愛しのハピィデイズ
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演奏者 吉田美和:ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル
中村正人:ベース、プログラミング、キーボード、バッキング・ヴォーカル
西川隆宏:キーボード、サウンドデザイン、バッキング・ヴォーカル
モーリス・マイケル:ギター
ラウル・ドリヴェイラ:トランペット マーティン・ドローヴァー:トランペット
ニック・ペンテロウ:サックス ピーター・トムス:トロンボーン
他に、プログラミングされたシンセ音、ピアノ、ドラムス
ライヴ履歴 1991年「MILLION KISSES」 2004年「ウラワン」
2009年「“ドリしてます?”」、『あなたに会いたくて』『STILL』『うれしい!たのしい!大好き!』『MEDICINE』『笑顔の行方』『今度は虹を見に行こう』『Eyes to me』『眼鏡越しの空』『決戦は金曜日』とのメドレーで登場(シングル「その先へ」に音源を収録)
全く知られないマイナーな曲で、ライヴでも演奏されたことが非常に少ないです。2004年春のライヴ「ウラワン」はマイナーな曲ばかりが演奏されたものなので、そこからもこの曲のマイナーぶりがうかがえます。美和さんが作曲した、アルバム「MILLION KISSES」の収録曲です。ブラス・セクションが華やかなシャッフル・ナンバーで、モーリス・マイケルのギターが弾く結構ハードなメロディラインが印象的。この時期全体にも言えますが、シンセ音を多用しています。
ドリカムの曲では珍しくラヴ・ソングではなく、「学校生活の思い出」をテーマに友達との思い出を歌った詞作です。第1節で夏の、第2節で冬の思い出を歌っています。そして卒業した後もみんなの幸せを祈っているよ、という思いの込められた内容です。第1節の「白い煙のバリアー」はタバコの煙のことだと思われます(汗)。美和さんの実体験が元になっているかは不明ですが、第2節で雪が降っている情景がある辺り、そうかもしれません。ヴォーカルは曲にあわせてはつらつと、明るい歌い方がされています。サビのタイトルコールのバッキング・ヴォーカルが楽しいです。
ブックレットではこの曲の歌詞はセピア色でイタリックで書かれていて、この曲のテーマである「学校生活の思い出」の詰まったアルバムのような雰囲気がします。当初タイトルを見た時、私はこの曲はスローな(『4月の雨』みたいな感じの)曲だと想像していました。実際はもっとうきうきしていましたが。2004年の「ウラワン」で演奏された時はうれしかったですが、個人的には『この恋はハードボイルド』のほうがマニアックでよかったかも・・・まささん作曲だし・・・(苦笑)。でもまささんのMCにあったようにあの時期(3月)にぴったりな選曲だったからいいとしましょう!でも2009年に再び取り上げられているからなぁ…(シングル「その先へ」に音源を収録。美和さんが歌いながら思わず笑ってしまっているのが面白い)。2009年は『この恋はハードボイルド』の方がよかった!(笑)