| 演奏時間：4'45" |
| 収録アルバム：「beauty and harmony 2」３曲目 |
| 作曲・作詩：吉田美和 編曲：中村正人 |
| プロデューサー：吉田美和、アル・シュミット |
| レコーディング：アル・シュミット、エド・テュートン ミキシング：アル・シュミット |
| 有名度 ★☆☆☆☆ |
| 人気度 ★☆☆☆☆ |
| 管理人お気に入り度 ★★☆☆☆ |
| このサイトでの略称・・・ＢＨ２−３ |
どうしてこんなに
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演奏者 吉田美和：ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル
デヴィッド・スピノザ：エレクトリック・ギター ウィル・リー：ベース
ランディー・ブレッカー：トランペット マイケル・ブレッカー：テナー・サックス
ボブ・ジェームズ：ピアノ、ローズ・ピアノ オマー・ハキム：ドラムス
ラルフ・マクドナルド：パーカッション
ライヴ履歴 2003年「“とつぜんのちっちゃい” tour of beauty & harmony 2」
美和さんがソロで発表したミディアム・テンポのポップ・ナンバー。どこかドリカムの作風にも似た感じです。割とさっぱりとした音作りですが、フュージョン界を代表するミュージシャンが集結しただけあり、名演が各所で聴かれます。曲を印象付けているのは、ブレッカー・ブラザーズとして活躍するランディーとマイケルの兄弟。オマー・ハキムはメリハリのついたドラミングを披露。エンディングに向かう部分でのフィルインは圧巻です。影ではボブ・ジェームズのピアノが大活躍。もちろんスピノザ、リー、マクドナルドの3人の演奏も見事。
歌詞は、駄々をこねながらようやく恋人と本格的な恋をスタートさせた主人公が、突然の恋の終わりに困惑する様子を描いたもの。明るくハッピーな曲調とは裏腹に失恋の内容というギャップがせつなさ・悲しさを滲ませています。駄々をこねる部分はサビですが、とっても美和さんらしくかわいらしいです。その部分のバッキング・ヴォーカルは、ドリカムのスタイルに似ています。ヴォーカル・スタイルも、失恋の内容に入る間奏手前から急に悲しさを込めたものになります。
この曲、どこか雰囲気がドリカムの『ごめんねＤＪ』（2001年）に似ていません？テンポや歌い方、アレンジなど・・・。まぁそちらがハッピーなのに対しこちらは悲しい展開ですけど・・・。ということはドリカムの作風に近い証拠というわけで、結構聴きやすいかと思います。演奏者の名演もすごいですが、それに顔負けしないほどヴォーカルでついてきている美和さんもすごい。オマー・ハキムのフィルインにのせて息継ぎなしに一気に歌ってゆく後半は必聴ですよ。