最初全然別の単語に聞こえていました・・・はずかしいから書きませんけど(汗)。