DREAMS COME TRUE/あなたに会いたくて

 1.あなたに会いたくて
 2.Don't You Say・・・
 
発売年月日:1989年3月21日
EPIC/SONY RECORDS  10・8H-3092
全体収録時間:9'24"
CD形状:8センチシングル
チャート最高位:チャート・インせず
 
プロデューサー:マイク・ピラ、DREAMS COME TRUE
レコーディング・ミキシング:マイク・ピラ
マスタリング:クインシー・タナカ
「あなたに会いたくて」

 演奏者  吉田美和:ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル

        中村正人:ベース、プログラミング、バッキング・ヴォーカル

        西川隆宏:キーボード、バッキング・ヴォーカル

        ピート・グレニスター:ギター

        ニック・ペンテロウ:サックス   ラウル・ドリヴェイラ:トランペット

 作曲者度 吉田2曲


 記念すべきドリカムのデビュー・シングル。ファースト・アルバム「DREAMS COME TRUE」と同じ1989年3月21日にリリースされました。3月21日は、ドリカムの記念日として重要な日となりました。2曲とも「DREAMS COME TRUE」収録曲ですが、『Don't You Say・・・』はアルバムよりも短いヴァージョンです(なぜかブックレットにはアルバムヴァージョンの演奏時間が記載されている)。両曲とも美和さんの作曲です。

 『あなたに会いたくて』は、ドリカムのデビュー曲として今でもファンの間では特別な位置にある曲です。まささんの作りそうなハードなロックナンバーで、勢いのある滑り出しでした。しかし、当然ながら当時のドリカムは知られていなくこの曲がヒットすることはありませんでした。そのため一般的には知られていなく、もったいない気がします。カップリングの『Don't You Say・・・』は、後のドリファンクの礎となるダンサブルな曲。ブラス・セクションがいいアクセントになっています。シングルには、冒頭のピアノ弾き語りの部分がカットされたショート・ヴァージョンを収録してあります。

 デビュー以来、1993年の「go for it!」までのシングルはすべて8センチシングルで時代を感じます。ジャケットには3人の懐かしい姿が映っています。

 エピック時代のドリカムのシングルは、ほとんどが現在入手困難で後追いファンにとっては悩みの種ですが、特にこのシングルなどごく初期のシングルは不可能に近い状態です。私もようやくこのシングルを手に入れました。そう考えると、デビュー当時からドリカムのファンで、リアルタイムでこのシングルを買っていたベテランのファンの方がうらやましい限りです。

 私はドリカムのデビュー曲が何だったのかは、知らずにきていました。最初は『うれしい!〜』か『STILL』あたりかなぁなんて予想していました。「monkey girl odyssey」のバンドスコアを見て初めて知りました。カップリングが『Don't You Say・・・』だというのは、インターネットを始めてから知りました。これには驚かされましたね。私の好きな曲ですので。そして、実際にシングルを買ってみて、初めて冒頭のスローな部分がカットされているのを聴いて驚いてしまいました!事前にネットで知っていた情報だとアルバムと同じものが収録されていると聞いていたので・・・。さらに、シングルにはなぜか「4'48"」と記載されています。謎だ・・・。

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