NANTE KOI SHITANDARO

演奏時間:7'10"
収録アルバム:シングル「好きだけじゃだめなんだ」3曲目
作曲:吉田美和・中村正人  作詩:吉田美和  編曲:中村正人
プロデューサー:中村“キング”正人  レコーディング・ミキシング:ローランド・ヘリントン
演奏者  吉田美和:ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル   中村正人:プログラミング
              マーセラス・ニーリー:ヴォイス
ライヴ履歴 なし
参照:『なんて恋したんだろ』(オリジナル・ヴァージョン)
        『No Doubt〜such sweet love we shared』(英語版)

 1999年のヒット曲『なんて恋したんだろ』のダンス・ヴァージョンで副題は-king's crafty mix-。リミックス・プロデューサーはまささん。副題の「キング」はまささんの異名です。元々はアナログ盤のみの限定発売でしたが、2001年のシングル「好きだけじゃだめなんだ」に収録され初CD化。普通に手に入れることができるようになりました。前曲『TOKYO ATLAS』とはシンセ音でつながっています。

 ダンス・ヴァージョンと書きましたが、正確にはリズムの持つグルーヴを強調したもので、オリジナルより圧倒的に演奏時間が長いです。また、楽器はすべてプログラミングされたもの。そのため、オリジナルに比べ機械的で無機質な印象が強くなっています。また構成もイントロ・間奏・アウトロなどをいちいち長くしているので、間延びした感じがします。美和さんのヴォーカルにはしばしばエコーがかかっています。オリジナルよりバックの音が目立たないためヴォーカルが生々しく聴こえます。各所で聴こえるDJ風の英語のヴォイスはマーセラス・ニーリー。彼は後年『イノセント』でもヴォイスで参加して以降、アルバムツアーやDWLにも同行する「ドリカム・ファミリー」の一員となってゆきます。彼がしゃべっている言葉は曲とは関係はなく、雰囲気を出すためだけみたいです。

 一般的にも個人的にも、このヴァージョンはオリジナルを越えているとは思えません。退屈してしまうと思います。また、先に述べたように機械的なのでそういう音楽が苦手な人は抵抗感を感じるかもしれません。アレンジの面でも、ストリングスが奏でていたメロディをオルガンで代用したりと、オリジナルの美しさがなくなってしまっています(汗)。唯一面白いのはアップテンポ最後の部分の「恋だっ、恋だっ、恋だったんだろ」(編集して同じ部分を繰り返している)でしょうね(笑)。

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