この恋はハードボイルド

演奏時間:4'55"(アルバムヴァージョン)
               4'18"(シングルヴァージョン)
収録アルバム:「MILLION KISSES」5曲目(アルバムヴァージョン)
                     シングル「忘れないで」カップリング(シングルヴァージョン)
作曲:中村正人  作詞:吉田美和  編曲:中村正人
プロデューサー:マイク・ピラ、DREAMS COME TRUE
レコーディング・ミキシング:マイク・ピラ
有名度 ★☆☆☆☆
人気度 ★☆☆☆☆
管理人お気に入り度 ★★★☆☆
このサイトでの略称・・・MK−5
『この恋はハードボイルド』(「ラブひな」のはるかさん&瀬田さん)

 演奏者  吉田美和:ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル

        中村正人:ベース、プログラミング、キーボード、バッキング・ヴォーカル

        西川隆宏:キーボード、サウンドデザイン、バッキング・ヴォーカル

        モーリス・マイケル:ギター

        ラウル・ドリヴェイラ:トランペット   マーティン・ドローヴァー:トランペット

        ニック・ペンテロウ:サックス   ピーター・トムス:トロンボーン

        マイク・ピラ:スパイA   ピート・フリス:スパイB

        他に、プログラミングされたシンセ音、ドラムス

 ライヴ履歴 1991年「MILLION KISSES」


 ドリマニアが喜ぶほどのマイナーな曲。まささんの洋楽嗜好たっぷりのハードなリフ・ロックです。よく聴くとギター・ベース・ヴォーカルが同じメロディを奏でています。意外ですが、シングル「忘れないで」のカップリングでした。その後アルバム「MILLION KISSES」にも収録されましたが、アルバムヴァージョンではイントロ前にシンセ音のソロが付け加えられています。ドラムスはプログラミングですが、ギターやブラス・セクションとあわせて力強くハードさを出しています。間奏の飛んでゆくようなまささんのベースも聴き所でしょう。

 歌詞はオフィスでの残業の様子を描いていますが、美和さんにそのような経験はなかったそうです。メロでは静かに、サビでは力強く歌う美和さんのヴォーカルは曲にあわせていたってクール。そして「無人のレセプション・・・」の部分では左右からスパイの交信みたいなものが聴こえますが、これはプロデューサーのマイク・ピラとアシスタントのピート・フリスによるもので、それぞれスパイA,Bを演じています。また彼等はラストのサビにも参加しているものと思われます(バッキング・ヴォーカルが分厚くなっているため)。

 アルバムツアーでしか演奏されていないほどマイナーでマニアックなこの曲ですが、私は収録アルバムの影響もあって好きです。ブックレットでのこの曲のトレードカラーは。右ページでは作曲者・まささんが誇らしげに笑っています(笑)。この曲を聴くと、私は愛読のマンガ「ラブひな」の登場人物、はるかさんと瀬田さんを思い出します。というか彼らの雰囲気にぴったり!まさにこの2人のためにあるといった感じの曲です(笑)。

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