Goodbye,Darlin'
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演奏者 吉田美和:ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル
中村正人:ベース、プログラミング、キーボード、バッキング・ヴォーカル
西川隆宏:キーボード、サウンドデザイン、バッキング・ヴォーカル
モーリス・マイケル:ギター
他に、プログラミングされたシンセ音、ブラス、ドラムス、ボンゴ
ライヴ履歴 1991年「MILLION KISSES」 1995年、DWLで登場(ただしDVDには未収録)
2001年「DCT garden.com Off-Site Meeting 2001」、『忘れないで』とのメドレーで登場
アルバム「MILLION KISSES」前半の明るい曲が多い中、唯一悲しさいっぱいの曲。タイトルどおり恋人に別れを告げる内容の歌詞です。冒頭の美和さんのソロ・ヴォーカルや、せつない歌い方が悲しさを誘います。サビのバッキング・ヴォーカルもいいアクセントになっています。一番悲しさがこみ上げる部分は「大切な本も映画も・・・」の部分で、ハモリが美しくせつないです。ちなみに、第2節に入ってすぐのバッキング・ヴォーカルからこの曲が収録されたアルバム「MILLION KISSES」のタイトルがつきました。歌詞にも「100万のキス」が登場します。
曲はスローなバラードで、ボンゴがリズムでいいアクセントになっています。シンセ音が中心のサウンドで、前曲『彼は友達』同様生楽器はギターとベースのみ。後半で、サビに戻る部分のオルガンのグリッサンドが印象的です。
ライヴでは出番が少なく、かろうじてDWLで演奏されたことがある程度です。DWLの演奏がDVDに未収録なのは少し残念です。
収録アルバムが大のお気に入りの「MILLION KISSES」であることもありますが、この曲は私の大好きなドリカムナンバー20位くらいまでには入ると思います。それほど大好きな曲です。目立たないですが、ドリカムの「別れ歌」では指折りのせつなさがあると思います。「さよならダーリン」の繰り返しが本当に悲しい曲です。ブックレットでは歌詞は紫で、『4月の雨』『Eyes to me』と同じフォントで書かれています。ちなみに、このフォントはのちにアルバム「MAGIC」の歌詞カードのものと同じフォントだと思います。あと個人的な話ですが、この曲の「カレンダー捨てたこと気づいて」と「嵐の日そばにいてと言える」の部分を私は長い間違うメロディで覚えていました[微妙に違っていました](汗)。