THE FIRST DAY WITHOUT YOU -JAPANESE VERSION-
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演奏者 吉田美和:ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル
中村正人:ベース、プログラミング
アダム・ロジャース:エレクトリック・ギター、アコースティック・ギター
ダン・ぺティ:エレクトリック・ギター
ダグ・ぺティ:ピアノ、ローズ・ピアノ、シンセサイザー
ニア・Z:ドラムス バシリ・ジョンソン:パーカッション
他に、プログラミングされたシンセ音、追加ドラムス、パーカッション
ライヴ履歴 なし
2004年の英語アルバム「LOVE OVERFLOWS」で発表した英語詞の曲『THE FIRST DAY WITHOUT YOU』の日本語ヴァージョン。2007年のシングル「大阪LOVER」のカップリングで発表されました。発売後、アメリカのTVドラマ「CSI:NY(シーズン1)」の日本のみのエンディング・テーマに起用されています。
この日本語版ができるきっかけとなったのが、2006年の「THE LOVE ROCKS」ツアーで同じアルバムの『ONE YESTERDAY』と日替わりで『THE FIRST DAY WITHOUT YOU』を演奏したこと。この時ライヴで初披露となったのですが、ファンの間で反響が大きく「日本語版を作ってほしい」というリクエストが多く寄せられました。そこで、急遽日本語版を作ることとなったのです。
日本語の歌詞は、英語詞を元に美和さん自身が書き上げています。この作業に美和さんは苦労したそうです。また、「元々英語でできていた曲を日本語にするのは最初で最後かも」と話していますが、確か『WHEREVER YOU ARE』もそうだったような・・・。元々音数が少ないメロディなので、日本語にすると非常に簡潔で、その分印象に残るようになりました。サビでの力強いヴォーカルも、日本語だと英語とは違うインパクトがあります。一方、演奏は基本的には英語版と同じですが、まささんいわく「かなり作り直した」とのこと。クレジットによるとドラムスとパーカッションが追加されているので、この辺りは変わっているでしょう(あまり目立ちませんが・・・)。また、英語版に入っていた女性ヴォーカル2人のコーラスが取り除かれ、代わりに新たなコーラスパターンが美和さんによって加えられています。
この日本語版は、現在アルバム未収録で、シングルでしか聴けないレア音源です。まささんは、これがアルバムに収録されるものと思っていてショックを受けたらしいです(笑)。確かに、アルバムに入れても違和感のない仕上がりで、すっかり日本語曲になっていますしね。日本語版のライヴでの披露は、現時点ではありません。ただ、ファンの間では人気なだけに、今後期待されますね。個人的には、英語版の方が好きですが、日本語版もとっても新鮮で好きです。