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演奏者 吉田美和:ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル
中村正人:ベース、プログラミング
西川隆宏:キーボード、マニュピレート
ナタリー&エミリー・ピラ:ヴォーカル
ニック・ペンテロウ:ソプラノ・サックス
大谷幸:シンセサイザー
濱田尚哉:ドラムス
ジェローム・ブラウン:バッキング・ヴォーカル グレンヴィン・アンソニー・スコット:バッキング・ヴォーカル
マリオン・パウエル:バッキング・ヴォーカル サラ・ブラウン:バッキング・ヴォーカル
他に、プログラミングされたシンセ音
ライヴ履歴 なし
アルバム「DELICIOUS」('95年)のオープニングナンバー。一応冒頭に英語の歌詞がありますが、ブックレットに記載されてなく、また作詞者がクレジットされていないことから、インストとして扱っていいでしょう。作曲はまささん。大谷幸さんの弾くシンセサイザーがサウンドの要となっていて、涼しさと透明感を出しています。ビートは最初は太鼓風に始まります。ニック・ペンテロウのサックスはソプラノを使っています。最後は吸い込まれるようなシンセ音で終わり、すぐ次の『いつもいつでも』に流れていきます。
この曲の最初のアカペラは、前作「MAGIC」('93年)収録曲『a little waltz』をもとに作られています。歌詞は「MAGIC」のブックレットに書いてあったメッセージをほとんどそのまま使用していますが、これはアルバムツアー「MAGIC JOURNEY」('94年)では『a little waltz』のエンディングで歌われていました。美和さんと一緒にこのアカペラを歌っているのはマイク・ピラ(プロデューサー)の娘2人、ナタリーとエミリーです。そして後半の"Woh Woh Yeah Yeah Yeah・・・"という部分は、次のアルバム「LOVE UNLIMITED∞」('96年)収録曲『ROMANCE』の最後にも登場します。つまり、この曲は前作と次作の両方とリンクしているのです。この部分で美和さんと一緒に歌っているのは前作から参加している外国人コーラス隊3人に1人加えたものです。
この曲が発表された年がちょうどDWLに当たってしまったこともあり、ライヴでは1度も演奏されていません。
私が最初に聴いたドリカムのアルバムが「LOVE UNLIMITED∞」だったため、当然ながらこの曲より『ROMANCE』の方を先に聴いて親しんでいました。そのため、最初にこの曲を聴いた時は「『ROMANCE』のメロディだ!」と驚きました。そっちの方はダークなアレンジがされていますが。個人的には後者の方が好きだったりします。あと、この曲のアカペラ部分が『a little waltz』のメロディと同じらしいのですが、何度聴いてもそれが分かりません・・・(楽譜を見るときれいに一致するそうです)。