MUSIC TRANSFERS
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演奏者 吉田美和:ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル
中村正人:ベース、キーボード、プログラミング、バッキング・ヴォーカル
デヴィッド・スピノザ:エレクトリック・ギター デイヴィッド・T・ウォーカー:エレクトリック・ギター
グレッグ・アダムス:トランペット、フリューゲルホルン リー・R・ソーンバーグ:トランペット、フリューゲルホルン
トム・スコット:サックス、サックスソロ ニック・レイン:トロンボーン
大谷幸:ピアノ
他に、プログラミングされたシンセ音、ドラムス
ライヴ履歴 2005年「DIAMOND 15」
まささん作曲による、初期ドリカムを思わせるハッピーな曲。ディスコ調のビートがノっていますが、イントロは静かに始まります。イントロ・間奏をはじめ全体的にフィーチャーされている陽気なサックスは、フュージョン界の巨匠トム・スコットによるもの。美和さんのヴォーカルは伸びやかに歌われています。歌詞は、久々に聴いた曲から当時の自分を思い出すという内容で、「間奏に入るSAXのソロ」という歌詞があることから、この曲自体のことを歌っているのかもしれません(いや、『うれしい!たのしい!大好き!』の可能性もありますが・・・)。「音楽はタイムマシーン」という持論を持つ美和さんらしい詞作です。
この曲は個人的にはあまり存在がないのですが、久々にドリカムらしいアップテンポで陽気な曲が登場したなぁと思いました。ビートは『太陽が見てる』に似ているのかな?曲の終わり方が意外でした。今回調べてみて初めて知ったのですが、トム・スコットはジョージ・ハリスン(元ビートルズ)のセッションがきっかけで有名になったそうです。思えば、ポール・マッカートニーの名曲『リッスン・トゥ・ホワット・ザ・マン・セッド』にも参加していますし。そこでも陽気なサックスを聴かせています。