星空が映る海

演奏時間:5'51"
収録アルバム:「LOVE GOES ON・・・」7曲目
                     「The SOUL」 DISC-2 10曲目
作曲・作詩:吉田美和  編曲:中村正人
プロデューサー:マイク・ピラ、DREAMS COME TRUE
レコーディング、ミキシング:マイク・ピラ
有名度 ★★★★☆
人気度 ★★★★★
管理人お気に入り度 ★★☆☆☆
このサイトでの略称・・・LGO−7
『星空が映る海』(舞台となった大津海岸!)

 演奏者  吉田美和:ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル

        中村正人:ベース、プログラミング、キーボード、バッキング・ヴォーカル

        西川隆宏:キーボード、バッキング・ヴォーカル、サウンドデザイン

         モーリス・マイケル:ギター

        ラウル・ドリヴェイラ:トランペット

        他に、プログラミングされたシンセ音、ドラムス、ストリングス

 ライヴ履歴 1989年「ああ神より素敵なDreams Come True」「LOVE GOES ON・・・」  1990年「JUBILEE」  1991年、DWLで登場

         1991年「MILLION KISSES」、一部会場を除きアンコールで登場  1995年、DWLで登場(ただしDVDには未収録)

         1999年、DWL「夏の夢」、アンコールで登場  2007年、DWLで登場


 シングルカットこそされなかったもの、ファンの間では人気の高い曲。そのおかげか、'00年のベスト盤「The SOUL」にも収録されました。ゆったりとしたリズム・テンポの曲で、シンセストリングスとギターがメインのサウンドです。聴き所は、間奏などのトランペット・ソロでしょう。

 歌詞は、恋人と夜に海岸沿いをドライヴする様子を歌った内容ですが、この舞台は北海道豊頃町の大津海岸。美和さんの故郷・池田町の隣町です。歌詞に登場する灯台も本当にあるらしいです。歌詞に登場するさまざまな情景は、行ったことのない人にもいろいろ想像を膨らませてくれます。そしてヴォーカル面では、なんといっても冒頭のドリカム3人によるアカペラが印象的です。ドリカムがコーラス面でも魅力的なグループであることがよく分かります。本編では、美和さんがほとんどソロ・ヴォーカルで伸びやかに歌っています。

 ライヴでも'03年以外のすべてのDWLに登場するなど息の長い曲です。'91年にはオリジナルに忠実な演奏がされました。それとは対照的に'99年「夏の夢」のアンコールでは、全編アカペラで歌われました。この年の冬のDWLでは『眼鏡越しの空』をアカペラで歌うなど、ドリカムの生アカペラも魅力的で、ライヴの楽しみのひとつです。

 このように非常に美しいメロディ・歌詞・サウンド・ヴォーカルを兼ね揃えた曲であることは事実ですが、個人的にはそんなお気に入りではないです(汗)。曲が長く退屈してしまうのもありますが、やっぱり昔「食わず嫌い」みたいにこの曲を嫌っていたのが大きな原因でしょう。ようやくオリジナルアルバムで初めてちゃんと聴いたのですが、この時は非常に感動しました。こんないい曲を今まで避けていたのか・・・と。でも自分の中で大ヒットしたことはありません(苦笑)。ファン失格ですね・・・。ベスト盤「The SOUL」ではこの曲の終わりのギターと次の曲『サンキュ.』のイントロのギターの音が似ているのが印象的でした。こういった所にドリカムのセンスのよさがにじみ出ているのかもしれません。夜のドライヴにぴったりな曲ですね。

 私は、'07年DWLの「PP SPECIAL LIVE」に合わせて実際に大津海岸を訪れたことがありますが(2007.8.04)、想像していたよりそれほど長い海岸線でなかったのに驚きました。直線部分は車で走ればこの曲が完奏する前に通り過ぎてしまいます。灯台は確認できませんでした・・・。行った当日は台風が北海道の南を進んでいたためかなり雨が強く、いい天気とは言えませんでした・・・(ちなみに夜でないため「星空が映る海」ではありませんでした)。

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