おやすみのうた
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演奏者 吉田美和:ヴォーカル
中村正人:ベース、プログラミング
西川隆宏:キーボード、マニュピレート
ポール・ダン:エレキ・ギター、アコースティック・ギター 吉川忠英:アコースティック・ギター
ラウル・ドリヴェイラ:トランペット マーティン・ドローヴァー:トランペット
ニック・ペンテロウ:サックス ピーター・トムス:トロンボーン
大谷幸:ピアノ 濱田尚哉:ドラムス
他に、プログラミングされたシンセ音、ストリングス
ライヴ履歴 1996年「LOVE UNLIMITED∞」、全体の最後に登場 1999年、DWL「冬の夢」、『月光』『銀河への船』『三日月』とのメドレーで登場
2008年「WINTER FANTASIA 2008」
アルバム「DELICIOUS」の最後を飾る、静かな3拍子の曲。ドリカムのオリジナルアルバムで13曲目に位置する曲はこの曲が初めてです。全体を通して聴こえるシンセストリングスが印象的。アコースティックギターには前曲と同じく吉川忠英さんがゲスト参加しています。やさしくゆったりした演奏に、力強さを加えるブラス・セクションとドラムス。ヴォーカルは美和さんのみ。歌詞は子守歌になっていて、まさにタイトルの通り「おやすみのうた」です。美和さんのやさしく暖かい歌声と、サビの"La Do Da Di・・・"という不思議な魔法のような言葉で眠れること間違いなしです。歌詞中の「雪虫」とは、北海道で冬の初めに出現するアブラムシ科の昆虫のこと。今までの曲でもそうですが、美和さんは故郷・北海道の自然や暮らしに関する言葉をドリカムナンバーにさりげなく込めています。
ドリカムの3拍子のバラードはファンの間で人気が高いです(『銀河への船』『a little waltz』『月光』など)が、この曲も近年人気が出始めています。その大きなステップになったのが2003年のバラード・ベスト「DREAMAGE」への収録。これでより多くの人に聴かれることになるでしょう。
ライヴでは演奏された回数が少ないです。DWLでは1回。1999年「冬の夢」で、バラードメドレーの中で演奏されました。DVDでは、デイヴィッド・T・ウォーカーがギターを弾きながら穏やかに微笑んでいるのが印象的。
この曲がドリカムファンの間で子守歌として歌い継がれていくことは間違いないでしょう(笑)。個人的にはそれほど思い入れが強いわけではありませんが、美しいこの曲に聴きほれてしまいます。最後の繰り返しはどういう順番で出てくるかいまだ覚え切れていませんが・・・(汗)。それにしてもマニアックな謎なのが、「DREAMAGE」のCDレーベル面に記載されてある収録曲の版権の発生した年((P)のマークの後に年とトラック番号が書いてあるものです)の記述の中でこの曲だけが抜け落ちていること。なんで・・・!?