WINTER SONG〜ED TUTON POWER MIX〜
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2005年にお目見えした『WINTER SONG』のダンス・ヴァージョン、『〜DANCING SNOWFLAKES VERSION〜』の別ミックス。リミックスを行ったのは、ドリカムのレコーディングでおなじみのエンジニア、エド・テュートン。元のヴァージョンと同じく、2005年11月のシングル「JET!!!/SUNSHINE」の「きくきくセット」のみに付属したボーナス・ディスクCDに収録されています(「きくみるセット」には未収録)。
このリミックスで一番特徴的なのは、副題に「featuring MC MARCE」とクレジットされている通り、マーセラス・D・ニーリーのMCが大々的にフィーチャーされている点です。最近のドリカムのアルバムやライヴでは欠かせない存在になっているマーセラスですが、その彼が曲の全体に渡って活躍しているのです。絶妙な間で入る個性的なMCはここでも非常に印象に残ります。美和さんのヴォーカルとうまく絡み合っています。そもそもこのダンス・ヴァージョンができるきっかけになった「DIAMOND 15」ツアーでのヴァージョンでもマーセラスのMCが挿入されていましたが、それが堪能できるのはこっちのリミックスのみです。
他にも、元ヴァージョンとは随所で楽器のアレンジが変更されており、特にドラムスがプログラミングを中心としたパワフルなものに差し替えられているのが印象的です。ダンサブルなディスコのイメージがさらに強くなっています。また、元ヴァージョンではイントロにあったコーラスが、ここではアウトロに再配置されています。
元ヴァージョンの方は、後にベスト盤「THE SOUL 2」にも収録され入手が容易になりましたが、こちらはいまだにアルバム未収録で、シングルでしか聴けません。今後シングルが廃盤になれば、レア・トラックになること間違いなしです。しかし、マーセラスと美和さんの相性のよさを再確認できるまたとないヴァージョンですので、ぜひ入手していただきたいです。特にマーセラス好きの方は必聴です!また、「DIAMOND 15」ツアーの演奏により近いのはこちらです。それにしても、この時のシングルには『JET!!!』があり、マーセラス大活躍していますね。