beauty and harmony
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演奏者 吉田美和:ヴォーカル
ライヴ履歴 1996年「beauty and harmony」、全体の最後に登場
2000年「DCT garden.com COUNTDOWN PARTY」、全体の最後に登場(DREAMS COME TRUE)
美和さんのファースト・ソロ・アルバム「beauty and harmony」のタイトル・ソングにしてオープニング・テーマ。タイトルの由来はもちろん美和さんの名前。「beauty」=「美」、「harmony」=「和」。まさに吉田美和ここにあり、というタイトルです。
そしてこのオープニング・テーマは、美和さんのヴォーカルのみというシンプルなアカペラです。1分もありませんが、天性のヴォーカリスト・吉田美和のソウルフルな歌声に思わずうっとりしてしまいます。歌詞は、夏の庭の一こまを歌ったもの。短い中にも詩的な表現が感じられます。「鶏頭」とは夏に咲く赤い花の名前。オープニング・テーマの役目をきっちり果たしている、インパクトのある始まり方です。
この曲のストリングス・アレンジのインストが、同じアルバムの最後に収録されています。アレンジはジーン・ページ。また、2003年に発売された美和さんの2枚目のソロ・アルバムは、「beauty and harmony 2」と名づけられていて、そちらもこの曲のようなアカペラのオープニングで始まっています。最後に同テーマ曲のストリングス・ヴァージョンが収録されているのも共通しています。
ライヴでは、アンコール後に全体を締める形で演奏されています。1996年は美和さんのソロ・コンサート、2000年はドリカムのコンサート・ツアーです。
美和さんのソロ・アルバムの最初は、美和さんのアカペラ。ソロだからこそ聴くことのできる醍醐味です。それまでのドリカムナンバーとは違った、詩のような美しさとダイナミックな力を感じる歌声です。ストリングス・ヴァージョンと聴き比べてみるのも面白いでしょう。