IT'S TOO LATE
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演奏者 吉田美和:ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル
中村正人:ベース、プログラミング、バッキング・ヴォーカル
西川隆宏:キーボード、バッキング・ヴォーカル
ピート・グレニスター:ギター
ニック・ペンテロウ:サックス
ラウル・ドリヴェイラ:トランペット
他に、プログラミングされたシンセ音、ドラムス
ライヴ履歴 1989年、「ああ神より素敵なDreams Come True」 1990年「JUBILEE」
1991年、DWL、『自分勝手な夜』『MEDICINE』『カ・タ・ガ・キ』とのメドレーで登場
2000年「DCT garden.com COUNTDOWN PARTY」と2001年「DCT garden.com Off-Site Meeting 2001」、『MEDICINE』『自分勝手な夜』『SWEET REVENGE』『ESCAPE』とのメドレーで登場
美和さん作曲のクールなナンバーで、のちの「ドリ・ファンク」といわれる曲たちの原型となっています。イントロからアウトロまで要所要所に登場するブラス・セクションのメロディが印象的。この部分はTV番組で使用されたことがあるそうです(未確認)。歌詞は自分に冷たくなってしまった恋人と別れ、彼を忘れようとするのだが、あまりにも深い恋だったので忘れられない・・・という悲しいラヴソングで、最後の美和さんが高音で伸ばすところは悲しさを誘います。
「ドリ・ファンク」の原型ということだけあって、ライヴではダンス・コーナーでメドレーとして登場することが多いです。'91年のDWLでは3曲のドリ・ファンクと一緒にメドレーで演奏されました。DVDではスローアレンジの前曲『MEDICINE』からこの曲でテンポが上がると同時に沸き起こる歓声が印象的です(そんなに注目されていた曲だったのでしょうか)。また2000年以降久々にライヴに取り上げられ、曲目を少し入れ替えてダンス・コーナーで演奏されました。
アルバム「DREAMS COME TRUE」でこの曲から3曲はアルバム中私が大好きな部分です(個人的理由もあり)。3曲とも歌詞を味わいながら聴くと悲しさがあふれてくるナンバーです。この曲はそれほど感動的ではありませんが、ハイライトとなる次曲・次々曲への前哨戦のような曲で、悲しさムードをだんだん引き上げてゆく効果があります。ぜひその点に留意して聴いてみてください。(もしかして私、美和さんの術にはまってしまった?)