| 演奏時間：3'31" |
| 収録アルバム：「DIAMOND 15」１１曲目 |
| 作曲・作詩：吉田美和 編曲：中村正人 |
| プロデューサー：DREAMS COME TRUE |
| レコーディング・ミキシング：エド・テュートン |
| 有名度 ★☆☆☆☆ |
| 人気度 ★★☆☆☆ |
| 管理人お気に入り度 ★★★★★ |
| このサイトでの略称・・・ＤＩ−１１ |
ヒの字
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演奏者 吉田美和：ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル
中村正人：ベース、キーボード、プログラミング、バッキング・ヴォーカル
デヴィッド・スピノザ：エレクトリック・ギター 今泉洋：アコースティック・ギター
大谷幸：ピアノ
他に、プログラミングされたシンセ音、管楽器、ハープシコード、ドラムス、マーチングドラム、太鼓
ライヴ履歴 2005年「DIAMOND 15」
美和さん作曲による、ユニークなナンバー。アルバム「DIAMOND 15」のレコーディングで最初に提出された曲です。昭和歌謡のようで、ビートルズのようで、『琥珀の月』や『いろんな気持ち』の系統のようで、音頭のよう。不思議なリズムを持った曲です。使われている楽器もインパクトありです。今泉さんの弾くアコースティック・ギターにのせて、なんと太鼓がリズムを取っています。そしてアウトロはマーチングドラム。管楽器のような音も面白いです。
歌詞は寝相の悪い美和さんらしいかわいらしいラヴソング。ベッドの中で「ヒ」の形をしながら恋人を慕う主人公が、待ちながら眠ってしまい「ヲ」の形（つまり逆さ）になってしまうという面白い結末。歌詞によれば「ヒ」は「ひとりぼっち」の「ヒ」（笑）。歌詞カードのタイトルでは美和さんが「ヒの字」を実演しています（笑）。カタカナを題材にしているので、ギターのデヴィッド・スピノザに意味を伝えるのに難儀したでしょうね。ヴォーカル面では、つなぎで「ヒの〜字〜」と歌うまささんの声が面白いです。
この曲がユニークなことは、ライヴでも証明されています。2005年のアルバムツアーでは、この曲の演奏が終わり美和さんが裏手に退がったあと、まささんと浦嶋りんこさん（バッキング・ヴォーカル）の司会により男性チーム・女性チームによる歌唱バトルと、観客を2手に分けてのダンス・バトルが行われ会場が盛り上がりました。私も当然ながら体験してきましたが、男性チーム用にまささんが作ってきた「ヒの字」のメロディはいまだに覚えています。ヒの字、ヒ、ヒの字〜・・・♪
『KUWABARA KUWABARA』『どうやって忘れよう？』『ケロケロ』など、ドリカムのアルバムには各1曲ほどこの曲のようなユニークな曲が入っていて私はそれが楽しみです。こういう遊び心もドリカムの魅力です。歌詞には笑いました。美和さんよく思いついたな〜。もしかして美和さん実際に「ヒの字」やったのでしょうか？この曲はぜひ音頭ヴァージョンをリリースしてほしいですね。『ケロケロ』と一緒に（笑）。この曲、数年後にはかなりマニアックな曲になっていそうですね。DWLで演奏されたら『どうやって忘れよう？』ほどの奇跡ですね（笑）。ドリマニアがうなってしまいます。