DARLIN'
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演奏者 吉田美和:ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル
デイヴィッド・T・ウォーカー:ギター チャック・レイニー:ベース
ハーヴィー・メイソン:ドラムス ジェイ・ワインディング:キーボード
ラルフ・マクドナルド:パーカッション マイケル・ブレッカー:サックス
チャールズ・ヴィール、ポール・シュア、ボニー・ダグラス、イスラエル・ベーカー、シャリ・ジペット、エズラ・クリエガー、ムレイ・アドラー、ジミー・ゲゾフ:ヴァイオリン
トーマス・トーリー、ザイン・カーン:ヴィオラ マーストン・スミス、リサ・プリバニー:チェロ
ジーン・ページ:ストリングス・アレンジメント
ライヴ履歴 1996年「beauty and harmony」、最初に登場
美和さんがソロ・アルバム「beauty and harmony」で発表したゆったりとした曲。当時のドリカムナンバーに通じる雰囲気もあります。分厚くはありませんが、使用されている楽器の数は収録曲中多い方です。滑らかで美しい生ストリングスが華を添えています。ストリングス・アレンジはジーン・ページ。間奏のサックスや、しっかりメリハリをつけているドラムスなども聴き所です。曲は間奏からサビに戻る段階で転調します。唐突に終わる構成が印象的。
歌詞は、甘美なラヴ・ソング。好きな人への想い、一緒にいる時の楽しみを歌っています。さりげなく恋人の寝顔を「おさるさんみたい」と言っているのが美和さんらしいです。イントロの英語のアドリブも印象的。この曲ではコーラスワークも大きな役割を担っています。サビでのタイトルの繰り返しや間奏の英語など、冷ややかな感じに暖かさを感じる、不思議な歌い方をしています。
この曲は、美和さんのソロ・ナンバーとしてはファンからの人気が高く、代表曲のひとつと言ってもいいでしょう。恐らく「beauty and harmony」からのシングルカットがあったとしたら、この曲も候補になったに違いありません。アルバム発売後に行われたアルバム・ツアーでは、この曲が最初に演奏されファンの歓声を沸かせました。
この曲は華やかですね。美和さんの甘いヴォーカルにうっとりしてしまいます。ストリングスも雰囲気を壊さない程度に入っていてキレイです。間奏前でのハーヴィー・メイソンのドラムスはテクニカルですが、この部分どこか『make me your own』に似ていません?パーカッションが目立たないながらもしっかり入っています。ヘッドホンで聴いてみてください!