バイバイ
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演奏者 吉田美和:ヴォーカル
デイヴィッド・T・ウォーカー:ギター チャック・レイニー:ベース
ハーヴィー・メイソン:ドラムス ジェイ・ワインディング:キーボード
ライヴ履歴 1996年「beauty and harmony」
美和さんのソロ・ナンバー。落ち着いた雰囲気を持つ曲で、ドリカムナンバーに似た、でも少し違う感じに仕上がっています。すべて生楽器のバンド・サウンドである点もその理由かもしれません。デイヴィッド・T・ウォーカーのやさしいギター・ソロが印象的。ジェイ・ワインディングの弾くキーボードも重要な位置を占めています。そしてハーヴィー・メイソンによるドラムスが、生楽器らしい迫力のあるプレイを後半聴かせます。フェイドアウトせずに終わるのもライヴ感あふれる雰囲気。
歌詞は、ゆったりした雰囲気の反面悲しいラヴソングです。恋人からふられた主人公が彼に別れを告げる内容で、多くのファンの共感を呼んでいます。そのため、この曲は美和さんのソロ・ナンバーの中でも人気の高い曲に入ります。美和さんのヴォーカルは節では感情を抑え、サビで一気に感情を込めて歌うスタイルをとっています。特に、間奏以降のヴォーカルは歌詞と共に感動的です。
私も、この曲は感動的だと思います。曲自体はそれほど悲しい雰囲気を持っていないのが余計歌詞を引き立たせています。共感できるということで、女性ファンには人気が高そうですね。バンド・サウンドも魅力的です。個人的には、第2節からサビに行かず間奏に行く展開が好きですね。後半はいつ聴いてもせつなくなってきます。