| 演奏時間：4'23" |
| 収録アルバム：「THE LOVE ROCKS」９曲目 |
| 作曲：吉田美和・中村正人 作詩：吉田美和 編曲：中村正人 |
| プロデューサー：DREAMS COME TRUE |
| レコーディング：後藤昌司、エド・テュートン ミキシング：エド・テュートン |
| 有名度 ★☆☆☆☆ |
| 人気度 ★☆☆☆☆ |
| 管理人お気に入り度 ★☆☆☆☆ |
| このサイトでの略称・・・ＬＲ−９ |
WIFEHOOD ステ奥伝説 PART1 〜主婦の精 妻の精〜
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演奏者 吉田美和：ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル
中村正人：ベース、プログラミング、バッキング・ヴォーカル
武藤良明：エレクトリック・ギター
グレッグ・アダムス：トランペット チャック・ファインドリー：トランペット
トム・スコット：テナー＆バリトンサックス スティーヴ・ホルトマン：テナートロンボーン
パウリーニョ・ダ・コスタ：パーカッション ステ奥：口笛
他に、プログラミングされたシンセ音、ピアノ、ロードピアノ、オルガン、パーカッション、ドラムス
ライヴ履歴 2006年「THE LOVE ROCKS」
ドリカムお得意の変てこな感じの曲。『どうやって忘れよう？』『スキスキスー』『ヒの字』など、後半を中心にアルバムに1曲はこういう曲を入れることが増えてきましたが、ドリカムのユーモラスな側面を見ることができて面白いです。プログラミングによるシャッフルビートを基調とした楽しげなナンバーで、『あなたにサラダ』を想起させます。音があまり厚くなく、全体的にシンプルなのも『あなたにサラダ』に似ています。サビでは派手なブラス・セクションが入って賑やかになります。エンディングはスローになって意外な終わり方なのも、いかにも変てこです。「レッテル、レッテル」というコーラスが印象的です。
サウンド以上に変てこなのが歌詞です。夫（ステ旦）のために頑張っているけど失敗ばかりの奥さん、その名も「ステ奥」が主人公の奮闘記のような内容です。まさに『あなたにサラダ』の続編のようです。タイトルもドリカムの曲では最長という奇抜なものです。料理がなかなか上手にできないステ奥が「主婦の精」や「妻の精」（どちらもステ奥の妄想らしい）に頼っている様子が面白いです。ブックレットの歌詞のページには、7項目に渡って美和さんによる「作者注」がついていますが、ここまで歌詞カードを活用したのもこれが初めてです。エンディングの口笛もステ奥が吹いているらしいです（本当は美和さん？）。このように奇抜にはじけながらも女の子の気持ちをうまく歌った詞作は美和さんならではです。タイトルには「PART1」とついていますが、モンキーガールと同じく今後シリーズ化する可能性に期待できそうです。
ライヴではアルバムツアーで演奏されていますが、この時の前曲が『あなたにサラダ』です。やっぱり続編かも・・・。
この曲にはいろんな意味で驚かされました。タイトルも長いし、歌詞カードはものすごいことになっているし。ついには「ステ奥」なんて造語まで作っちゃうし・・・（数年後には「ステ奥」が全国的に普及してそう・・・）。しかし、すごく美和さんらしいですね！こういう変てこな曲がアルバムに1曲あるとマニアとしては安心します（笑）。ファンもひそかにこういうのを待っていたのではないでしょうか。料理で失敗ばっかりのステ奥にはモデルはいるのでしょうか？もしかしたらモンキーガールのように、美和さんの分身なのかもしれませんね。それにしても面白い失敗ばかりです（苦笑）。モンキーガール並みのステータスを獲得できるのか？すべては美和さんにかかっています（笑）。この曲が『あなたにサラダ』の続編だとしたら、『あなたにサラダ』は「PART 0」!?