薬指の決心
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演奏者 吉田美和:ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル
中村正人:ベース、プログラミング、キーボード、バッキング・ヴォーカル
西川隆宏:キーボード、サウンドデザイン、バッキング・ヴォーカル
モーリス・マイケル:ギター
ラウル・ドリヴェイラ:トランペット マーティン・ドローヴァー:トランペット
ニック・ペンテロウ:サックス ピーター・トムス:トロンボーン
他に、プログラミングされたシンセ音、ピアノ、ドラムス、ストリングス、ベル
ライヴ履歴 1991年「MILLION KISSES」 1995年、DWLで登場(ただしDVDには未収録)
2001年「DCT garden.com Off-Site Meeting 2001」、『go for it !』『戦いの火蓋』とのメドレーで登場 2007年、DWLで登場
ドリカムらしいハッピーなポップナンバー。ただし、作曲はまささんです。シングルカットはされませんでしたが、ファンの間で人気の曲で、2000年のベスト盤「The SOUL」にも収録されました。ミディアムテンポの曲で、サウンドでの聴き所はまささんのベースでしょう。テンポよくリズムをキープしていますが、間奏のうねる演奏に注目。他の楽器は、当時のドリカムに典型のギターにブラス・セクションという組み合わせ。
タイトルから察しのつくとおり、歌詞は恋人から婚約指輪をもらった主人公のしあわせを表現したもので、ウェディング・ナンバーとも呼べるでしょう。指輪がキーワードになる辺り、どこか『時間旅行』の続編にも取れます。さりげなく歌詞にインディー・ジョーンズが登場するところが美和さんらしいです(第2節のサビに入る部分)。サビで男性陣のコーラスが入るのはドリカムの定番であり醍醐味。
このように人気の高い曲なのにライヴでは出番が少ない方です。DWLでは2回のみ(しかも'95年はDVDには未収録)。こういう傾向は『Eyes to me』『go for it!』『あなたにサラダ』などにも見られます。非常にキャッチーなのに、なぜ出番が少ないのか謎です。(皆さん、もっとこういった曲もリクエストしましょう!)
ブックレットの歌詞は水色の明朝体で書かれています。この曲のページには、海ないしは湖の近くにいるドリカムの写真が掲載されてあり、開放感があります。アルバム「MILLION KISSES」では、この曲が終わると1秒ほどブランク(マイナス部)があり後半へ移動します。ドリカムのアルバムで初めて挿入されたマイナス部です。私事ですが、私の母のお気に入りの楽曲です。'07年DWLで初めて一緒にドリカムのライヴに行った時、あざとく2曲目に演奏されたのには驚かされました(笑)。