| 演奏時間：4'31" |
| 収録アルバム：「THE LOVE ROCKS」２曲目 |
| 「THE SOUL 2」１３曲目 |
| 作曲：吉田美和・中村正人 作詩：吉田美和 編曲：中村正人 |
| プロデューサー：DREAMS COME TRUE |
| レコーディング：後藤昌司、エド・テュートン ミキシング：エド・テュートン |
| 有名度 ★★★☆☆ |
| 人気度 ★★★★☆ |
| 管理人お気に入り度 ★☆☆☆☆ |
| このサイトでの略称・・・ＬＲ−２ |
PROUD OF YOU
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演奏者 吉田美和：ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル
中村正人：ベース、プログラミング、バッキング・ヴォーカル
武藤良明：アコースティック＆エレクトリック・ギター
パウリーニョ・ダ・コスタ：パーカッション
Full Of Harmony（ARATA、HIRO、YUTAKA）：バッキング・ヴォーカル
ラララ・ガールズ（吉田美和、NAOMI YOSHIMURA、有輝、MARIKO NAKAYAMA）：バッキング・ヴォーカル
他に、プログラミングされたシンセ音、ハープシコード、ストリングス、ドラムス、スチールパン、パーカッション
ライヴ履歴 2006年「THE LOVE ROCKS」 2007年、ＤＷＬで登場
アルバム「THE LOVE ROCKS」の実質的なオープニング・ナンバー。サビの「ラララ・・・」が覚えやすく印象的な曲で、一緒に歌いたくなりそうです。シングル発売はされていませんが、アサヒスーパードライ「2006 WORLD BASEBALL CLASSIC」日本代表応援CMソングになりました。また、ファンの間でも人気があり、アルバムナンバーながらベスト盤「THE SOUL 2」に収録されました。今後新たなスタンダードになる可能性の高い1曲です。
曲は、応援歌にふさわしいバスドラムと手拍子をベースとした力強いもので非常にシンプルです。『HAPPY HAPPY BIRTHDAY』を意識してアレンジしたと美和さんは語りますが、そちらよりソウルフルな感じです。序盤はバスドラム＆手拍子のみで、中盤からドラムスやギターも入りますが、全体的にシンプルなアレンジでつらぬかれています。前曲『愛がROCKするテーマ』にも入っていたスチールパンの音が印象的です。曲構成もシンプルで、そのせいか珍しく第3節まであります。まさにアルバムのテーマである「愛をROCKさせる」ような音楽で、『何度でも』とは別の意味でアルバムの中核をなす存在でしょう。
歌詞は、愛する身近な人たちへの応援歌です。頑張っている人に感謝し、尊敬し、誇りに思う。CMソングとしての枠を遥かに超えて、普遍的な意味での、誰に対しても通じる応援歌です。『go on,baby !』の進化形と言ってもいいでしょう。そんなメッセージを伝える美和さんのヴォーカルもソウルフルなものですが、メロの部分では気張らずにさらりと歌うのが印象的です。前曲『愛がROCKするテーマ』に続き、Full Of Harmonyと「ラララ・ガールズ」が参加しています（ゲスト詳細は『愛がROCKするテーマ』のページ参照）。メロのバックが前者で、あの覚えやすい「ラララ・・・」の繰り返しが後者でしょう。後半は「ラララ・・・」で大きな盛り上がりを見せます。
元々美和さんは「何も楽器がなくても、手拍子とストンプで歌える」ようなみんなで一体となって楽しめる曲を思い描いていましたが、その通りライヴ映えする曲です。この曲がライヴで初めて演奏されたのは、アルバム発売前の上原ひろみさんとのコンサート「SWITCH 20th Presents SWITCH ON LIVE Vol.4」（2006年1月）でのことですが、この時から既に観客と一体となって盛り上がっていたようです。アルバムツアーでももちろん盛り上がりました。そして、2007年にDWL初登場。今後、ライヴの定番曲として会場が一体となったひと時を期待できそうです。
この曲は、これまでのドリカムナンバーにないほどにシンプルですね。シンプルなサウンドを追求した成果でしょう。だからこそ曲の持つ魂の力強さや、歌詞のメッセージが直接胸に響いてきます。昔からのドリカムファンにとっては少し抵抗感があると思いますが（人気が出つつあるので心配する必要はなさそうですが）、ドリカムの新境地ですね。個人的には好みとはちょっと違う気がしますが、こういうのもいいかな、と思います。ライヴではぜひ定番になってほしいですね。何しろ、会場が一体となれる曲ですから！みんなで手拍子たたきながら「ラララ・・・」って、何かすごくいいじゃないですか！DWLとかでも大盛り上がりになればいいですね。