DREAMS COME TRUE/ア・イ・シ・テ・ルのサイン
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演奏者 吉田美和:ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル
中村正人:ベース、プログラミング、バッキング・ヴォーカル、パーカッション(ウィンドチャイム)(1)
武藤良明:アコースティック・ギター(1)、エレクトリック・ギター(2,3)
デイヴィッド・T・ウォーカー:エレクトリックギター(1) コン・ツヨシ:エレクトリックギター(1)
大谷幸:ピアノ(1) 佐藤博:ピアノ(2,3) 松本幸弘:ドラムス
篠崎正嗣グループ:ストリングス(2,3) エリック・ミヤシロ:トランペット(2,3) 木幡光邦:トランペット(2,3)
竹野昌邦:サックス(2,3) 近藤和彦:サックス(2,3) 山城純子:トロンボーン(2,3) 片岡雄三:トロンボーン(2,3)
フレッド・シモンズ:トロンボーン(2,3) ミナミ・ヒロシ:ホルン(2,3) 丸山勉:ホルン(2,3)
ナカジマ・ヒロユキ:ホルン(2,3) 旭孝:フルート(2,3) 石橋雅一:オーボエ(2,3)
作曲者度 吉田3曲
怒涛の勢いで過ぎ去っていったDWL2007終了後の2007年10月に発売されたドリカム42枚目のシングル。このシングルは、シングルの3日後に公開された映画「未来予想図〜ア・イ・シ・テ・ルのサイン〜」用に録音された楽曲を収録してあります。映画の主題歌として書き下ろされた『ア・イ・シ・テ・ルのサイン〜わたしたちの未来予想図〜』と、挿入歌として使用された『未来予想図』『未来予想図II』の全3曲です。ジャケットも映画からのもの。シングルは、映画の話題性やDWLでの大人気の直後ということもあり、チャートで最高2位を記録。「何度でも」以来約2年半ぶりのTOP3入りを果たしました。そして、このシングルはくしくも、美和さんの夫・末田健さんが亡くなって初めてのドリカムの新譜となりました・・・。
『ア・イ・シ・テ・ルのサイン〜わたしたちの未来予想図〜』は、美和さんが映画用に書き下ろした新曲。映画の主題歌となりました。これは、DWL2007に向けてファンから「『未来予想図』シリーズの続編を書いてほしい」という願いが寄せられていた所に、映画の話が持ち込まれて実現したもの。単なる「続編」ではなく、『未来予想図』のカップルが現在抱いている思いを歌ったものに仕上げられました。壮大な雰囲気はまさに「三部作」を締めくくるにぴったり。年末のアルバム「AND I LOVE YOU」にも収録されますが、その際はフェイドアウトが若干遅くなって長く聴くことができます。そして、カップリングは『未来予想図』『未来予想図II』のリメイク。共に、ドリカムの意向で原曲の雰囲気・アレンジを保ちつつも、生演奏により新たに録音され直されました。美和さんのヴォーカルも、原曲に近づけながらも円熟味あふれる熱唱を聞かせてくれます。このリメイクのうち、『未来予想図II』はベスト盤「THE SOUL 2」に収録されていますが(ただしエンディングが若干短い)、『未来予想図』の方はこのシングルにしか収録されていません。
映画のためとはいえ、『未来予想図』シリーズ三部作を一挙に聴ける貴重なシングルです。書き下ろしの『ア・イ・シ・テ・ルのサイン』も、かつての名曲に劣らない名曲ぶりで未来のスタンダードになることでしょうし、2曲のリメイクもオリジナルに負けず劣らずの壮大さが感動を与えてくれます。『未来予想図』のリメイクはこのシングルでしか聴けないのでその点も重要です。本当に、TOP2、いやナンバー1にふさわしい内容です。ぜひ、このシングルで(+映画で)『未来予想図』の世界に浸ってみてはいかがでしょうか?