アンドレ中村とオホーツク・ボーイズ/せつなくて 〜オホーツクにたたずむ男〜
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演奏者 アンドレ中村:ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル、プログラミング(!?)、ベース(!?)
オホーツク・ボーイズ:バッキング・ヴォーカル(!?)
佐々木康彦:ギター
人気度 ★★☆☆☆ お勧め度 ★★★☆☆ 管理人お気に入り度 ★★★★☆
作曲者度 海音寺潮二郎2曲
1991年に突如デビューした謎のユニット「アンドレ中村とオホーツク・ボーイズ」のデビューシングルにして唯一のCD。このシングルの後、ユニットは失踪してしまいます(笑)。その後の活動は、1999年のドリカムのライヴ・DWL'99「夏の夢」で「一夜限りの再結成」をしたのみです。ドリカムとの関連性は、このライヴ以外にも、CDのクレジットにスペシャル・サンクスとして名前が載っていることが挙げられます。
「アンドレ中村とオホーツク・ボーイズ」のメンバーは、リーダーにしてヴォーカル担当のアンドレ中村と、バックバンドと見られるニハエル・マージョ、岡リーナ、エヴリー・ツノダ、サリー・シンヤ・日ノ本の計5人。ただし、バックバンド4人の方は楽曲の録音に参加していない模様で謎。いずれもスーツ姿にマッシュルームヘアー(アンドレは金髪)という時代にそぐわない妙ないでたち。彼らの詳しいプロフィール・バイオグラフィは一切不明です。
そんな彼らがこの世に送り出した唯一のシングルがこの「せつなくて」。どこか懐かしい雰囲気の曲と、そのカラオケを収録。曲はアンドレがヴォーカルを担当。コーラスがついていますが、残るメンバーのものかは疑わしい所。作曲は海音寺さん、作詩は観音崎さん(笑)。ジャケットはメンバーの写真。裏ジャケットがインパクトあります。チャートでは34位と振るわず。そしてグループはいつのまにか表舞台から消えていったのでした(笑)。
以上が表面的な事実で、ここからは裏事情といわれているものを。「アンドレ中村」の元ネタは、まささんがパーソナリティを担当していたラジオ番組「NORU-SORU」でふくらんだ、「中村正人、演歌に挑戦する!?」という企画。まささんが「演歌は無理」と拒んだため代理としてアンドレ中村が登場したとか。まささんが否定しているため公式見解ではありませんが、アンドレ中村=まささんであることは間違いありません。なお、残るメンバーもそれぞれ「あの人じゃないか」という疑惑をもたれています。
残るメンバーと同一人物と思われている人・・・ニハエル・マージョ=西川さん、岡リーナ=美和さん、エヴリー・ツノダ=角田さん(DCTバンドのドラマー;アルバム「WONDER 3」に参加)、サリー・シンヤ・日ノ本=ドリカムのエピック時代の担当ディレクター(山本慎太郎さん!?)
このシングルは、一般の店頭で買い求めることは至難の業ですが、売れ残ったせいかドリカムの公式サイトではいまだに取り扱っています。ですのでそこで買い求めるとよいでしょう(私もそうしました)。アンドレ中村、絶対まささんです!まささんは「別人」とか「弟子」とか言っていますけど。中級以上のドリカムファンは必携。特にまささんファンの皆さん!このシングルでまささんの隠された側面を楽しんでくださいね!(笑)